numan編集部
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キャストはベム、ベラ、ベロ役の小西克幸さん、M・A・Oさん、小野賢章さんらがアニメ版から続投するほか、ゲスト声優として山寺宏一さん、水樹奈々さん、髙木渉さん、伊藤静さんの出演が発表されるなど豪華な顔ぶれが勢ぞろい。
また今回はKis-My-Ft2の宮田俊哉さんがゲスト声優として初挑戦したことも大きな話題の本作。
インタビュー記事【前編】では初挑戦したアフレコの感想など様々なお話をうかがいました♪
INDEX
いつもお仕事を頂く時、自分のことを求めてくれていることを「嬉しい!」と感じることがほとんどなんですが、今回に関しては「嬉しい!」のあとのプレッシャーの方が大きくて、どうしよう!?と (笑)。だって声優さんは“声の職人さん”ですから!
アニメが好きだからこその嬉しさとプレッシャーが自分の心の中でめちゃくちゃ、せめぎ合っていました。
アニメのことを話す仕事などもやらせていただいてますが、僕は知らないことや好きじゃないことを語ることはできない。だから、今回も嬉しさ半分プレッシャー半分で心の中がバチバチしてました。
“アニメを創る声”ということ。まずその表現の仕方がセリフにしても何にしても、自分が今までやってきている芝居と違うからです。
僕は基本的に歌ったり踊ったりしているけど、ダンスだったらダンサーさんの方が絶対うまい。ダンサーさんはダンスの職人。また芝居なら俳優さんは(演技の)職人。
だから声優さんは声の職人。だって“声が優れていると書いて声優”ですからね!(笑)
まず、『BEM』のTVアニメシリーズを観返しました。もともと観ていたんですが、今回は集中して音を聞きながら「こういう言い回しするんだ」とか「違和感ある言い回しするなあ」とか。「この言い方は、普通の芝居だったらやらないけれどアニメだから成立してるんだ!」など注意深く聴きながら観ていきました。
明るいところですね(笑)。バージェスは陽キャで愉快な奴ですよ! 前半部分はありのままの自分とすごく近い感じがあります。
途中から自分とは違う部分がどんどん出てきて来るんですが、逆にそういう部分を演じている方が楽しかったです。難しいこともたくさんありましたが、もう本当に楽しかった! やっぱり知らない世界に踏み出すのって楽しいなって思いました。
せっかく僕がやるなら、僕のバージェスを作りたいので、特にバランスは意識せずバージェスはバージェスの生き方をしようと。
観ている人に、バージェスを見た序盤の印象から始まって存在に疑問を持ってもらう……など、自分の中で感じてもらいたいポイントを決めて、そこに向かって芝居しました。
ストーリーの中にいくつかバージェスの感情のポイントとしての“点”を打って、それを“線”で繋いでいくというような作り方です。それが伝わっていたらいいなと思います!
“自分の声がアニメの中から流れてくる”ことに違和感がありすぎました(笑) 。大好きなアニメだからこそ大丈夫かな…と。最初は観る勇気がなかなか出なかったです。
アニメへの想いも変わりました。今までは、ただ観て「面白い!好き!」でしたが、自分で声をやってみて気づいたのは、当たり前ですが“バージェス”を作るのって、僕は声でだけ、なんですよ。
動きや表情など、バージェス1人を作るのに対していったい何人の人間が関わってるんだろうと思うと、気分は主役です。こんなに多くの人数が関わって作られているなら、みんなが主役だなと。モブキャラをモブキャラとして見られなくなりましたね。
⇒インタビューはまだまだ続きますが、【前編】はここまで!
【後編】記事では宮田さんの推しキャラや、共演声優との裏話を伺います♪
■後編はこちら!
・【後編】Kis-My-Ft2宮田俊哉、アフレコ現場で大興奮!?「奈々様はやっぱりすごい」『劇場版BEM』インタビュー
https://numan.tokyo/interview/tIzBv
ドラコ:高木渉
グレタ:伊藤静
エマ:水樹奈々
バージェス:宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
マンストール:山寺宏一
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