広告をスキップ
Da-iCE(ダイス)オフィシャルサイトより

Da-iCEの「一発屋にはなりたくない」という思い。バイトに借金…苦節10年の末に掴んだ“紅白出場”までの軌跡

年末も近づき、第75回NHK紅白歌合戦の出場者が発表されました。「Bling-Bang-Bang-Born」が世界的にヒットしたCreepy Nutsや、TiKTokで大バズりしたこっちのけんと、心機一転再デビューのNumber_iなどなど…。

話題の初出場組は数あれど、個人的には苦節の末にメジャーデビュー10年目で初出場を決めた「Da-iCE」を推したいところ。今回はDa-iCEの歴史とメンバーのキャラクターや実力などを深堀してみたいと思います。

Da-iCE(ダイス)オフィシャルサイトより

Da-iCE(ダイス)オフィシャルサイトより

派遣バイトに借金の過去…結成13年の絆を感じるメンバー

Da-iCEは、2011年に結成し、2014年に1stシングル『SHOUT IT OUT』にてメジャー・デビューした5人組のダンス&ボーカルグループ。メンバー最年少は30歳の和田颯さん、最年長は37歳の岩岡徹さんや工藤大輝さん、という大人の色気もあふれる面々です。

巷にあふれるボーイズグループは多々あれど、そのどれにも括られていない存在であることが、Da-iCEの地味ながらも注目すべきポイントでしょう。

結成のきっかけは、のちにマネージャーとなる所属事務所(avex)のある社員が夢だったダンス&ボーカルユニットを作るために自発的に立ち上がったことだそう。そのための特別なオーディションもなく、avexの練習生やコンテスト優勝者に声をかけるなどして選抜されました。つまり、事務所がavexであること以外、何もないところから集まった5人組なのです。


結成後は多くのライブハウスやメジャーアーティストのオープニングアクト、インディーズレーベルでの楽曲の発表など、華々しさはないものの地道な活動からスタート。その頃、メンバーたちは同居生活や、派遣のバイトや借金など、相当の苦労を強いられる日々だったそうです。

そんな苦難を乗り越えた経験があるからこそ、年齢や性格もバラバラ、それぞれのアイデンティティの強さがあるにもかかわらず、自然と一体感や深い絆を感じさせるのでしょう。結成以来13年、メンバーの脱退加入もなく、大きな問題もない(小さな恋愛スキャンダルはありましたが……)というのは、珍しいことかもしれません。

恋愛ゲームやバラエティでも奮闘!ファンを大事にする一面も

ダンスも歌も折り紙付き、実力派グループのDa-iCEですが、2014年のデビュー後はメンバーの「顔面偏差値75」というキャッチフレーズで、ビジュアルの良さを売りにしていたんです。

本人たちは「不本意な部分はあった」と言うものの、それをきっかけに動画をチェックしてくれたらいいという思いで受け入れ、握手会やめちゃイケのアイドル運動会出演などの活動にも積極的に参加。

Da-iCEの動画見放題アプリで配信されるバラエティ番組『ロクメン学園』では、制服姿などでわちゃわちゃと企画に奮闘する姿も見られます。また、『Another story of Da-iCE~恋ごころ~』なるメンバーと恋愛できるゲームアプリもあり、メンバーたちの普段着の画像や甘いボイスを堪能することもできます。

パフォーマンスはもちろん、作詞作曲、振りつけ、セルフプロデュースもできるアーティストではありながらも、アイドル的なファン活動もいまだ忘れない彼ら。それだけ、謙虚でファンのことを大切にしていることが分かります。

その後、フジテレビ系TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌(「DREAMIN' ON」)や、人気マンガのドラマ化『極主夫道』の主題歌(「CITRUS」)、声優の木村昴さんとコラボした仮面ライダーシリーズの主題歌(「liveDevil」「Dance Dance」)などでアニメ等のサブカル層にもその名を知られるようになりました。そして努力が実り、紅白に出場するまでに至ったのです。

個性豊かなメンバーの「注目ポイント」をあらためてご紹介!

ここで、Da-iCEメンバーの個々のキャラクターを紹介させてください。

IMAGE

小政りょう

映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

この記事に関連するタグ

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜