ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

王道展開に沼落ちです。台湾BLのキャストに取材したらフレッシュさにクラクラした…！【今見るべきはアジアBL】

皆ーーーーッ！　BLドラマ見てるーーーーー！？

今や一大ジャンルとしてファン層が固定化された感のあるタイBL、短編ながらもぎゅっと濃密なときめきが詰まった韓国BL、壮大なスケールと複雑なストーリー展開に引き込まれる中国ブロマンス。
そして日本でも各クール新作が放映されるようになり、今や話題を聞かぬ日はない──ばかりに知名度を上げているBLドラマ。昨シーズンはドラマ『体感予報』のヒットも記憶に新しいですよね。

小説からコミック、実写ドラマときて、さらに国内海外と日々増えていくBLコンテンツをひたすら摂取する腐女子歴35年超の私は……

＼BLドラマ、はーい、毎週観てまーーーーーーすっ！！／（大声）

台湾の新たなBLドラマシリーズ、その名も『VBLシリーズ』の配信が毎週楽しみなんですよね。

いち早く『HIStory』シリーズで世界に向けてBLドラマを配信し始めた台湾は、これまでにも多くのBLドラマがリリースされていますが、VBLシリーズは、台湾の三立電視と株式会社エスピーオーが共同制作したオリジナル脚本によるBLドラマシリーズ。

学園系、スーツ系、ヒーリング系、AI系の４作で構成され、日本と台湾で７月から順次同時配信されています。

2023年12月現在、シリーズ一作目の『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』、シリーズ二作目となる『You Are Mine（原題：絕對佔領）』そして三作目の『VIP Only（原題：保留席位）』が配信中。

そのうち、学園系とスーツ系、王道ジャンル2作品の主演キャストが来日！
それぞれの作品の見どころや撮影時のエピソードなどお話を伺いました。

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写真左から、顧歩夏（グー・ブーシア）を演じたホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、江馳（ジャン・チー）を演じたヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん

INDEX

キャストインタビュー「二回ともベッドが壊れました（笑）」ホン・ウェイジョー（洪暐哲）＆ヤン・イーシュエン（楊懿軒）

VBLシリーズ1作めとなる『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』は、
家出して医学部から法学部に転学したエリート学生・江馳（ジャン・チー）と、幽霊が苦手な宮廟（※）育ちの顧歩夏（グー・ブーシア）、ルームメイトになった二人が徐々に心を通わせていくストーリー。
※宮廟…台湾でよく見られる道教の寺院のこと。

顧歩夏（グー・ブーシア）を演じたホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、江馳（ジャン・チー）を演じたヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん、お二人のインタビューをお届けします。

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

──まず、『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』の見どころは？　注目して欲しいポイントはありますか？

ホン・ウェイジョー（以下、洪暐哲）：
一般的な恋愛って、誰かの紹介とかそういったものがきっかけになることが多いと思うんです。でも僕たちに関して言うと、きっかけが幽霊。これって特別というか面白いところだと思うんですよね。

ヤン・イーシュエン（以下、楊懿軒）：
そうだよね。

洪暐哲：
しかも最初は二人ともすっごく仲が悪いんですよね。そこからどんどん仲良くなって絆が深まっていくところ、幽霊とも、最初はすごく怖がっていたのに後半では友達になっていったり、そういった展開が楽しんでいただけるところかなと思います。

──撮影時に印象に残ったエピソードはありますか？

楊懿軒：
ベッドでのシーンを二回撮影したんですけど（※7話と9話）、二回ともベッドが壊れました（笑）。バーンッ！って（笑）。

（一同笑い）

──本作の顧歩夏は、幽霊の声が聞こえてしまう男の子ですが、実際お二人は幽霊を信じるタイプ？

洪暐哲：
幽霊は存在するって思ってます。でも、こちら側が悪さをしなければ幽霊も何もしてこないだろうって思ってるから、存在自体は怖くないですね。

楊懿軒：
僕も霊の存在は信じてるんです。こっちが何もしなければ幽霊も何もしてこないだろうな、とは思っていますが──やっぱり怖いです（笑）。

──お二人とも真逆なんですね（笑）。BLドラマは、やはりキャスト同士のケミ（相性）が重要だなと思うのですが、お二人が仲を深めるためにやったことは？

洪暐哲：
いろいろやりました（笑）。二人でプリクラ撮ったり、夜市に遊びに行ったり、ドライブに行ったり──。

楊懿軒：
うんうん（隣でニコニコと頷く）

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

──オーディションの時、お互いに相手役が彼になるだろうな、みたいな予感がありました？

洪暐哲：
実は、オーディションは江馳（ジャン・チー）役で受けたんです。だからオーディションでは楊懿軒と一緒に演技していないんです。

楊懿軒：
そうなんです。

洪暐哲：
オーディションのときは、あまり自信がなかったんです。江馳って感情をあまり表に出さない、一見冷たい近寄りがたいキャラクターじゃないですか。僕自身は逆にアクティブでオープンマインドな性格なので、演じられるかどうか少し不安だったんですけど、顧歩夏役に決まったと聞いて安心しました（笑）。

──顧歩夏は、とても素直で距離感も近いタイプのキャラクターですよね。絆されやすいと言うか（笑）。作品を見てすごく合っているなと思いました。

洪暐哲：
（日本語で）ありがとうございます（笑）。

──お互いの第一印象は？

洪暐哲：
イケメン！（笑）。

楊懿軒：
元々同じ学校に通ってたので、知り合いではあったんです。でも撮影を通じてお互いをもっと知るようになって、仲良くなりました。

──作品は日本でも沢山の方々が見てくださってると思いますが、日本での人気を実感されることはありますか？

洪暐哲：
台湾でのイベントに、ファンの方が日本から来てくださったんです。

楊懿軒：
すごく感動しました。応援してくださってすごくありがたいです。

──それでは最後にファンに向けて一言お願いします。

洪暐哲：
いつも応援ありがとうございます。そして、作品を見てくださってありがとうございます。

楊懿軒：
これからも引き続き頑張ります！

洪暐哲：
（日本語で）日本のファン、愛してる～～！　よろしくお願いします。

──お二人とも、本日はありがとうございました！

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

『Stay By My Side』家出してきたエリート転学生×幽霊の声が聞こえる怖がりワンコ、ルームメイトの二人が織りなす学園ラブ

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さんのインタビュー、いかがでしたか？
終始ニコニコと笑顔、時折目を見交わしてお話する二人の姿は、気心の知れた距離感でとっても素敵でした！
それではここからは、お二人が演じた『Stay By My Side』について、あらすじと見どころを少しだけご紹介します。

あらすじ

顧歩夏（グー・ブーシア）は幽霊が苦手な宮廟育ち。顧歩夏には幽霊の声が聞こえる能力があったが、怖がりな顧歩夏は祖父や姉に守られ、その力は封印されていた。

ある日、姉が不注意で彼の霊符の一角を焼いてしまい、顧歩夏は幽霊の声が聞こえるようになってしまう。だが、新しいルームメイトの江馳（ジャン・チー）がそばにいると、なぜか幽霊の声が聞こえなくなることに気が付き……。

江馳は家出したエリート転学生。両親からの経済援助を受けずにバイトをしながら大学に通っている。部屋を片付けないルームメイト顧歩夏はやけに自分にベタベタしてくる。元気で何も怖くないように見える顧歩夏だが、時々見せる怖がる表情に、次第に江馳は彼がほっとけなくなってしまい……。

『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』場面カット

衝突ばかりの二人が、幽霊をきっかけにどんどん距離が縮まる……！

愛情と友情の”好き”の区別もまだついてない、甘えん坊で素直な歩夏が可愛い！部屋が片付けられないのも納得です。

そして江馳は、家族の反対を押し切って医学部から法学部に転学したイケメンエリートくん。親からの経済援助もなく、バイト三昧な上に潔癖な性格とあっては、水と油、二人が最初に猛反発するのも頷けます。

『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』場面カット

インタビューでも話していましたが、そんな二人が徐々に距離を縮めていくのが見どころ！

一見冷たくて人を寄せ付けない雰囲気の江馳が、やたらとベタベタしてくる（幽霊避けのため）歩夏を次第に意識し始める前半と、気持ちを自覚した江馳に迫られ、歩夏が自分の本当の気持ちを考え始める後半と、二人の恋の行方をヤキモキしながら観てしまいます！

そして気持ちが通じ合い、誰はばかること無くイチャイチャしちゃう二人をニヤニヤしながら見て欲しい！

また面白いのは、日本ではあまり馴染みのない廟のエピソードが取り入れられているところ。台湾の幽霊事情（？）も垣間見えて興味深いです。

『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』場面カット

ボーイズグループ「新風暴」出身の洪暐哲が歌う、本作のOPテーマ『牛頓興蘋果（ニュートンのりんご）』も可愛くてオススメですよ！

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

VBLシリーズはまだまだある！　台湾BLドラマもいいぞ

VBLシリーズは、本作『Stay By My Side』を皮切りに、『You Are Mine』『VIP Only（原題：保留席位）』『AntiReset（原題：恒久定律）』と4作がラインナップ。

台湾では、イベントやグッズ、コミカライズなど様々なメディアミックスも進行中！
さらに日本では、本作のDVD／Bru-lay BOXが2023年12月8日（金）より発売されます。すでに予約も始まっているので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。配信で何度もリピートしても、やっぱり形あるBOXって、みんな違ってみんなイイ……ですよね（笑）。

ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん、ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん/VBLシリーズ『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

VBLシリーズ2作めとなる『You Are Mine』主演、夏商舟（シア・シャンジョウ）役：マオ・チーション（毛祁生）さん、堯舜宇（ヤオ･シュンユー）役：シャオ・ホン（蕭鴻）さんにもお話を伺いました。こちらの掲載（2024年1月予定）もお楽しみに！

写真左より、『You Are Mine』夏商舟（シア・シャンジョウ）役：マオ・チーション（毛祁生）さん、堯舜宇（ヤオ･シュンユー）役：シャオ・ホン（蕭鴻）さん、『Stay By My Side』江馳（ジャン・チー）役：ヤン・イーシュエン（楊懿軒）さん、顧歩夏（グー・ブーシア）役：ホン・ウェイジョー（洪暐哲）さん

作品概要

『Stay By My Side（原題：免疫屏蔽）』

■CAST
ホン・ウェイジョー（新風暴）
ヤン・イーシュエン「About Youth」「百萬人推理（原題）」
チェン・ジンシン「最初の花の香り」
シア・ユーホー「一家團圓（原題）」
ウェイポー・リァオ「Be Loved in House 約・定～I Do」「仙女姐姐來我家（原題）」
シュー・ボーウェイ「正義の法則」
ケビン・チャン

■STAFF
演出：ウー・カイフェイ
脚本：ツァイ・フェイチアオ
リン・ベイシュエン「サンドイッチガールの逆襲」
出品：三立電視（台湾）、エスピーオー（日本）
総監修：ツァイ・フェイチアオ「We Best Love」シリーズ、「My Tooth Your Love ラブリー・クリニック」
監修：シュー・ズールイ
シャオ・ジーウェイ「恋愛は科学!? -What is Love?-」「跟鯊魚接吻」（原題）