小松準弥インタビュー! 舞台『デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~』

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小松準弥インタビュー! 舞台『デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~』
6月19日に初日を控える舞台『デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~』。numanではヴァンツァー役を演じる小松準弥さんにインタビューを実施、舞台への意気込みやキャラクターに対する気持ちを語っていただきました!
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シリーズ累計で335 万部を突破し、第1 巻の刊行から25 年が過ぎた今でも新作が発表される作家・茅田砂胡の代表作『デルフィニア戦記』
舞台は初演から演出・脚本を児玉明子さんが担当し、その壮大なスケールとクオリティーの高さで評判を博しています。

6月19日に初日を控えた第三弾の「獅子王と妃将軍」が公演間近に迫り、東京ドームシティ シアターGロッソでの稽古の中、numanは、第二弾に引き続きヴァンツァー役を演じる小松準弥さんにインタビューを実施しました。

小松準弥「この作品、本当に面白いんです!!」舞台『デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~』インタビュー numan3

▲小松準弥さん

ヴァンツァーは本当に孤独な人。彼の内面に動いている気持ちを演じたい

――上演を直前に控え、稽古を重ねたヴァンツァー役への今の想いを伺えますか?
小松準弥 ヴァンツァーはファロット一族に所属している人間で、ファロット一族に属している人たちはみんな闇を抱えているんです。
その中でも特にヴァンツァーは死ぬべきときに死ねなかった人なので、自分の命に何の意味があるのか? という思いをずっと抱いています。だからこそ同じように死ねなかったシェラ(林翔太)にとても興味を持っていて、シェラを追い詰めていくという役なんです。

 ヴァンツァーは自分の感情をはっきりと表現しない人で、もしかしたらお客様には、“この人は何を思っているのだろう?”という感じに見えるかもしれません。
でも僕はそれでいいと思っていて、その分、板の上で起こっていることに対する彼の心の動きを表現することを重視したいです。

ヴァンツァーは本当に孤独な人だと稽古を重ねていくたびに僕は感じています。シェラはどんどん変わっていくのに、ヴァンツァーは呪縛に縛られたままですからね。
ヴァンツァーの孤独な部分もきちんと感じていただけるよう、前作よりももっと彼の内面を繊細な部分まで生身の体を通して、しっかり伝えていきたいと思っています。

僕とヴァンツァーは全く逆のタイプです

――ヴァンツァーはとても難しい役だと見受けられました。
小松準弥 僕自身は、嬉しかったら嬉しい、悲しかったら悲しいと素直に出してしまうタイプの人で(笑)。
ヴァンツァーの人に対する接し方を知る度にこんな表現の方法もあるんだと、僕も勉強させていただいているところです。やっていて難しくもあり、でもそれ以上に楽しくもあり、とても充実しています。
 それにヴァンツァーが深くかかわることになるシェラ役の翔ちゃんとも前作からご一緒させていただいているので、信頼関係は築けていると感じていて、ここはこう見せたいなど多く語らなくてもお互いにわかっているような感覚でいます。

そしてレティシアという、ファロット一族の中でも一番強いキャラが登場してくるのですが、それを演じる湯浅雅恭くんの殺陣やアクションが本当にすごいんです。
ファロット一族のやりとりは異質なので、繊細にひとつひとつ意識を持って取り組んでいきたいと思います。
――シアターGロッソには、初めて立たれるそうですね。
 そうなんです。普段ヒーローショーやアクロバティックな演目で使われることが多いGロッソだからできるギミックが楽しみだし、この場所だからこそ『デルフィニア戦記』の迫力や見ごたえがより増しそうだとワクワクしています。皆さんの予想を超えられるといいですね。

――2.5次元作品を中心に、スケールの大きいステージングが評価の高い児玉明子さんの演出はいかがでしょうか?
 とても楽しく稽古させていただいています。児玉さんの頭の中で、『デルフィニア戦記』の世界観やイメージがはっきりされているので、その意図を汲み、自分がどこを目指さなくてはいけないか、ここからさらにどうブラッシュアップしていくのかを考える毎日です。
――今回の見どころをお願いします!
小松準弥 会場がシアターGロッソということもあり、壮大な世界観をより一層感じていただけると思いますし、殺陣も前回以上に派手になっています。
ファロット一族の殺陣とデルフィニアの殺陣は全然違い、ファロット一族はイメージで言えば、忍者のような殺陣になっています。それぞれ違った殺陣のシーンは見どころのひとつと言っていいと思います。

 ストーリーは全体を通して、国同士の戦いが繰り広げられているので、リアルでとても生々しいんです。ウォル(松崎祐介)の皆への愛がすさまじくてとてもカッコいい部分や、皆もウォルのことを慕っているとか、人の心の温かさに触れることで、お客様もそれぞれのキャラクターに共感できるところはあると思います。
この2時間あまりの上演の中に人間味のあるやりとりが詰まっているんです。そういった部分も本当に見どころで、思いを感じ取っていただければ嬉しいです。

――小松さんの作品への熱い思いが伝わってきています!
 話したいことが多すぎて(笑)。『デルフィニア戦記』は本当に面白い作品なんです! 
だからこの舞台を観て下さった方々が原作を手に取ってくださったら嬉しいなと思いますし、既に読んだことがある方にもまた原作を読み返したいと思っていただけるよう頑張ります。

Profile / 小松準弥(こまつ・じゅんや)

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