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12月10日(日)、東京・昭和大学上條記念館 上條ホールにて『アオペラ -aoppella!?- 放送部 ~公開生配信スペシャル2~』が、昼夜の2公演に分けて開催されました。木村良平さんや前野智昭さんをはじめ、6名のキャストによるトークや新情報発表などで、大いに盛り上がりを見せたイベント。numanでは、夜の部のレポートをお届けします。
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約1年ぶりの開催となった『アオペラ -aoppella!?- 放送部』のリアルイベントは、各学校・バンドから2名ずつキャストが登場。「リルハピ」からは木村良平さん(鈴宮壱 役)と前野智昭さん(宗円寺雨夜 役)、「FYA’M’(フェイム)」からは佐藤拓也さん(宗円寺朝晴 役)と濱野大輝さん(猫屋敷由比 役)、「VadLip(バッドリップ)」からは花江夏樹さん(大里帆波 役)と増元拓也さん(雛乃秀 役)が、イベントグッズでもあったそれぞれのグループのカラーロングTシャツを着て登壇。
前野さんと佐藤さんは、自身が担当するメンバーと同じく、シャツやジャケットを羽織って登場。のちの挨拶時に佐藤さんが明かしていましたが、出番直前まで前野さんはシャツをきちんと着用していたそう。ですが、舞台袖で肩掛けスタイルだった佐藤さんを見て、そっと同じスタイルにしたんだとか!
9月に公開された『アオペラ -aoppella!?-』メンバー総勢17人で歌唱した、「5+6+6=Voice to Voice」の話題では、作詞・作曲を担当されたzakbeeさんからの個別メッセージが紹介されました。
昼の部は佐藤さんと濱野さん、夜の部では木村さん・前野さん・花江さん・増元さんへのメッセージを紹介され、話題は各々の曲の覚え方に。濱野さんは「ひたすら聴いて覚える」、増元さんは「癖にするしかない。譜面を追っていたら間に合わないので」とコメント。二人は前野さんと同じくベースを担当しているため、同じパートだからこそわかると頷き合う場面も。
また、「聴き続けるしかない」という花江さんは、カバー曲は原曲を知っていれば知っているほど難しいと話します。これには他のキャストたちも同意。アカペラアレンジでは、想定と違う音程になることが多く、花江さん・増元さんは、初のアカペラとなった「踊/怪物」の収録の際は、1週間それしか聞けなくなったそうです。
木村さんはクリック音などを活用してシステム的に覚えるようにしているようで、暗譜中は他のメンバーの音は聞かず、収録現場で聞くようにしていると言います。佐藤さんは4thというパートの関係で忙しない動きをするので、全体を聞いてから自分のパートの道順を覚える作業をしていることが多いのだとか。
皆さん基本的に歌唱に乗せる演技プランについては、収録しながら模索しているようで、回数を重ねていくうちに出来るようになることや、メンバーやグループとリンクする部分も増えていくのだそう。最初の頃の楽曲を聞き返すと、それぞれの役割をこなすことに必死だったと思い返すこともあるようです。
続いてのコーナーでは、事前にXで募集したアンケートで、人気が高かったシーンのセリフを披露!
夜の部では「家で2人きりで話をしていて、新曲の作曲について相談した雨夜が朝晴に感謝を伝えた時のセリフ」「VadLipメンバー全員で話をしているなか、自分たちが有名になっている自覚がなかった永臣に対し、答える帆波とツッコむ秀のセリフ」「プチパーティ兼親睦会の準備中、お祖母さんがたくさん差し入れをしてくれた由比に壱と朝晴が感謝を伝えているセリフ」が選ばれました。
雨夜と朝晴のシーンについては、木村さんに「(兄弟が)可愛い」とコメントされ、少し照れくさそうな様子の前野さんと佐藤さん。宗円寺兄弟の日常ではありつつも、バンドメンバーといる時とはまた違う家族だけの表情が垣間見え、ほっこりするシーンでした。
帆波と秀のシーンについて「相変わらず(帆波は)いっぱいしゃべる」という花江さんに対し、「僕(秀)は全然しゃべらない」と増元さん。対照的な二人ではありますが、そもそもこのシーンはバンドリーダーである春宮永臣(CV:内田雄馬さん)に対して話しているので、実は二人は会話すらしていなくて……。
これを受け「(VadLipが)最初出てきた時の尖り具合がすごかったから“おっ!”となったけど、意外と(メンバー同士)お互いのことわかっていたりするよね」という木村さんに、「尖ってるというか永臣がちょっと強めなだけで、意外と他は仲がいいです(笑)」「ほかのバンドメンバーと交流があったり、帆波はバイト先一緒のメンバーもいますし」と返す二人。
今後、VadLip内やほかのメンバーとの関係性がどう変わっていくのか気になるところ。
壱と雨夜と朝晴のシーンについては、「生で掛け合うと全然違う」と話す木村さん。皆さん、ボイスドラマの収録は一人のことが多いので、生の掛け合いの良さについて改めて実感したとのことでした。
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