崎山つばさ「2021年は再確認する年だったのかな」主演ドラマ『薄桜鬼』インタビュー

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崎山つばさ「2021年は再確認する年だったのかな」主演ドラマ『薄桜鬼』インタビュー
大人気シリーズ『薄桜鬼』が主演・崎山つばさで初の実写ドラマ化。男らしさと優しさ、柔らかさが垣間見える、崎山版、土方歳三とは? インタビューをお届けします。
大人気シリーズ『薄桜鬼』が主演・崎山つばさで初の実写ドラマ化。

タイトルは「WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼」
WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送、配信予定。第1話は無料放送の全10話。

土方歳三として過ごした日々を振り返った崎山さん、新年から魅力爆発です。

いろんな土方歳三を観ました!

——『薄桜鬼』の実写化について、最初にしたことは?

崎山つばさ(以下、同):
基本的にはアニメで描かれている土方歳三というのをリスペクトしながら、役作りとしては、他の新選組の作品を観て…。
大河ドラマ『新選組!』山本耕史さんが演じた土方歳三や、司馬遼太郎さん『燃えよ剣』、『新選組血風録』、三船プロの作品とか色々な作品から汲み取って掘り下げながら、自分なりの土方を作りあげていきました。アニメに寄り添いながら、撮影方法が時代劇だったので、そこがまた違った見え方でいて欲しいと思いました。

——たくさんの作品をご覧になったんですね。

めちゃめちゃ観ましたね(笑)。

——新選組、土方歳三も色々な解釈がありますしね。

そうなんですよ。それぞれの作品で解釈も違いますし、男性目線、女性目線でも違う。難しかったですね。

——久しぶりの時代モノ、和装を含めていかがでしたか?

時代劇、着流し、和装みたいなものは本当に久しぶりで、髪型もあいまって本当に別人みたい(笑)。
『薄桜鬼』の設定どおりの髪型をさせていただき、今回はできあがった映像を観ても正直、「誰?」という感じで、自分ではないみたいでした。

——セリフは土方らしく、男気もあり。

そうですね。でも、土方はそんなに多く語るタイプの人物ではないので、行間、間みたいなものを大切に演じました。
——崎山さんが演じた土方は、他の作品とどこが違うと思われますか?

鬼の副長、新選組として名をあげたい一心や、近藤勇(田中幸太朗)を押し上げたかったりする気持ちは同じだと思いますが、『薄桜鬼』は、対千鶴(若柳琴子)という目線があったりするので、優しさ、柔らかさみたいなものが垣間見える瞬間が多々あった気がしています。
他の作品を観ると対女性とのシーンがほぼないんです。
男臭かったり、いわゆる田舎侍というカッコ良さが描かれていることが多かったので、そういう意味では両方を表現できたかな。
あくまで、『薄桜鬼』の実写化なので、あまり男臭くやりすぎてもと違うと思いましたし。
また、(作品の中に)絵コンテでスチールカットがところどころに入っていて、それはもう完全に絵を渡され、「このままにしてください」と言われて、手の角度やおにぎりを持っている指の形とか、全部細かいところまで表現したりしてね。

——スチールカットは大変でした?

大変でした。
今までこういう風に眉間にしわ寄せて…という感じだったのが、対千鶴になったらそれがちょっとぶっきらぼうな…、人は変わっていないけど、ちょっとその瞬間は違う土方という感じのイメージといいますか。
——細部でこだわったところは?

土方は“鬼の副長”と言われて、斬ることに対していとわない、仲間の切腹も命じるぐらいの人であって、ものすごく怖い人というイメージはあったんです。
でも、今作をやって思ったのはそれだけではなくて、統率するための決断でもあったし、決断するための苦悩、悩みがとてもあった人だったのだと思いました。

例えば「撤退だ!」というセリフでも、そこに至るまでの背景や景色など、そういうものが色々と重なって……。
土方歳三は鬼の副長ではありますが、一人の人間、一人の男でもあるので、怖さを感じる瞬間や、揺らぐ瞬間もあったでしょうし、でも、その中で信念として誠を貫くという意味では、新選組と呼ばれる中の人間ではあるんですけど、そういう人間臭いところは大事に、大切に演じました。

動作で言えば、振り返る速度とか、ひとつひとつの動作に対する瞬発力とか、逆にゆっくり振り向くとか、細かな部分を映像ならではの演出で表現するという難しさはありました。
そしてやはり『薄桜鬼』のファンの方がいらっしゃるので、寄り添う作品でないといけないという気持ちが第一段階ではありました。
エゴになりすぎても違いますし、かといって実写化なので、再現ではない。そこは生身の人間がやる意味、崎山つばさがやる意味を見出さなければならないところがあったので、そこも難しかったですね。

——自分と近い部分はありますか?

土方は部屋に籠る瞬間があったそうで、“副長の鬼籠り”と言われていたそうなんです。
だいたい俳句を読んでいたらしいんですが、そういう気持ちはよく分かると思って。
僕も一人になりたい瞬間や、部屋に籠りたい衝動がとてもあるので、そういう部分は土方と通ずる部分はありました。

本当に新選組らしいキャストだった

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