numan編集部
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現在DMM TV「2.5次元的世界」で配信中の言劇『仔狸綺譚』について伺いつつ、作品をイメージした花束を持っての撮影に挑んでいただきました。後半ではプライベートでの“コダワリ”を伺います!
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本当に狸ノ木君が住んでいそうな春の野山っていう感じの花束ですね。可愛い。僕の知らない花ばっかり。お花はクランクアップのときによくいただくので、フラワーベースを家に置いています。毎回お花をいただくとなるだけ長く持つようにと大切にお世話をしてます。
もうとにかく大変でした。8話分をまる2日間かけて収録したんですけど、だんだん口が回らなくなったりして(笑)。
仔狸である狸ノ木くんが人間に化け、人間の世界で生きるファンタジー作品なのですが、彼は人間の常識を知らないからこそ、いちいち感じることが多いんです。普段僕たちが当たり前に思うことにもちゃんと疑問を持つ。
僕も台本を読んでいて、次に何を言うのか想像もつかないほど気付きをくれる狸ノ木くんの純粋さがすごく良いなと思いました。
演じるのが楽しかったのは、「化け狸専門学校」で登場する古びた狸です。お爺さん役は初めてでしたけど、練習していくうちにどんどん演じやすくなっていって撮り直しも一番なかった役です(笑)。逆に、極端に年齢が若い役が難しかったですね。女性の演じ分けも本当に難しかったです。
ただ、第五話の病気で入院している少女の話は印象に残りました。少女が必死に話す言葉のひとつひとつが響いて、すごく記憶に残る回でした。
第六話でさびれた商店街で魚屋を営むおじさんの「床が汚れている意味を考えもしねえ」っというセリフもなるほどな……と。その場所には歴史があって、深く愛している人がいる。そんなことをすごく感じることができるセリフでした。古くなったものは新しくすればいいというわけじゃない、人はそんな単純なもんじゃないですよね。
そうなんです。現実でも自分の境遇に悩んだり、現状に憤りを感じている人はいっぱいいますし、じゃあその中でどう生きるのか?というのをこの物語は問うているんじゃないかと思います。
僕が演じた狸ノ木君にも色々な思いを抱えていて、そのたびに決断をしていくんですが、僕も自分が正しいと感じたことを信じて行動するという勇気をこの作品からもらえました。
だから皆さんにも共感できる一言を見つけてほしいし、皆さんの悩みに寄り添えるような優しい作品であったら嬉しいです。
やっぱり音楽と脚本の力はすごく大きくて、僕がお芝居をしているときは自分の声だけしか聴いていなかったですが、完成した作品では場面ごとの雰囲気や感情が、音楽や効果音で臨場感たっぷりに表現されていて、色んな人たちの力がぎゅっとつまった作品なんだと改めて実感しました。
狸ノ木くんが人間の世界でいろいろな経験をする中で、どんな選択をするのか。最後まで注目してほしいです。
この作品には本当に素敵な登場人物がたくさん出てきます。出会いを通して狸ノ木くんが成長していくさまを感じつつ、忘れていたことや目をそらしがちなことに対して一緒に悩み考えながら最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。
僕の誕生日、11月23日の誕生日花は“白いバラ”なんですね(※)。白いバラってまたずいぶんオシャレですね。王子様みたい(笑)。※参考:https://www.hibiyakadan.com/hanakotoba/
バラを贈ったことはないんですけど、お花をあげたことはあります。小学生の時、母の日に。初めて自分で選んだんですけど、一番きれいだと思った花を買って渡したら、「お仏壇の花だよ」って笑いながら母に言われた記憶があります(笑)。今でもお花を贈るセンスにはちょっと自信がないです……。
北海道へ帰ると落ち着くんですけど、最近長く居られなくなっちゃって。何かしてないと焦っちゃう。仕事しなきゃって、じっとしていられない。だから今は都会の方かもしれないですね。いつかは田舎で暮らしたいという願望はあります。
いま一番の“沼”はファッションです。これまではあまりコダワリがなかったんですけど、久々にお会いしたプロデューサーさんに「相変わらず田舎から出てきたままみたいな恰好だね」って言われて(笑)。そろそろ雰囲気を出した方がいいかなと。
――ありがとうございました!
脚本・演出:小沢道成
出演: 全役/定本楓馬
誕生日:1995年11月23日
身長:175cm
血液型:A型
出身地:北海道
趣味:ゲーム・写真を撮ること
特技:ダジャレ作り
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2024.11.1