『囚われのパルマ』新作の彼はチアキ！　『囚われのパルマ Refrain』体験プレイインプレッションを公開

孤島の収容施設という閉ざされた空間を舞台に、ガラス越しの恋愛を楽しめるアプリ『囚われのパルマ』。
シリーズ最新作となる『囚われのパルマ Refrain（リフレイン）』は、前作より5年前を舞台に、孤島の収容施設に囚われた記憶喪失の青年・チアキとともに、とある事件の謎に迫るドラマチックな恋愛サスペンスストーリーです。

■STORY
物語は、プレイヤーがひとりの青年を助けたところから始まります！

助けた青年の顔を確認するために、離島を訪れることになったプレイヤーですが、案内の看守・須田（スダ）から、自身にも証拠隠滅の嫌疑をかけられていることを告げられます。

倒れていた男性の名前は、チアキ。ある事件で負傷し、搬送先の病院から抜け出したところをプレイヤーに発見されたのですが、彼が所持していた“ある物”が事件現場から消えていたため、第一発見者であるプレイヤーも、その証拠品を隠した可能性があると疑われてしまったのです。

プレイヤーは、記憶喪失の青年チアキの相談員となり、自身の潔白を証明するために、協力することになるのでした。

今作の最大のポイントとなるのが、“視線”です！ 前作の面会では画面にタッチすることで、面会室のガラスに手を触れているかのように彼と交流できましたが、今作はその“手のマーク”でのアプローチはもちろん、鉄格子の奥に密やかに座るチアキと視線を合わせたり、部屋を見渡すことができるのです!!

画面左側の“目のマーク”に注目。このマークが出ている間に、端末を動かすことで、視線を移動させることができます。いまは部屋の右側を見ている状態です。仕切りの向こうにトイレらしきものが見えますが、そこから左側にスライドさせると……？

ベッドに寝そべるチアキの姿が視界に入ってきました！ 自分の実際の動きに応じて、チアキの姿が足首から腰、腰から背中、そして肩から頭へと徐々に見えてくため、画面の奥に彼が実在するような、VR（ヴァーチャルリアリティ）体験をしているかのような感覚に陥ります。
ここでさらにガラスを叩いてみると、彼がこちらに気づいて振り返ってくれます。

チアキのキャラクターボイスは、『ハイキュー!!』の影山飛雄、『境界のＲＩＮＮＥ』の六道りんねなどで活躍する石川界人さん。

チアキの態度は、正直なところ、一見無愛想で横柄にも見受けられますが、交流を深めることで、その態度が変わっていきそうな予感がします。初対面の相手に「……誰？」と訝しみながらも「……君はもう少し人を疑ったほうがいい。」と気遣い（それとも何かの思惑？）を見せてくれます。

今回のキャッチフレーズに使われている彼のセリフは、「俺は……君を愛さない」。これは想いを告げる言葉としては、究極の反語と言えないでしょうか!? いや言える！ 彼の想いやどんな記憶と真実が明らかになるのかが楽しみです。

この視線の移動は、彼の様子を観察する“監視カメラ”でも発揮されます。
画面右下の“AUTO”のマークが見える状態で、スワイプが可能。彼が興味や関心を持ちそうなヒントや話題を見つけて、差し入れを渡したりメッセージを送ることになりますが、この監視カメラを恣意的に動かせるので、彼が気づかない状態で“覗き見”している、という背徳感も倍増されているのです……！

物語の舞台は前作の5年前という設定ですが、孤島の収容施設での生活という、ゲーム内をサポートしてくれる機能は大幅にパワーアップし、一層使いやすく、過ごしやすくなっています。

マスコットのサボちゃんが女の子に……!? 今回はサボミちゃんがアドバイスしてくれます。しかも、サボタくんという男の子のマスコットキャラクターも！
メッセージや監視、ギャラリーやショップもこのメインメニューから手軽に確認できます。

今回の看守は、須田さん。フルボイスではないですが、須田看守をはじめ、相談員として同僚となる慎之介、雑貨屋さん、図書館で働く門司（もじ）など、キャラクターたちのボイスも実力派の声優陣が起用されていますので、彼らとのドラマも広がっていきますね！

また、ここで改めてロゴ＆ビジュアルについて触れると、イメージビジュアルを手がけるのは、前作に引き続き、キャラクターデザインを担当する実田千聖さん。この厚塗りのタッチこそパルマだ、と感じているファンも多いですよね！
象徴となる“花”については、ハルトの花は黄色のアネモネ、アオイは黄色のヒマワリ、チアキは黄色のリコリスです。リコリスは、『パルマR』でロゴの右肩にも添えられているので、注目してみてください。ストーリーで、どのような意味を持つのか、楽しみですね。

2周年を迎えて、シリーズ最新作として登場した『囚われのパルマ Refrain（リフレイン）』。今作はアプリのアップデートではなく、別途新たにアプリをダウンロードする形になるので、完全な“新作”と言えるのですが、初登場するチアキは、ハルトとアオイという、これまでの2人とタイプが全く異なりながらも、『パルマ』らしい部分を継承しているので、ド安心してプレイできました。
また、前作を知らなくても、ストーリーは別軸なので、最初にチアキから遊んでも混乱することもないはずですよ！
配信日を楽しみに待ちましょう！

※画面は開発中のものです。 ※画面はiPadのものです。