numan編集部
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ABCテレビ(関西)では毎週日曜 よる11時35分~、テレビ朝日(関東)では毎週土曜 深夜2時30分~放送中のドラマL『Re:フォロワー』。
2019年12月まで全10話での放送となる連続ドラマに続いては、2020年6月より東京・大阪での舞台公演も決定! 「クレシダ」のキャストやドラマの世界観はそのままに、4人の知られざる物語を、西田大輔さんが舞台でダイナミックに描きます。
numanではドラマ『Re:フォロワー』から、ダブル主演を務める池永一十三役の西銘駿さん、原田優作役の塩野瑛久さんにインタビュー! その模様をお届けいたします。
INDEX
西銘駿さん(以下、西銘) 全体を通しては、後半を意識して演じるというのはあまりしなかったかもしれないですね。一十三は抱えているものがすごく大きいので、西田さんから「逆に、あまり見せないでほしい」と言われて、基本的には明るいキャラクターを作るようにしていました。
ただ、その中でもふとした瞬間に「どうして一十三は、今こんな表情をしたんだろう」と見えるような場面もあって。だからやっぱり……最終回まで見て欲しいんです!
塩野瑛久さん(以下、塩野) 僕はもう、逆算に次ぐ逆算の連続ですね! 僕たちは最初に最終話までの脚本が配られているので、そこからの逆算っていうのは苦労した部分なんですが……正直、僕は西田さんに対して「ここは、こう演じてみたほうがいいんじゃないかな?」と思う部分もあったりしたんです。
――そのお芝居でのアイディアには、実際の撮影現場でも挑戦されましたか?
――特に主演を務めるお二人には、視聴者の方をどれだけこの世界観に引きつけておけるか、「次週も見たい」と思わせることへの責任を感じていた部分があるのでは?
塩野 その責任は、果たさないといけないなと思っています。でも常々感じているのは、舞台とドラマや映画っていうのは全然違うな、と。
塩野 舞台や映画は、劇場の座席に座ったら最後まで見るじゃないですか? でもテレビドラマは、いつでも途中離脱ができてしまう。「クレシダ」の4人が動いている動機がわからなかったり、謎が多すぎたりすると、視聴者の方にとっては難しく感じてしまうんじゃないのかな、と思っていたんです。
西銘 でも僕は、序盤だけ見て離れてしまっていた人にも、続けて見ている人たちが「いや、すごかった!」「まさか、あんなことになるなんて!」って言いたくなる作品にできれば、「ごめんごめん、今から見る!」っていうものにできると思っています。
塩野 そう言わせられたら、ね!(笑)
西銘 僕たちがそういうものにできていれば、どんどん作品の評価は上がっていくと思っていますし、そう思って臨みました!
塩野 「クレシダ」の4人はすごく仲が良くて、常に楽しかったですよ!
西銘 良い雰囲気で演じられましたし、雅成くんと流司くんからはすごくプロ意識を感じました! そういった意味では、お芝居の時はピリピリした空気ではないんですけど……4人それぞれに色が違うキャラクターなので、「このキャラクターに自分の色を出すぞ」という気合いが伝わってきて。
出来上がった映像を見ても、優作が映るカットと、エアリアル様(公人)が映るカットでは全く雰囲気が違うんですよね。そういうみんなの姿を見て「すごいなぁ」と思いながらも、「僕も必死に食らいついて、一十三を演じていかなきゃ」と刺激をもらっていました。
西銘 それを塩野くんが、遠目でお母さんのように見守っている(笑)。塩野くんはいつも、僕を見ながらほほえんでくれるんです。
――塩野さんは、西銘さんを見て「うちの子が元気だなぁ」と(笑)。
西銘 そう、そう、そう!
西銘 塩野くんにとっては、僕に変なことがあっても当たり前になっちゃっているんですよ(笑)。僕がおかしなことを言っていても、塩野くんなら「うん、でね」って、話が進んじゃう。
西銘 それがもう、雅成くんは絶対に見逃さない!(笑) ちょっとした引っ掛かりがあったら絶対に「オイ!」って言ってくれるので、めちゃくちゃ面白かったです。
塩野 でも「そうだよね、普通の人はそこに突っ込むよね!」っていうことばかりで(笑)。僕って本当に、全然ツッコミをしてなかったんだなと思いました。
西銘 僕たち、今まで長く一緒に居すぎたなって思いましたもん(笑)。
――その傍らでは、佐藤流司さんが計算のボケを見せていて?
塩野 流司くんは本当にバランサーというか、周りの空気をよく見ていて。でも、たくさんボケてましたよ(笑)。
西銘 流司くんは、真顔でボケるタイプなんですよ! だから雅成くんが、1人でツッコミ続けていて大変そうだなって思いました(笑)。
塩野 そうだね、アハハハ!! 本当に面白かったです。
塩野 芝居のことは、ほぼないです(笑)。4人ともバラバラのシーンが多かったこともありますが、最終話までの脚本を読んだ上で、それぞれがどういう目的を持って「クレシダ」として集まっているのかも認識して演じていたので、そうすると必然的に個人が「ここをこうしよう」という風に話し合うこともなく。
西銘 それに4人でのシーンの絡み方も、西田さんがしっかりと考えられていました。
塩野 ドライ(本番前のリハーサル)で僕たちが演じて見せる前から、西田さんにそれぞれの芝居をしっかりとつけていただいたので、そのイメージに沿って作っていきました。
西銘 本当に、ゾクゾクッとしますよ! 最終話ではホラー映画くらい、ゾクゾクとする気持ちを味わってもらえればいいなと思います。
塩野 確かに! 最後までお付き合い願えれば、必ず面白いと感じる作品に仕上がっていると思います。
西銘 ホラー映画って、幽霊だったり、お化けだったり、現実にはない部分での怖さがありますよね? でも『Re:フォロワー』の物語は、現実に起こり得るというか、そのリアルさが怖さにもなる部分だと思うんです。だから……あとは、塩野くんが!(笑)
――ドラマ最終話から約半年後の2020年6月には、メインキャスト4名が再び集結しての『Re:フォロワー』舞台化も決定しています。最後に、舞台への意気込みも聞かせてください!
西銘 舞台化は来年と今から半年以上もあるので、僕自身も一十三というキャラクターを続けて表現できるように、ドラマを見ながら気持ちを大切にしていけたらいいなと思います。その上で西田さんは舞台のプロフェッショナルなので、舞台化については全く心配していないですし、僕たち自身も西田さんの作り上げる世界に寄り添いながら、もっともっと『Re:フォロワー』を大きく拡散していけたらと思います! 皆さんも、ぜひ拡散して下さい!
【配信情報】
・地上波放送終了後、TVer・GYAO!にて見逃し配信あり。
【キャスト】
西銘駿 塩野瑛久
和田雅成 喜多乃愛 谷口賢志 / 中島早貴 原田佳奈 八神蓮 萩野崇
松尾貴史 的場浩司(友情出演) / 佐藤流司
【あらすじ】
とある図書館に集う4人の美しい男たち。
彼らは図書館でただ暇を持てあましているニートに見えるが、実は世間で話題のSNS「クレシダ」を運営するメンバーだった。
≪「クレシダ」に悩みや不満をぶつけると、選ばれた者だけに「言葉」が与えられ、解決してくれる。≫
そんな噂で、「クレシダ」は圧倒的フォロワー数を誇る巨大インフルエンサーとなった。
しかし、誰もその「クレシダ」を運営しているのが、この4人だとは知らない。
リーダーの一十三が依頼者を選び、公人が言葉を与え、友木が情報収集、優作が潜入。
4人がそれぞれの能力を生かして、SNSの「裏アカ」を使い、依頼者の悩みを解決しているのだ。
しかし、その結果、依頼者が幸せになるかどうかは本人次第。
中には過激な仕置きを受けて社会的に抹殺される人間も…。
そんな「クレシダ」を追うゴロツキ記者の五島は、「クレシダ」というアカウント名が11年前に世間を騒がせた小学生殺人事件、通称「クレシダ事件」と関連があるのではないかと追い続けている。
次第に明らかになる「クレシダ」の目的と、登場人物たちの本当の姿とは…。
【舞台】
2020年6月舞台化決定!
ドラマと同じく、西銘駿、塩野瑛久、和田雅成、喜多乃愛、谷口賢志、佐藤流司が出演!
脚本・演出は西田大輔。東京・大阪での公演を予定しております。
≪ドラマ公式サイト≫
https://www.asahi.co.jp/refollower/
≪舞台公式サイト≫
https://refollower.com/
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