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個性豊かな能力を持ったキャラが多く登場する、人気マンガ『ONE PIECE』(ワンピース)。作中では、キャラが食べた“悪魔の実”の種類によって獲得できる力も異なるのが特徴です。
しかしキャラによっては食した実の詳細がまだ明かされていない場合もあり、読者の間ではたびたび考察の対象に。なかでもメインキャラであるトニートニー・チョッパーが食べた悪魔の実に関しては、ネット上でもいまだ議論が繰り広げられています。
INDEX
チョッパーが食べた悪魔の実について、作中ではこれまで“ヒトヒトの実”であることしか明かされていません。ヒトヒトの実とは、数ある悪魔の実の中でも“動物系”に分類されるアイテム。食べることで人間のような身体の使い方が可能になったり、人間の言葉を話せるようになったりします。
実際にヒトヒトの実を食べたチョッパーは、元トナカイでありながら人間とも会話が可能に。また人間のようなフォルムに加え、獣、獣人とさまざまな形態に身体を変化させることができるようになりました。
チョッパーは作中でも比較的初期の段階で登場するキャラクターのため、彼が食べたとされるヒトヒトの実について疑問を感じる声はもともと多くはなかったようです。
しかしストーリーが進むにつれ、ヒトヒトの実にはさまざまな種類があることが判明。そのためネット上では、チョッパーの食べたヒトヒトの実にも何らかの秘密が隠されているのではないかと推測する読者が増えています。
これまで作中で登場したヒトヒトの実のうち、チョッパーが食べたもの以外に詳細が判明しているのは3種。
具体的にはセンゴクが食べたモデル“大仏”、オニ丸(牛鬼丸)のモデル“大入道”、モンキー・D・ルフィが食べ、長年ゴムゴムの実と呼ばれてきたモデル“ニカ”です。
これら3種類のヒトヒトの実はすべて“幻獣種”というカテゴリーに属していることから、ネット上では「チョッパーが食べた実も幻獣種なのでは」という説が浮上しました。
チョッパーの食べたヒトヒトの実についてまず挙げられているのが、モデル“バッカニア”説。バッカニアとは、作中における種族のひとつです。
バッカニア族に該当するバーソロミュー・くまは、屈強な上半身に華奢な下半身を合わせた体格になっているのが特徴的。そしてくまのフォルムは、チョッパーが“人型”に変身した際の見た目の特徴と共通しています。
バッカニア族は『ONE PIECE』の世界でも古くに繁栄した種族とされていることから、「かつては“人間”といえば“バッカニア族”のことを表してて、チョッパーが食べたヒトヒトの実の“ヒト”も“バッカニア族”を指していたのかも」という意見が見られました。
また他には、チョッパーが変身した姿や雪国出身であることなどから連想してモデル“雪男”説を唱える人が。
「チョッパーの見た目はただの人間っぽくないしあり得そう……」「でも雪男だとしたらなんでここまで隠してるんだろう?」といった声も見られ、議論が広がっています。
まだまだ謎の多いヒトヒトの実。今後の展開の中で明かされるのかどうか、ぜひ注目してみてください。
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