キンプリの出会いが縁を呼ぶ　五十嵐雅・michitomo・寺島惇太「おこさまブランチ」新曲発売スペシャルインタビュー！

同じく『キンプリ』で共演した声優・寺島惇太さんとおこさまブランチがフィーチャリングした新曲『Oh Matte Sun』が2021年6月22日（火）よりHMVにて限定発売されます。

2020年2月に始動したおこさまブランチ、3rd楽曲となる新曲『Oh Matte Sun』はクラウドファンディングにて支援を募り制作されたもの。
現在公開されている『Oh Matte Sun』MVでは、何故か3人が寿司職人に……？

シングル「メニュー盤」は寿司店のメニューをモチーフにしたジャケットにMカードを同封、
「スペシャルBOX盤」は楽曲収録Mカードと今回のMVにちなんで湯呑、箸、箸置き、醤油皿、寿司下駄を同梱し、今秋開催予定のスペシャルライブ参加券、そして9月開催のオンライン「寿司食べ会」イベント参加券が入った全部盛り仕様。

おこさまブランチの結成から、なぜ寿司？ そして楽曲制作秘話まで、おこさまブランチfeat.寺島惇太のインタビューをお届けします！

五十嵐雅（以下、五十嵐）　とにかく僕が武道館に立ちたいと思って。
全くノープランだったんですが、michitomoさんに相談してみたら、もう快く引き受けていただいて。曲はつくってやるから歌詞やってみなよってことでおこさまブランチが結成されることになりました。

おこさまブランチの３原則は
①イイ年したおっさんたちが大はしゃぎする
②お子様でも楽しめる
③料理×音楽
の３つ。これを軸に音楽活動をしています。

michitomo　３原則、僕も知らないうちにできてました（笑）。

──それは衝撃の事実ですね（笑）。

五十嵐　いやちゃんとmichitomoさんに資料送りましたよ（笑）。
この活動は、”感謝”から始まっているんですよ。一人じゃ何もできない、でも皆を巻き込んで楽しいことをやっていれば、その輪が広がっていくと思って。

michitomo　1st楽曲『GIROPPON31』で本格的に活動を開始しようとなりまして。ちょうど幕張メッセでのライブイベント(※)の時に大々的に発表しよう！と意気込んでいたんですが……雅さんが打ち上げで楽しくなりすぎて告知を忘れるという大失態（笑）。それがおこさまブランチの始動です！

michitomo　それが正しい反応です（笑）

──そこから寺島惇太さんが加わることになりますが、寺島さんをオファーされた理由は？

五十嵐　それはもう”必然”です。

michitomo・寺島　……（苦笑）。

michitomo　2nd楽曲『おこさまブランチ』を制作している頃から、もっと多くの人を巻き込んで行くのも面白いかもと思い始めたんですよ。
時期的にも新型コロナウイルスの感染拡大の影響下で思うような活動ができなかったのもあって、なにか新しい風を吹かせたいなとも考えて、クラウドファンディングでの楽曲＆MV制作プロジェクトをやろうと。
クラウドファンディングを選択したのは、支援してくださる方が明確できちんと恩返し（リターン）ができるから。
そこでまず誰を巻き込もうかと考えた時に、気心も知れていて仲の良い寺島惇太さんがまず挙がりました。

五十嵐　もともと僕たちは『キンプリ』を通して出会って仲良くさせてもらっていて。
その中でも惇ちゃん（寺島さん）は、僕が何をやっても受け止めてくれるっていう絶大な信頼があるんです。そういう意味でも惇ちゃんが必要だと思いました。

──なるほど。では実際にオファーを受けた寺島さんはいかがでしたか？

寺島　もともとおこさまブランチの曲も知っていたし、僕もアーティスト活動をやっていて歌える機会があったら歌いたいなと思っていたんです。所属事務所もレコード会社も僕の自由にやっていいよというスタンスだったのでありがたく受けさせていただきました。

michitomo　クラウドファンディングのリターンとして開催したオンラインイベントでお客様や寺島さんを交えてどんな楽曲にしていこうかと話をしていて。

寺島　そのイベントで好きなものを聞かれて「食べ物だったらお寿司が好き」と答えたら、寿司の曲ができていたという（笑）。
そんな素材のまま生かされるんだったらもっと違うこと言ってたのに（笑）。

──まさかそんな経緯だったとは驚きました（笑）。五十嵐さんが作詞を担当されていますが、歌詞についてもお聞かせください。

五十嵐　クラウドファンディングで作ったということが一つ大きな意味を持っていて。歌詞に”Gurdian”という言葉が出てくるのですが、これは守護者・庇護者、支援してくださる方という意味合いを込めています。そこから『Oh Matte Sun』”おまっとさん＝おまちどおさま”──おまたせしました、待っていてくれてありがとうという感謝の気持ちも込めています。

五十嵐　はい、奥の細道だったり李白や杜甫の漢詩からも言葉を持ってきたりしています。日本語や英語、古語を交えていろんな境界をぶち壊していこうという思いを込めて歌詞は書きました。

──寿司から奥の細道に漢詩まで……。

michitomo　雅さんの歌詞は一言で言うなら「考えるな、感じろ」です（笑）。僕は井上陽水さんが好きなのですが、雅さんの言葉のチョイスには井上陽水さんに通ずるものがあると思っています。

寺島　日本語の嵌め方が面白いですよね。

michitomo　闇雲に言葉を並べているわけではなくて、ちゃんとその裏側に意味がある。センスを感じる詞だと思いますね。制作しているときも面白いです。

寺島　他の人が寿司の曲を作ろうと思ったらこうはならないと思うんですよ。一般的に寿司の曲と聞いて連想する言葉が逆に入ってない。その点も面白いですよね。

──独特の世界観が非常にクセになる楽曲でした。

michitomo　もう世界観、雅ワールドしかないですからね（笑）。でもそこがお客さんが求めているところだと思います。

五十嵐　『足音』は『Oh Matte Sun』で描ききれなかった部分を掘り下げて書いた歌詞ですね。僕があれこれ説明するよりも、皆さんに曲を聞いて感じてほしいです。
当初『足音』にはラップを入れる予定だったのですが、制作しているうちに朗読のほうが合うということで朗読パートを入れました。
その朗読部分を元に作られたのがオーディオドラマ『置き手紙』ですね。

michitomo　今回の一連の作品は「輪廻」がテーマ。ひとつの”えん”で結ばれた作品になっています。

五十嵐　惇ちゃんとオーディオドラマ作るのがめちゃ楽しかった！

寺島　『Oh Matte Sun』だけじゃなくて、CP曲やオーディオドラマまで聞くと、より雅さんが作品にかける思いが伝わってきます。

──オーディオドラマの脚本も五十嵐さんが手掛けているのですか？

五十嵐　そうです。おこさまブランチでは楽曲だけでなく、楽曲から導かれるドラマも作っていきたいという思いがあります。2nd楽曲の『おこさまブランチ』の時も付随するオーディオドラマを制作しました。
『置き手紙』は特にこだわって制作していて、立体音響を駆使しているのでイヤホン推奨で聞いていただきたいです。

寺島　録るときも真ん中にマイクを置いて、僕と雅さんが向き合ってぐるぐる回りながら演じました。声優だと人の顔を見ながら演じる機会は少ないので新鮮でしたね（笑）。

寺島　撮影時は……風強いし朝早いし寒いし……（笑）。
春先の早朝の海で、犬の散歩や朝ヨガしている人を横目に見ながら撮影しました。
でもこんな機会は一生ないなと思ったのでテンション上げて乗り切りましたね（笑）。日常から離れたシチュエーションだとテンションが上がるタイプなんです。

michitomo　MVの構成演出含め製作総指揮まで全部五十嵐雅担当なので、雅ワールド全開ですね。

五十嵐　最初はぐるぐる廻る絵が欲しくて、回転寿司っていう案もあったんです。結果として寿司屋になったのですが良いものが撮れたなと思っています。

──今回発売されるスペシャルBOX盤には、寿司グッズや寿司食べ会の参加権もついていますね。

michitomo　もうこうなったら全部寿司でいこう！ということで企画してみました（笑）。

五十嵐　やはりライブですね。秋に予定しているおこさまブランチ単独スペシャルライブを成功させたいです。
新型コロナウイルスの影響でライブの開催になかなか踏み切れないでいましたが、今回惇ちゃんも加わってくれたので心強いです。

michitomo　そうですね。まずはライブをやるぞ！というのが次の目標です。あとはもう皆さんの前で歌うだけです！

──最後に、応援して下さる皆様へ一言お願いします。

寺島　音楽のプロであるmichitomoさん、役者・エンターテイナーとしても独特の世界観をもっている五十嵐雅さんと一緒におこさまブランチに参加できて嬉しいです。
参加するからには僕も「あのとき寺島惇太を呼んでよかった」と思われるように頑張っていきたいと思います。
まずはライブを目標に2021年はおこさまブランチとして全力で駆け抜けていきます。よろしくお願いします！

五十嵐　おこさまブランチの活動自体が僕の生きがいになっています。色んな人と関わって、関わってくれた人たちに「よかった」「幸せだ」と思っていただけることがおこさまブランチのやりがい、僕のさらなる生きがいになると思います。これからもその輪をどんどん広げていきたいです。michitomoさんにも、惇ちゃんにも本当に感謝しています。そしてファンの皆さんにも形として届けていきたいです。これからも応援よろしくお願いします。

michitomo　『Oh Matte Sun』は「輪廻」”えん”がテーマですが、おこさまブランチも周りの皆さんとの”縁”で活動できているプロジェクトです。これからも”縁”──おこさまブランチの輪をどんどん広げて、その輪にいる人達をまとめて武道館に連れていきたいと思います。
おこさまブランチfeat.寺島惇太、ぜひ一度聞いてみてください。

おこさまブランチ『Oh Matte Sun』は、2021年6月22日（火）よりHMVにて限定販売！
東京・大阪・名古屋でのリリースイベントも予定されています。

一度聞いたらクセになる！ おこさまブランチの不思議な魅力にぜひハマってみてください！
詳細は、以下おこさまブランチ公式サイトをチェック！

【メニュー盤】￥2000＋税
・メニュー仕様ジャケット
・楽曲収録Mカード　
・「Oh Matte Sun」MV　メイキング動画

【スペシャルBOX盤】¥15000+税
・楽曲収録Mカード
・オリジナルデザイン湯呑、箸、箸置き、醤油皿、寿司下駄
・単独スペシャルライブ参加券（Mカードに封入）
・オンラインイベント「寿司食べ会」参加券（Mカードに封入）

収録曲：
01．Oh Matte Sun
作詞：五十嵐雅　作曲：ミチトモ　編曲：きなみうみ（GOLDTAIL）
02．足音
作詞：五十嵐雅　作曲：ミチトモ　編曲：ENIXES（GOLDTAIL）
03．オーディオドラマ「置き手紙」
04．Oh Matte Sun (instrumental)
05．足音(instrumental)

HMV販売サイトURL：https://www.hmv.co.jp/news/article/2105241032/