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オタクが独断で選ぶ【2024年ベスト2.5次元俳優】5選!おもしれー俳優 加藤将が最高すぎた。岡宮来夢の表現力には雄叫びを上げてしまった…

前述の続きとなってしまうのですが、進撃ミュにてリヴァイ役を演じられている松田さん。撮影OKの『Now or Never!』の披露中のある出来事が、先日、SNS上で話題になりました。

舞台は生(なま)ものなので、予測不可能がことが起きてしまうのは必至。どんなに気をつけていても、起きるときには起きてしまいます。稽古場でも、何かあったときの対処法をあらかじめ擦り合わせておくことも少なくはありません。

今回ダンスパフォーマンス中にマントの留め具が外れてしまったリヴァイ。なんと楽曲終了数秒前に、まるで翼が生えたかのようにくるりと舞ってマントを取り払ってしまったのです。

タイミング、角度、スピードすべてが完璧でした。とっさの機転、判断、やりきってしまう力量⋯これまで培ってきたものが確かだからこそ、あの一瞬に、あのドラマが生まれたのではないでしょうか。その背景を思うと、「わーすごい!かっこいい!」のような短慮な言葉で片付けるなんてことは到底できず、ジーンと胸に広がるものがありました。

舞台上でのこういった事態をわざわざ記事に取り上げるのは⋯とも考えたのですが、あの一瞬のシーンに松田さんの役者人生の様々なものが詰まっていると感じ、書かせていただきました。

余談ですが、ストレート舞台で松田さんの軌跡をたっぷり感じた作品を上げるとするなら、板尾創路さんとのW主演舞台『聖なる怪物』(2023年)かな、と。

この作品で“無垢って実は怖い”という、知り得なかった感覚を味あわせていただきました。松田さんが演じた町月の無限の純粋さは、いつのまにか精神を蝕み、今でもたまに思い返すほど脳裏に焼き付いています。

梅津 瑞樹さんの「エチュード」の進化が止まらない!

末満健一さん作・演出の大人気シリーズ「TRUMP」。今年は新たな試みとしてTVアニメ化もされ、ファンの皆さんには供給の多い一年だったかと思います。

シリーズ全体の特徴としては、吸血鬼たちの崇高な生き様や、策略と欲望に満ちた人間関係が、緻密に設定された伏線の上で描かれるところにあるのではないでしょうか。

そんなシリーズ最新作となったのが舞台「マリオネットホテル」。これまでと違い、推理要素が多く、TRUMP初心者でも入門しやすい内容でした。

梅津さんが演じられたエゴ・ヴェラキッカという役は“シャルロッテ”というマリオネット人形を抱く、クセ強キャラ。当初は「ネタキャラかな⋯?」と感じていましたが、主人公のダリ・デリコ(役:染谷 俊之さん)がなんとも厄介な性格をしているため、合間合間にツッコミをせざるを得なえなくなっているところがとても面白かったです。

『言式』の作り方からも感じられるのですが、芝居への想いは人一倍熱いものを秘めてらっしゃる梅津さん。

それゆえに「マリオネットホテル」の日替わりネタではどんどん身を開放し、良い意味で突き抜けていってらっしゃったので、「進化が止まらない俳優さんだな〜!」と(勝手に)大感動しておりました。個人的に、末満さんが当初描いていた「エゴ」から、梅津さんと一緒に作り上げた「エゴ」は、一体どれだけ変わったのかというのがとても知りたい。

そんな梅津さんは年明け2月には舞台『刀剣乱舞』十口伝 あまねく刻の遥かへにご出演予定。こちらでも絶対に新しい何かを必ず届けてくださると確信しているので、今から観劇が楽しみでなりません。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

来年2025年は先程の舞台『刀剣乱舞』のほか、MANKAI STAGE「A3!」ACT3!、劇団「ハイキュー!!」、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』など有名タイトルが目白押し。引き続き2.5次元作品、そしてご主演俳優さんたちを全力で応援し続けていきたいと思います!

(執筆:NASU

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numan編集部

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