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作品の“名言”を振り返る本シリーズ。
今回は1994年4月2日にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)より発売された大ヒットゲーム『ファイナルファンタジーVI』から心に響いたフレーズをご紹介します。
セーラームーンを筆頭に、90年代コンテンツを愛する小川満鈴さんに影響を与えた言葉とは?
※特性上、作品の内容に触れています。
ちょっと厨二病っぽい感じもありますが、突き詰めますと人間はいつかは必ず滅びますし、例えば寿命だってあります。今勤めている会社だっていつかはなくなりますし、お店だってなくなります。
でも、それでも目の前のことを懸命にがんばる「しかない」のが人間です。
なんだか哲学のようで、結構重いテーマですが、命を絶ってしまう人やすぐに何かを諦めてしまう人に逆に伝えたいと思いました。
INDEX
『FF6』は私の中で結構衝撃的な作品でして、なんと言いますか、全体的にすごくダークな雰囲気が漂っているんですよね……。オープニングもなんだか怖いし、ナルシェの雪山の中を歩く魔導アーマーの不気味さも怖くて、そしてFF6のタイトルが浮かび上がってくる時のファーファーという音楽も怖すぎる……(これ伝わっているかしら?)。
なんと言いますか、小学生とかの時に、いつもは楽しくて笑ってばかりの先生が、クラスがうるさい時に急に黙って何も言わない怖さみたいな……(これも伝わるかしら……?)
つまりはギャップが怖いんですよね。
コミカルなケフカさんからは想像もできないような哲学めいたセリフですよね。でも私はこのセリフに本当に深みを感じてしまったんです。
でもそんな行動はいつかは何の意味もなくなってしまうのもまた事実。
今日本では(日本だけではないですが)毎日多くの命を絶つ人がいます。年齢を問わず、まだ10代20代の方でも増えてしまっています。
きっとその方々は「自分の未来に魅力を感じなくなってしまった」からこそその選択肢を選んでしまうのですよね。
そしてケフカさんは結局自分の理想郷を作ろうとして主人公たちと命をかけて戦うことになるわけです。
口ではこうは言っていて、それが本音だとしてもやはり死んでしまっては何も始まりません。全力で戦って、仮に負けたとしてもそれが自分の未来。そこからまた始めればいいんですよね。
ここまで書いて、ものすごい厨二病な空気を自分でも感じていますし、きっとお読みの方々も小川は厨二病的な雰囲気を感じ初めているかと思いますが、こういうゲームのキャラクターのセリフだったりの小さな部分から何かを得て自分の力に変えていくことがきっと大事。
「滅ぶとわかっていながらなぜ作る?死ぬとわかっていながらなぜ生きようとする?」は確かに長い目で見ればそうかもしれませんが、私たちにもう一つ大事なのは、目の前の鏡の前の自分のために必死に生きることなのではないでしょうか。
やばい、今回本当に厨二病ぽいぞ……私。
(執筆:小川満鈴)
■おがわんセーラームーングッズコレクションサイト(随時更新中):
http://ogawansailormoon.versus.jp/ogwansailormoon/sailormoontop.html
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