numan編集部
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――「『あんステ』TtM」「『あんステ』WoM」の時の舞台裏の思い出エピソードはありますか?
谷水:舞台裏でもずっと一緒にいました。めちゃくちゃ嬉しかったことがあって……いつもは本番が終わったら秒で帰る一慶くんが、僕らのことを待っていてくれたんですよ。
山本:僕だけ地毛だから……手櫛で氷鷹北斗から山本一慶に戻るんです(笑)。
竹中:だから一慶さんが全キャストの中で1番帰り支度が早いんですけど、他の『Trickstar』の3人が全キャストの中で最も遅い3人なんですよ。
山本:そう!尋常じゃなく遅いんですよ、この人たち!
谷水:それを「早くして~!」って言いながらも待っていてくれたんですよ。
松村:違うよ、待ちたかったんだよね?みんなと一緒に帰りたかったんでしょ?
山本:…………それは、哲学的な話になるな……。
松村:難しいこと言って!(笑)1人で帰るの寂しいんでしょ!
山本:(笑)。寂しいっていうか、4人でいるのが楽しくて。
谷水:嬉しい~‼地方公演の時も含めて、ずっと4人でいたよね。
竹中:オフ日もホテルの部屋で、4人でゲームしてました(笑)。
松村:なのに、公演期間が終わると本当にスケジュールが合わなくて会えなくなっちゃうんですよ……。
谷水:グループラインだけはずっと動いていて、ご飯行こうよ~とか、○○しようよ~って話にはなるんですけど、全然予定が合わないんですよね。
山本:また公演があれば会えるからいいか、くらいの気持ちなので、必死にスケジュール合わせる感じでもないしね。特に今回は「『あんステ』WoM」の後に『あんステライブ』が決まっていたから……。ねえ、ところで今のところ僕の帰り支度のエピソードしか出ていない気がするんだけど舞台上の思い出の話!何かない?(笑)
谷水:「『あんステ』WoM」の思い出……裏で『Eden』の曲をずっと3人で踊っていました(笑)。
竹中:僕以外の3人でね!
山本:スバルの重いエピソードが絡む話だったので、凌平は芝居に集中して、そこに混ざる空気じゃなくて。
松村:僕らも集中はしているんだけども!
山本:もちろん‼それはそうなんだけど。僕ら3人は凌平を見守りながら、気合入れとして『Eden』の曲を踊っていました。
竹中:楽しそうだったよ⁉(笑)
山本:だってスバルが落ち込んでいる時に、僕ら3人までズーンとした空気だったら嫌じゃない⁉
竹中:確かに。元気出ました。
谷水:『あんステ』あるあるというか、前作の「『あんステ』TtM」だと真緒が精神的に追い詰められているシーンがあったんですが、そういう時って『Trickstar』の他のメンバーと裏の導線でも全然会えないんですよ。
山本:「『あんステ』TtM」の時の2幕、力、裏でもずっと1人だったもんね。
竹中:だからこそ、舞台上で合流できた時、なおさら嬉しかった!スバルとしても、自分としても。
松村:逆に「『あんステ』WoM」の時は裏でも表でも僕と力はずっと一緒にいたかも。2人で歌う曲もあったし!
谷水:そう、だから物語の中の『Trickstar』と不思議とリンクしているんですよ。だからこそ、あの最終局面のシーンは、スバル――凌平は1人で集中して話すことを考えている時間だったなと。
竹中:前半は割と一慶さんと一緒にいましたけどね。
山本:日替わりのダメ出ししてたね。
竹中:もう日替わりの話は……思い出したくない(笑)。
松村:声が震えてるのよ!(笑)
――2作品を経て、ユニットとして成長したなと思う瞬間はありましたか?
谷水:『BREAKTHROUGH!』を歌っている時がよかったなぁって。いい意味でこれまでの『Trickstar』の曲っぽくはないのですが、ストーリーとしては、真緒が帰ってきて、新たな完全体の『Trickstar』が生まれたなっていう感じで披露できるのが、すごく嬉しくて印象的でした。
松村:僕は最後に歌う『Infinite Star』が思い出深いかな。それぞれのキャラクターの掘り下げがあって、これまでのストーリーがあって、それが積み重なった上で、あの曲を4人で楽しく歌えるっていうのが、すごく幸せで。
谷水:『Trickstar』って曲中でメンバーと目が合うことが多くて、それがこのユニットの良さだと思っているんですよね。メンバーの顔を見ると感慨深くなりますね。
竹中:(谷水さんと松村さんの)2人の曲(『1st SING-ALONG☆』)の時、お客様からは見えないところで、2人でウィンクし合ってたんでしょ?
谷水:そう(笑)。あれ、なんとBlu-ray&DVDには収録されたらしいですよ。
山本:え、どうやって⁉
谷水:ちゃんとカメラで抜いてくれて、上手いこと編集してくれたみたいです。
松村:嬉しいよね‼『あんステライブ』でもどれだけお客様の見えないところでウィンクできるかやろうよ。
山本:僕らもいるからね⁉
松村:あ、大丈夫、力とやるから(笑)。
山本:そう……。凌平!凌平の思い出の曲は⁉(笑)
竹中:(笑)。「『あんステ』TtM」で最初に歌った『HEART→BEATER!!!!』がやっぱり印象的です。僕にとってはお披露目で、緊張もしましたけど、裏でもみんながいつも通りにやろうねって言ってくれたので、『Trickstar』好きだな~って思いながらステージに立ちました。
松村:あとは成長したなと思ったのは、4人で、本当に打ち合わせなしの日替わりがバチっと決まった時……。
谷水:なんか分からないけど上手く……
山本:いや、いってないよ⁉ 上手くいってはないからね⁉
他3人:(笑)。
山本:揃った時はあった!そういう時は僕も「おお!」って思うんですよ。でもその後、誰も終わらせる方向にもっていかないのよ!
谷水:みんな欲しがりだからね。
山本:僕だけ‼「決まった~!」っていい感じのネタが揃った時に、そこから終わらせようと頑張っているのは‼
松村:楽しい時って……続けたいじゃん?
山本:まっつーは日替わり始まる前から、袖でもずっとニコニコ楽しそうにしてるもんな(笑)。
松村:一慶くんがヒヤヒヤしている時、僕はワクワクしています(笑)。
⇒インタビュー後編(⇒ https://numan.tokyo/feature/nmciczsu/)では、他のユニットで気になるキャラクターについてや、“パーティー”や“沼”にちなんだ4人のプライベートが垣間見える質問などをお届けします。お楽しみに!
文・取材:通崎千穂(SrotaStage)
撮影:徳永 徹
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