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本企画展の開催を記念し、レスリーさん本人へのインタビューが実現! 数々のファッション雑誌、広告などを手掛けた世界的フォトグラファーに、日本を代表する声優たちはどのように写ったのでしょうか?
■写真展の様子はこちら!
美しくエロティック…!梅原裕一郎、増田俊樹ら12人の写真展『SUPER VOICE STARS』レポート
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レスリー・キーさん(以下、レスリー) 『TVガイドVOICE STARS』では創刊号から撮り続けています。声優もアニメと同じく、世界に通用するポップカルチャーであり、彼らの連載の話を依頼されたとき、思わずタイトルを「SUPER VOICE STARS」にしましょうとエディターに伝えました。
元々、連載をするなら写真集や展示会など、ひとつにまとめた形でファンに届けたいという気持ちはあり、編集長も最初の撮影現場をみたときに「これは写真集にするべきだ」と言ってくれて。今回、企画展と同時に写真集パンフレットも作れたので、夢が叶い幸せです。
レスリー そうですね。だから最初の撮影はすごく重要でした。第一回目というのは連載がスタートし、その後に他の声優事務所へのアプローチするためのモデルケースになります。
今回、声優たちを撮影するにあたり、業界を盛り上げていける表現は必須だと感じ、テーマは「ファッション」「お花」「ヌード」に。私の作風でもあるこの撮影で、彼らの新たな一面を表現しようと試みました。
レスリー いつも撮影順は決まっていて「ファッション」「お花」「セミヌード」という順番なんです。お花のラストシュートでは寝てもらい、まわりに花をちりばめていきながらはだけさせていくのですが、みなさんすごく開放的になってくれる。だからセミヌードのときもあんまり抵抗はなかったですね。
撮影していて思ったのは、みなさん“健康的な身体”だということ。アスリートのように鍛えられているわけではないけど、彼らの身体は自然体であり、また声の仕事を生み出すために洗練されているようにも感じました。だから、このセミヌード写真で、声がきれいに出る身体が見えてくるんじゃないかなと思います。
レスリー 彼はすごくフレンドリーな方で、撮影にも意欲的に取り組んでくれました。ファッションポートレートでは、レザーのセットアップとデニムのセットアップを着用。いつも衣装は被写体の方と相談しながら選ぶのですが、彼のボーイッシュな一面をデニムの衣装で表現したかった。
それに、レザーの衣装はすごくワイルド。少年のように無邪気だけど、仕事においてはクールに役にハマっていく。彼を表すのに、その二面性を切り取りたかったんです。
レスリー 彼はすごくイケメンでした。美しすぎるくらいの顔立ちでまるで王子様のよう。身長が高かったので、男性が憧れるスーツジャケットを着て貰い、ダンディな雰囲気で撮影しました。
レスリー 彼は身体が華奢でほっそりしている。大きなジャケットコートでうまく対比できたかなと思います。かわいい側面もあり、スイートな顔立ち。だから、赤・青・黄の要素を入れてポップに仕上げました。
レスリー 増田さんは真摯なタイプでしたね。それに目がキリッとしていて、顔立ちや表情がワイルドだから、ライダースジャケットがすごく似合いました。
レスリー 梶さんは声優界でもトップスターで、現場に入ったときは私もわくわくしていました。彼の場合、セミヌードのモノクロ写真を撮影していないけど、彼の強さを見せるために、白と黒の衣装で特別な世界観に仕立てたかった。
白い花を使ったんだけど、彼の仕事を見ていて、何かに染まるというより、彼が染め上げていくというイメージが頭によぎったんです。だからあえて白い花をチョイスしました。この写真は大好きなカットです。
レスリー 彼らは少年みたいでした。5人の雰囲気もすごくよくて、楽しい現場でした。特に石原さんは好奇心も強く、撮影中にも挑戦したいという気持ちが伝わってきましたね。
レスリー 彼は舞台っぽい雰囲気が似合うと思ったんです。だからライティングも違う。これまでの声優たちのなかでも一番先輩にあたる人だし、赤いライトでスター性を想像してほしかった。雑誌内でもジャンプしている写真を合成して見せたんだけど、彼はすごくセンスがありました。私が動きの指示を出すと、すぐにそれに順応してくれました。
レスリー 彼はモデルみたいだよね。身長も高くてバランスもすごくいい。撮影でもすごくフレンドリーだったし、ばっちりとハマった感覚はありました。
――メイキングで、レスリーさんが、八代さんはヒマワリのイメージがしたと語っていました。
レスリー 彼、すごく爽やかでしょ。ヒマワリが似合うよね。
レスリー コラージュの写真です。花とともに撮影した彼らの写真がまるで万華鏡みたいに表現されている。雑誌でも、私の写真をこんなにコラージュして見せることもないから新鮮です。
実は、私が敬愛するデザイナーのヒロ杉山さんが手掛けてくださったんです。写真の選び方や並べ方がバランスがすごくすてきです。ぜひともTシャツにしてほしいですね。
レスリー 私が最初にアニメにふれたのはシンガポールにいたころで、向こうで日本のアニメが放送されていたんです。日本に来る前も宮崎駿さんの作品は大好きでした。世界でテレビアニメ、アニメ映画が評価されていますが、その裏に彼ら、スター声優たちがいる。
私もライフワークとして、アニメ・カルチャーにひとつのストーリーとして写真を残していけることはすごく光栄なんですよ。展覧会にきてくれたファンの方々には、ぜひ近くによって隅々までみてほしいです。
シンガポール生まれ。 東京ビジュアルアーツ専門学校を卒業後、 フォトグラファーとしてアート、 ファッション、 広告の撮影、 映像監督などを中心に世界各国で活動。 東日本大震災チャリティ写真集 『LOVE & HOPE』(2012年)が第40回APA経済産業大臣賞。 彼が手掛ける写真とアートマガジンのシリーズ「SUPER」は世界の企業やLADY GAGA、 YOHJI YAMAMOTOをはじめとするファッションデザイナーなどと積極的にコラボレーションを仕掛ける。
・hmv museum 仙台(「HMV仙台 E BeanS」店内)
期間:2019/9/21~2019/10/20
営業時間:11:00~20:00
※入場は19:30まで
主催:株式会社MOGURA ENTERTAINMENT
協力:東京ニュース通信社、 ローソンエンタテインメント
■入場料
・一般チケット:1,000円(税込)
・スペシャルチケット(パンフレット付き):3,000円(税込)
■特典「写真展オリジナルパンフレット」
仕様:A4変形 124P
連載で公開された写真に加え、 当パンフレット初公開となるアザーカットが全参加声優分収録されております。
■事前チケット発売(スペシャルチケットのみ)
2019年8月20日(火)12:00~ 開始日前日23:59まで
販売詳細はローソンチケットにて
※未就学児無料。
※混雑状況により入場の規制をさせていただく可能性がございます。
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