numan編集部
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6月19日に初日を控えた第三弾の「獅子王と妃将軍」が公演間近に迫り、東京ドームシティ シアターGロッソでの稽古の中、numanは、第二弾に引き続きヴァンツァー役を演じる小松準弥さんにインタビューを実施しました。
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ヴァンツァーは自分の感情をはっきりと表現しない人で、もしかしたらお客様には、“この人は何を思っているのだろう?”という感じに見えるかもしれません。
でも僕はそれでいいと思っていて、その分、板の上で起こっていることに対する彼の心の動きを表現することを重視したいです。
ヴァンツァーは本当に孤独な人だと稽古を重ねていくたびに僕は感じています。シェラはどんどん変わっていくのに、ヴァンツァーは呪縛に縛られたままですからね。
ヴァンツァーの孤独な部分もきちんと感じていただけるよう、前作よりももっと彼の内面を繊細な部分まで生身の体を通して、しっかり伝えていきたいと思っています。
そしてレティシアという、ファロット一族の中でも一番強いキャラが登場してくるのですが、それを演じる湯浅雅恭くんの殺陣やアクションが本当にすごいんです。
ファロット一族のやりとりは異質なので、繊細にひとつひとつ意識を持って取り組んでいきたいと思います。
――2.5次元作品を中心に、スケールの大きいステージングが評価の高い児玉明子さんの演出はいかがでしょうか?
とても楽しく稽古させていただいています。児玉さんの頭の中で、『デルフィニア戦記』の世界観やイメージがはっきりされているので、その意図を汲み、自分がどこを目指さなくてはいけないか、ここからさらにどうブラッシュアップしていくのかを考える毎日です。
ストーリーは全体を通して、国同士の戦いが繰り広げられているので、リアルでとても生々しいんです。ウォル(松崎祐介)の皆への愛がすさまじくてとてもカッコいい部分や、皆もウォルのことを慕っているとか、人の心の温かさに触れることで、お客様もそれぞれのキャラクターに共感できるところはあると思います。
この2時間あまりの上演の中に人間味のあるやりとりが詰まっているんです。そういった部分も本当に見どころで、思いを感じ取っていただければ嬉しいです。
――小松さんの作品への熱い思いが伝わってきています!
話したいことが多すぎて(笑)。『デルフィニア戦記』は本当に面白い作品なんです!
だからこの舞台を観て下さった方々が原作を手に取ってくださったら嬉しいなと思いますし、既に読んだことがある方にもまた原作を読み返したいと思っていただけるよう頑張ります。
公演日程:2019年6月19日(水)~6月23日(日)
場所:東京ドームシティ シアターGロッソ
原作:茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)
演出・脚本:児玉明子
出演:松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、佃井皆美、林翔太(ジャニーズJr.)/
伊阪達也、石田隼、横井翔二郎、星智也、大原康裕、すがおゆうじ/
小松準弥、高橋克明 ほか
企画・製作:舞台「デルフィニア戦記」製作委員会2019
企画協力:茅田砂胡プロジェクト
公式サイト:https://www.delfinianwar.com
公式ツイッター:@delfinianwar (https://twitter.com/delfinianwar)
撮影/笹井タカマサ
取材・文/富田陽美(トリーヌ)
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