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アナタの推しを深く知れる場所」として、さまざまな角度で推しの新たな一面にスポットを当てていくnuman。2024年8月の深堀りテーマは“ホラー”。「苦手…」と言いつつ、ついつい見たくなる・聞きたくなる…「ホラーを推す」特集を実施中。
本特集の一つにあるのが、ホラーを推している人、ホラー作品にゆかりのある人から、映画・本・アニメ・ゲーム・YouTubeチャンネル…好きなホラーコンテンツを聞く「みんなの推しホラー作品」。numan読者が昨今の暑すぎる8月の真夏にヒヤッとできるような、ついつい“ホラーを推してしまう”ような、そんなひと時へと誘います。
今回は、ホラー作品好きのnuman編集部員が映画『グリーンインフェルノ』を紹介します。
INDEX
2013年にアメリカで公開されたホラー映画。環境保護を訴える活動をしている学生グループたちは、アマゾンからの帰路で不運にも小型飛行機が故障し、墜落してしまいます。
その地で出会ったのは、なんと人間を食べる習慣を持つ「食人族」。捕らわれた彼らは一人、また一人と喰われていく……というグロ×ホラー×パニックを描いた作品です。
「グロ耐性があるので、pixivの『#R-18G』タグ巡礼なんて余裕です(笑)」
そんな人でさえ、観たら100%気分が悪くなる。これ以上ないほどにグロく、人間のコワさを痛感する作品です。
食人(カニバリズム)文化のある民族の集落に、何も知らないまま紛れ込んだ若者たち。彼らは「神からのお恵みだ」と、一人ひとり順番に今日の食材になっていくのですが、とにかくその調理シーンが恐ろしい。
ナイフで一気に突き刺して仕留めるのでなく(その場合もありますが)、眼球を片方ずつぐちゃぐちゃとエグったり、股下から鋭利な石をぐりぐりと押し当てて内蔵まで到達させたり……。
しかもそれが部族にとっては神聖な儀式であるらしく、恍惚とした表情で見つめる彼らの瞳には、その美しさと反対に獣のような恐ろしさを感じました。
「結局一番コワいのは人間」とはよく言いますが、厳密に言うと「到底理解できない文化や価値観を持った人間」こそが恐ろしいのかもしれません。
ちなみに、観た後は食欲がドン底までに減退する(特に生肉や刺身は見たくなくなる)ので、ダイエット中の方はある意味オススメ。ですが、くれぐれもグロ耐性のない方は閲覧注意です。
(執筆=柴田捺美)
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