私が『ドラクエ5』でビアンカを選んでしまう理由。あの名言がいじらしい…!

しかし、できるだけ主人公の力になれればと、あの幼き日のように「滝の洞窟」へ同行します。
ビアンカはあまり恵まれない環境で育ち、それでも本当に素直で親の看病もしながら懸命に生きています。

もちろん主人公への淡い恋心があるものの、それを隠さないといけない、でも……という少女漫画的なむず痒い切ないやりとりが、この洞窟探検から分かるのです。

CDシアター『ドラゴンクエスト5』VOLUME2

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ビアンカ「わー きれい!」
ビアンカ「こんなふうに 景色に 見とれるなんて 何年ぶりかしら……」
ビアンカ「母さんが 死んでからは そんな余裕 なかったしね」

こんな直球の胸が苦しくなるようなセリフも真っ直ぐ嫌味なく聞こえるから不思議です。

ビアンカ「失礼しちゃうわね!」
ビアンカ「さっきの男 私のおしり さわったのよっ」

なんていうお茶目なセリフ。
これも深読みしてしまうと、主人公に「成長した自分を知ってほしい」という心理的な裏があったのかもしれません。

そして極めつけはこのセリフ……。

無事にこの滝の洞窟の探検の目的であった「水のリング」を手に入れた後、ビアンカは……。

ビアンカ「やったわね」
ビアンカ「これで フローラさんと結婚できるはずよっ」

これはきっと本心でもあって、でもギュッと自分の気持ちを抑えているこの感じに胸打たれます。

でもビアンカも自分の気持ちを抑えられなかったのでしょう、次にこのような一言を主人公に言いかけます。

ビアンカ「ねえ 〇〇(主人公の名前)……」
ビアンカ「ううんなんでも ないわっ」

あー切ない!

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numan編集部

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