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推しホラー作品_恐之本

ちゃんめい「読んだことを後悔するくらいコワい」マンガ『恐之本』【みんなの推しホラー作品】

「アナタの推しを深く知れる場所」として、さまざまな角度で推しの新たな一面にスポットを当てていくnuman。2024年8月の深堀りテーマは“ホラー”。「苦手…」と言いつつ、ついつい見たくなる・聞きたくなる…「ホラーを推す」特集を実施中。

ホラーを推す2024 カバー画像

本特集の一つにあるのが、ホラーを推している人、ホラー作品にゆかりのある人から、映画・本・アニメ・ゲーム・YouTubeチャンネル…好きなホラーコンテンツを聞く「みんなの推しホラー作品」。numan読者が昨今の暑すぎる8月の真夏にヒヤッとできるような、ついつい“ホラーを推してしまう”ような、そんなひと時へと誘います。

今回は、ホラー作品好きのマンガライター・ちゃんめいさんが選ぶ推しホラー、マンガ『恐之本』をご紹介します。

マンガ『恐之本』とは?

ホラーマンガ家・高港基資さんによるマンガ作品。現代的な学園青春漫画風の絵柄の中に狂人、幽霊、妖怪…怪異などから与えられる、じわじわと迫る恐怖が描かれた阿鼻叫喚の絶叫シーン満載の傑作選集(少年画報社)。

マンガライター・ちゃんめいのひとことレビュー

本作を一言で表現するならば「読んだことを後悔するくらいコワい」。例えば、恐ろしい形相の幽霊、じわじわとコワさが増すストーリーテリングなど、人が恐怖を感じるポイントはさまざまですが、一番最初に挙げた“恐ろしい形相の幽霊”にピンと来た方はぜひ手に取ってみてほしい!

作者・高港基資先生が描く、この世のモノではない“何か”たち。それは、しばらく凝視していたら何かが起きそうなほどに禍々しく、就寝時に目を瞑ると脳内に鮮明に蘇ってくるような........。どこまでも付き纏ってくるような狂気に満ち溢れているのです。

また、高港基資先生の数あるホラー作品の中でも『恐之本』シリーズはとりわけ理不尽な怪異が私たちを襲います。普通に生活していただけなのに、そんなつもりはなかったのに……いわば通り魔的にこの世のモノではない“何か”に見舞われ、抵抗するも諦めとともに受け入れるしかない。そんな圧倒的な絶望が描かれています。

一度見たら終わり。脳裏に焼き付いて消えない、高港基資作品だからこそ味わえる恐怖をぜひに!

(執筆=ちゃんめい)

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numan編集部

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