土岐隼一独占インタビュー公開｜シチュエーションCD『秘密のカンケイ』~ユアン編~

ダミーヘッドマイク収録シチュエーションCDシリーズ『秘密のカンケイ』が登場！

シリーズ第一弾 『秘密のカンケイ　シチュエーションＣＤ [ユアン=ブラッドレイ編]～イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット～（初回限定版）』が、4月22日に発売決定！
本日2月12日より、予約受付がスタートしました。

舞台は2大貴族が対立する19世紀ヨーロッパ。
敵貴族の貴公子である彼とあなたの秘密のカンケイが始まる――！
※本作品は『イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット』を原作としています。

クールでミステリアスな貴族ユアン・ブラッドレイを演じる声優・土岐隼一さんの、アフレコ直後のインタビューをお送りします。
お気に入りのシーンやセリフ、ダミーヘッドマイクの感想は……？

――今回のシチュエーションCDで、特に印象的なシーンを教えてください。

土岐隼一（以下、土岐）　一番印象的だったのは、ルーレットのシーンですかね。カジノを貸し切ること自体が、そもそもユアンくんにしかできないシチュエーションなのですが、その中でどうやって遊ぶのかな、って僕も謎に思っていたんですけれど……。
ルーレットでキスをどこにするかとか、自分たちで賭けを決めて仲を深めていくので、すごく印象的でしたし、僕には絶対できないけど、やってたらかっこいいなあ、って思いましたね。

――お気に入りのシーンはありますか？

土岐　ユアンくんは、クールで淡々と話すキャラクターですが、夜中に逢いたくなって逢いに来るとか、カーテンの中で二人いっしょに隠れたりとか、ちゃんと自分がしたいこと要求しますよね。
パッと見ると一歩引き下がりそうですけど、でも実はワイルドなところがいっぱいあるので、ユアンくんがグイグイいくときのシーンは、全編を通して僕の中でお気に入りかな、って思います。

――ダミーヘッドマイクについて、演じてみた感想をお願いします。

土岐　周囲の音を立体的に集音して空間を表現するマイクなので、舞台に立っている時の感覚に近いものがあるんじゃないかなって、僕は思っています。
キャラクターをただ演じるだけではなく、そのキャラクターがどういう状況や空間にいて、ダミーヘッドマイクという“主人公”に対して、どう動いているのか、考えているのか。
そこをより深く考えていないと、立体的なダミーヘッドのよさが出ないと思って、そこは常に意識をしています。

――通常のマイクと違うために、演技に迷うことはありましたか？

土岐　ダミーヘッドマイクを使用する台本には、「ここでこう動く」といった、動きの演出も入っているんです。なので、台本をいただいて解釈をする時に、そもそもの動きをプラスアルファで考えて、通常よりも動きの落とし込みをするので、その時に悩む場合はあります。
けど、スタジオに来る時は動きも頭に入っているので、ここはこうやってみよう、と試すことはありますが、現場で悩むことはないかもです。

――ユアンとヒロインは、敵対する貴族どうしのため公にはできない関係にあります。「人目をはばかる秘密のデート」について、ご自身は体験がありますか……？

土岐　ユアンくんたちの人目のはばかり方は、常軌を逸していると思うんです（笑）。相当な財力がないと！
僕も必ずしも秘密の関係というわけではないですけど、役者さんたちと遊ぶ時やご飯に行く時は、あまり目立たないように、というのは意識しているとは思うなぁ……。
特に、みなさん声がよくとおるから（笑）。僕の場合は寺島惇太さんとか、本当に仲の良い人と行く時はできるだけいっぱい話したいので、ちゃんとした空間がある場所を選んだりはしていますね。

――ユアンは「カジノの貸し切りデート」を実現しましたが、これまで一番の無茶振りだと感じたことは何かありますか？

土岐　（少し考えて）無茶振り……。自分のキャパオーバーなことに挑戦することを、無茶振りという言葉とするのなら、このお仕事をさせてもらってから数年間はずっと無茶振りだったかな、って思います。

いまでこそ、色々なところでステージに立たせていただき、歌って、踊って、バラエティでのボケ役もありますけれど、最初の頃はそういうキラキラしたものに関しては、僕はそのフィールドで戦うのが合うタイプじゃないな、と思っていたので。
マネージャーが「頑張ってやってみれば、できると思うよ」って、いろいろやらせていただいたのが、いいきっかけでした。

今回のユアンくんのように、表情や感情を表に出さないタイプも僕はあまり経験がないので、新しいキャラクターをいただいた時、楽しみだなと思う反面、不安も湧きました。
けれど、引き出しが増えるし広がるし、いい機会だなと思うので、みんなの言う一般的な無茶振りとは違うかもしれませんが、これもまた一種の「意識の高い無茶振り」だな、と思います（笑）。

――演じたユアン＝ブラッドレイの魅力について、また、ご自身との共通点など教えてください。

土岐　ユアンのように自分の思っていることを歯に衣着せず、背伸びも誇張もしない、恥ずかしがりもしないで、誠実に想いを相手に伝えることができるのは、当たり前のようですごい難しいことだと思うんですよね。

「あなたのことが好きです」と伝えるのって一大決心だと思うし、そこをストレートに言えるユアンくんの能力というか性格はすごい素敵だなって思います。
僕はそれができないタイプなんですよね。
自分ではそう思っていても、変に相手のことを気遣ってしまったり、これは言わなくてもいいかな、って伝えることを諦めてしまったり。

ただ、共通点をひとつあげるとするなら、自分が変わっていると自覚をしていても、それを曲げるつもりも隠すつもりはない、という点ですね。彼にように格好いい部分がイコールというわけではないですけど。
自分の好きなものは好きでいいんじゃない、人と違っていても全然いいと思うんだけどな、と感じています。

――では最後に一言お願いします！

土岐　今回、『秘密のカンケイ　シチュエーションＣＤ [ユアン=ブラッドレイ編]～イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット～（初回限定版）』に参加させていただきましたが、登場するキャラクターたち、ユアンくんも主人公も含めて、とっても誠実に人生を歩んでいる、すごくまっすぐ生きているなって印象を抱いています。
いろいろな考えや挫折とかを経ているからこそ、応援したくなる格好よさがキャラクターたちにあると思います。

ユアンくんは独特なキャラクターではあるのですが、自分の思いをまっすぐ伝えて、その結果、主人公ととってもいい関係になり、今回はそこから先の結ばれたストーリーになります。
なので、このインタビューを読んでいただいた皆様には、CDを聴いていただき、ほっこりと、楽しく、笑顔になっていただきたいな、と思います。

プロフィール

土岐隼一
（とき　しゅんいち）
5月7日生まれ、東京都出身。
趣味・長所／テニス、スキー、ビリヤード、剣道

主な出演作
ゲーム「アイドルマスターSideM」(都築圭)
ゲーム「A3!(エースリー)」(瑠璃川幸)
TVアニメ「真夜中のオカルト公務員」(琥珀)
ラジオ「土岐隼一 ラジオ“Time with You”」
他、多数。

『秘密のカンケイ　シチュエーションＣＤ [ユアン=ブラッドレイ編]～イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット～（初回限定版）』

ロミオとジュリエットの物語をベースにした世界で決して結ばれてはいけない敵貴族の貴公子ユアンとあなたの秘密のカンケイが描かれます。
朝の光がふたりを分かつまで、運命の人（ロミオ）と愛を交わしあう物語。

初回限定盤には描き下ろしジャケットイラストを用いた限定76mm缶バッジも付き。

≪原作あらすじ≫
19世紀ヨーロッパ、2大貴族が対立する、とある街…。

ある事件をきっかけに、貴族の令嬢（ジュリエット）を演じることになったあなた。
貴族達の舞踏会で、恋することが許されない、運命の相手（ロミオ）に出会ってしまい…！？

「許されなくても、お前が欲しい」

危険で甘いロミオ達に、心も身体も、翻弄されていく――。
あなただけの運命の人（ロミオ）は、誰……？

≪本作あらすじ≫
これは、決して結ばれてはいけない敵貴族の貴公子ユアンとあなたの秘密のカンケイ……。
夜闇のヴェールをまとって向かったデート先は、ユアンがディーラーを務める会員制カジノ「クラウン」。
ユアンが貸し切った「クラウン」で秘密のデートを楽しみながら、ルーレットで”あるもの”を賭けて勝負をすることに。

賭けに勝ったあなたがユアンに”ある命令”をすると
VIPルームへと連れられていって――

「貴女の全部を、俺に見せて……どんな表情も、全部」

朝の光がふたりを分かつまで、
運命の人（ロミオ）と愛を交わしあう――

※本作は、アプリゲーム「イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット」が原作となっています。

【収録内容】
トラック１　プロローグ～一本の傘の話～
トラック２　真夜中の訪問
トラック３　逢瀬のはじまり
トラック４　今夜限りの特別な賭け
トラック５　ベッドの上の命令
トラック６　キスの雨降る朝
トラック７　一本の傘の話をもう一度
トラック８　キャストトーク

【価格】
定価（税込） ¥2,970／税抜 ¥2,700        

【初回限定特典】
描き下ろしジャケットイラスト76mm缶バッジ

【店舗特典】
nadema特典：40㎜スクエア缶バッジ

【nadema1・2巻連動購入特典】
ミニドラマCD

▼公式サイト
https://ikemen.cybird.ne.jp/title/yakyoku/

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