numan編集部
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公演地である石川県の地元のキャストも出演し、いったいクリスマスの日にどんなドタバタが巻き起こるのか、期待が高まる『バックステージ オン ファイア』。
主演を務める梅津瑞樹さんに、本作への意気込みを伺いました。
INDEX
僕自身、「虚構の劇団」に入って間もない頃、人手が足りないと急遽舞台上のパネルを動かす仕事をやったり、いわゆる“裏方”の仕事はいろいろやったので、その感覚はよくわかります。ハプニングやアクシデントはつきものなので、そこに必死に対応したり…そこは醍醐味でもあるんですけど、やってる時は必死ですよね(笑)。そのパネルを動かす仕事も2日くらい前に言われて必死で覚えたやった記憶があります(笑)。
――台本のほうを拝見させていただきましたが、突発的な事態が次々に襲ってきますよね。梅津さん自身はそういう舞台上で思わぬことが起きてそれに対応した、というエピソードはありますか?
いくつもありますよ。ある舞台で、太ももの部分についているベルトが公演を重ねる中で消耗してしまったのか、ポロっと取れてしまったことがあって。そのままにしてると、ずっと足首にからみついた状況になってしまうのでどうしようかな、と思ってたんですけど、その後直後のシーンが殺陣で、役柄的にも苛立ちがあったり、いろいろな思いを抱えてる役だったので、それに合わせてその足に絡みついたものを袖のほうに強く投げ飛ばして、そこに怒りの表現として感じてもらえたらいいかな、ということで思い切って投げてみてなんとか乗り越えたというのはありました。
――そういう突発的な経験の積み重ねで対応力は鍛えられそうですね。
対応力もそうですけど、その瞬間瞬間、発想力が鍛えられるというのはあるかもしれないですね。
幕が開いたら終わるまで地続きで、何が何でも最後まで行かなきゃいけない、というのは普段のお芝居と同じかなと思ってます。カメラの前でやるか、客前でやるかという違いというだけで。もちろん本番中、ハプニングは何もないにこしたことはないんですけど、何かあったらあったでそれに乗っかって面白いものにしていくことができればと思っています。
――そして、今作は石川の演劇の皆さんとのお芝居ということで、これも面白い試みだなと思ったのですが。
楽しみですね。やっぱり小劇場といっても、東京界隈の小劇場や関西の有名な方々は知っているんですけど、地方でやってらっしゃる方は知らなくて、でも、その地域ではめちゃくちゃ有名だし、ずっと歴史を積み重ねてる。そういう皆さんとご一緒できるのはすごく楽しみです。この地域ではこういうの感じが主流なのかとか、お芝居の傾向みたいなものも感じ取れればいいなと思ってます。
今回は、小松の街の中で撮るというわけではなくて、そこにあるホールで撮るわけですけど、でもこれをきっかけに実際に街の中で撮る企画も生まれてくるかもしれないですし、こういった作品をきっかけに地域が活性化していけばいいなと思います。
――本作をこんなふうに楽しんでもらえたら、というのはありますか?
実は劇中で、観てくださってる方がTwitterで感想をつぶやく、というところがありまして、視聴者参加型みたいな感じになっているので、そこはもうぜひ、瞬きせずにTwitterと画面を交互に見比べて、できるならば作品に集中していただきたいので、ブラインドタッチで頑張っていただけたら嬉しいです(笑)。
最近、若者文化を知ろうと思ってまして(笑)、お仕事でご一緒する若い方々にいろいろ聞くようにしてるんです。
そうすると、指ハートは古くて、ハートの中に自分が入るとか、意味不明な情報も聞いたりして(笑)。
こうして文化が流れていくんだなというのを知るんですけど。
その若者たちが情報を得るために何を使ってるのかって聞いたら、Instagramが多いって話なんですよね。
どこか観光に行ったときもInstagramで調べることが多いと。
僕自身、インスタって投稿するとき以外に全く開かないので、そうなんだ、と驚いて。
よく見たら下のほうにいくと虫眼鏡のマークとか出てきて、いろんな動画が見れたり。
こんなのあるんだ、と思っていろいろ見ちゃってます。
――本当に投稿しかしてなかったんですね(笑)。
正直、興味がなかったんです。書きたくなったら書く、という感じで。
――ハマってるというよりは、気になってきた、というような感じでしょうか。
そうですね。気になってるという感じです(笑)。こうやってみんな楽しんでるんだな、と知って面白がってます。
――知ったとはいえ、沼に入るという感じでもなさそうな(笑)。
入るというよりは、沼の淵で見てるって感じですね。こういう感じか…と(笑)。
ありがたいことに来年もスケジュールはある程度決まっていて、自分が何をするかって知っているんですけど。その中で皆さんに「驚き」と「期待」が提供できるんじゃないか、と思っています。
持てるもの全てでぶつかっていきたいです。
――「驚き」と「期待」というのは、意外性もあったり、期待通り「やはりこれやるか」みたいなものもあったり…。
どっちもあります。「これやるか!」もあるし、「お前は一体どこに向かってるんだ!」もあり(笑)、それを一つ一つ届けたいと思います。
――ちなみに、そういったお忙しい中で、ご自分の時間の使い方ってどんな感じですか。
映画を観たり…ですかね。昔のようにレンタルショップ行かなきゃという時代ではないので、ずっと見ちゃいますね。
作品作りとはまた別なんですけど、2年間掲載してたエッセイが1冊の本にまとまることになりまして。
そこでちょうど書き下ろしの小説も何編か書いたので、それもひとつの作品かなと思っていて、お楽しみに…ってめちゃくちゃ宣伝ですね(笑)。
でも、書くことは本当に僕が表現することのひとつなのでこれからもやっていきたいです。
――形になるのは嬉しいですよね。美術・芸術の作品作りもご興味があったと思いますが、そちらのほうは。
フィギュアを作ろうと思って粘土を買ったんですけど、今年思った以上に忙しくて、いまだに放置されてます(笑)。
例えば動画ひとつでも、何かを作るときに、楽しんでもらいたいという妙な気持ちが生まれてしまって、力が入っちゃうんですよね。
今ちょうどTwitterのトップにある動画が固定されてるんですが、ああいうものを作って、自分の創作意欲を消化しているという部分はあるなと思います。
――梅津さんらしいなという感じがします。
まとまった時間でちゃんと腰を据えて作品を作りたいんですけどね。
ちょうど先日「デザイン・フェスタ」に行ってきてすごく楽しかったので、そういうのにも出店できたらいいな、という夢は広がってます。
出演:梅津瑞樹 ほか
演出:川本成
公演日:2022年12月25日(日)
11:50/16:50 【2公演】
●配信プラットフォーム: Streaming+
協力:株式会社ネルケプランニング
共催:かなざわ演劇人協会/こまつ芸術劇場うらら
主催:バックステージ オン ファイア製作委員会
■チケット発売
12月1日(木) 10:00からイープラス「Streaming+」にて配信販売
■公演日程
2022年12月25日(日) 11:50 / 16:50(開場は開演の20分前)
アーカイブ期間:1月7日(土) 23:59まで
■販売期間
2022年12月1日(木) 10:00 ~ 2023年1月7日(土) 21:00
※配信終了日1日前の2023年1月6日(金)22時からはクレジットカード決済のみでの販売となります。
■配信チケット料金
※ご利用にはイープラスへの会員登録が必要となります。(入会金・年会費は必要ありません)
【一般販売】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/
【特典付きファンクラブ会員窓口】¥4,500(税込)
https://eplus.jp/livestreaming_engeki_backstageonfire/umetsu/
※申し込み時、梅津瑞樹ファンクラブ「梅津の潜む穴」会員番号(ニコニコID)の入力が必要になります。
特典①:購入者全員 小冊子「バックステージオンファイアの舞台裏(仮)」(後日郵送いたします)
特典②:購入者抽選「梅津くん使用小道具プレゼント」(当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます)
公式ホームページ●https://backstageonfire.jp/
公式ツイッター●@backstageonfire
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