ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
3月30日にところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールにて開催された「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭2024」のイベントレポートが到着した。
これまで数々のアニメタイアップを果たしているアニソンシンガーのオーイシマサヨシさん。『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役などで知られ、シンガーソングライターとしても活躍している声優の仲村宗悟さん。
そんなふたりが「想い出のアニソン」についてゲストとともに歌って語って楽しむ番組『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会』は、2020年11月より配信が開始。シーズン4では大塚明夫さんや山寺宏一さんなど数多くの豪華声優陣が登場している。
今回開催された本番組のイベント「音楽祭2024」では、伊藤昌弘さん、小林裕介さん、白井悠介さん、田所あずささん、直田姫奈さん、中島ヨシキさんがゲストとして出演した。
過去にゲストが番組で歌った曲を披露する場面で中島ヨシキさんは「天元突破グレンラガン」の「空色デイズ」を、白井悠介は「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」の「ツキアカリ」を歌唱した。
童謡セッションや「ゲストの想い出アニソン」コーナーのほか、即興芝居などのバラエティコーナーも実施。最後には視聴者アンケートで選ばれた楽曲「めざせポケモンマスター」を会場全員で歌唱し、大盛り上がりのなかイベントは幕を閉じた。
レポート全文および写真は以下、プレスリリースより。
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2020年11月より開始し番組公式ニコニコチャンネルやYouTubeなどにて配信中の『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会』。このたび、MCオーイシマサヨシと仲村宗悟、ゲスト出演声優による一夜限りのスペシャルセッション祭り「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭2024」が3月30日(土)にところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールにて開催されました。アニソンシンガーのオーイシマサヨシと声優の仲村宗悟がゲスト声優を迎え、心に残るアニメソングを熱く語り合い、さらには生演奏で歌ったりと、熱くゆる~くアニソンへの“想い”と“思い出”を楽しめるイベントとなり、MC2人をはじめ、伊藤昌弘、小林裕介、白井悠介、田所あずさ、直田姫奈、中島ヨシキという豪華声優陣をゲストに迎え、生セッションや想い出のアニソンについてのトークだけではなく、番組内でゲストからの無茶ぶりでチャレンジした、様々な音楽遊びにも挑戦!同好会ならではのアットホーム感と、生セッションの緊張感が楽しめる音楽祭イベントが繰り広げられました。
◆「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭2024」
日 時:2024年3月30日(土)17:30~
会 場:ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールA(埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3)
出 演: MC:オーイシマサヨシ、仲村宗悟
ゲスト:伊藤昌弘、小林裕介、白井悠介、田所あずさ、直田姫奈、中島ヨシキ
<配信期間(タイムシフト)>生放送終了後~2024年4月13日(土)23時59分
<価格>・通常価格:4,500円(税込)※別途サービス手数料 450円
・チャンネル会員価格:4,000円(税込)※別途サービス手数料 400円
<販売期間>~2024年4月13日(土)20時00分
タイムシフト視聴 ドワンゴチケット申し込みページ:https://dwango-ticket.jp/project/iu1uSM0n8D
番組視聴ページ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv344524434
この日は一夜限りのスペシャルセッション祭りということで大勢の観客が来場。そんな熱気あふれる会場にMCのオーイシマサヨシと仲村宗悟が登場すると会場は大歓声。その様子を見たオーイシが「昨年のイベントに続き今回、2回目の開催が実現したということで、うれしいですよね」と笑顔を見せると、仲村も「前回はバラエティーコーナーをやったり、かっこいい音楽をやったりと、同好会らしいイベントになったなと思います」と返答。そんな流れでまずは番組恒例の即興ジングルを。軽快なギターのリズムとともに「『オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会 音楽祭2024』はじまるよ~!」と高らかに宣言した。
それからゲストがひとりずつステージに登場し、番組で歌った曲をそれぞれ披露。まずは中島ヨシキが「天元突破グレンラガン」の「空色デイズ」を。続いて直田姫奈が「BLEACH」の「Rolling Star」を。さらに小林裕介が「ドラゴンボール Z」の「僕達は天使だった」を。そして白井悠介が「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」の「ツキアカリ」を。続いて田所あずさが「犬夜叉」の「深い森」を。そして最後に伊藤昌弘が「銀魂」の「曇天」をそれぞれに披露。会場のボルテージは一気に高まった。
全員がそろったところで、ゲストを見渡して「ようこそお越しくださいました!そうそうたるメンバーですよ」と感慨深い様子で語るふたりのMC。そこからゲスト陣たちと一緒に番組出演時の想い出話に花を咲かせたり、誰もがキュンとくるセリフを使ってしりとりをしていき、それでひとつの物語をつくっていく「ときめきセリフしりとり」をしたりと。ここから数々の名言、迷言の数々が飛び出したが、観客のリアクションはまさかの……。そんな具合で、観客も巻き込み一体となったステージに会場は大盛り上がりとなった。
その後は「ゲストの想い出アニソン」コーナーへ。それぞれのゲストが想い出の曲を披露しつつ、残りのゲスト陣はパーカッション台へ。そこにはボンゴやシンバル、カホン、シェイカーといったパーカッションや、ピアノやベース、カリンバなどの楽器などが多数用意されており、ゲスト陣も試しに音を鳴らしてみたところで、それぞれの楽器を選択し、スタンバイオッケー。
まずは田所が「わがまま⭐︎フェアリー ミルモでポン!」の「プリティ・ケーキ・マジック」をチョイス。曲中の「ミルモでポン!」という歌詞は会場全員で大合唱となった。そして次は小林裕介が「僕がいまだに車の中でリピートで聴いている色あせない曲」と語る「魔法騎士レイアース」から「光と影を抱きしめたまま」を披露。さらに白井が「プラネテス」の「Thanks my friend」を披露。全編英語の曲を歌いあげ、「気持ちいい!」としあわせそうな表情を見せた。
MC陣のギター伴奏だけでなく、ゲストが奏でるパーカッションや楽器が非常にいいアクセントとなっており、「いいね!」と自然と笑顔がこぼれてくる出演者たち。そんな言葉にまんざらではない様子のゲスト陣たちに向けてところどころで仲村たちからの「意外とみんなドヤ顔でやるね」「みんな自信満々な感じでビックリした」「確かに10年くらいやってますという顔をしている」「みんなスイッチが入るんだね」「やっぱり役者だね」等々のツッコミが入り、観客の笑いを誘った。
ここでセッションはいったん休止となり、即興芝居コーナーに。ここではふたりひと組となっていくつかのカードを引き、そのカードに書かれた内容に沿ってふたりに即興芝居をやってもらうこととなった。まずは直田・白井ペアによる「疑い深いヤンキー(直田)と、片思い中のスーパースター(白井)が、誰もいない駅のホームでダンスする」。そして伊藤・小林ペアによる「けんかっ早い吸血鬼(小林)と、芝居がかった小学三年生(伊藤)が、結婚式のチャペルで乾杯する」。そして「俺もやりたい!」ということで仲村も途中参戦し、田所・中島・仲村がトリオで「やたら陽気な警察官(中島)と、未来から来たオカン(田所)と、上京してきた沖縄人(仲村)と、宇宙船の中で走りだす」という即興芝居を行った。
お題を聞いただけでも予測不能な物語に、始まる前から「面白そう!」という声が続々と飛び出し、実際に始まれば数々の名演技、迷演技が飛び出して会場は大爆笑。流れが危なっかしくなると、そこにオーイシのギターが絶妙にカットインしてきて、なんとか物語を成立させるなど、コンビネーションもバッチリ。オーイシからは「楽しかった!こういうドラマなら劇伴つくりたい」というご機嫌なコメントも飛び出すなど、和気あいあいとした雰囲気に包まれる中、スタッフからは「もう一組いけます」というカンペが。「やってない人がこの壇上にひとりいないですか」という視線の先には、オーイシの姿が。
その雰囲気にすっかりあわてた様子のオーイシは「だってギターのBGMはどうするの?」と抵抗を試みるも、仲村が「簡単なものだったら俺が弾きますよ」。ジワジワと追い詰められていったオーイシもすっかり観念し、白旗をあげることに。そこで相手役に中島を指名し、「片思い中のスーパースター(オーイシ)と、未来から来た警察官(中島)が、深夜の墓場でジャンケンする」という即興芝居を披露することになった。だがやはりもともとはミュージシャンだということもあり、「みんないつもこんな感じでやってるの?」「手が震えてる」など、終始戸惑いを隠せない様子のオーイシだったが、レアな姿を見ることのできた観客は大満足だったようで、ひときわ大きな拍手が会場を包み込んだ。
その後ステージは「ゲストの想い出アニソン」コーナーの後半戦に突入。まずは伊藤が「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の「葛飾ラプソディー」を披露。「これだけのパーカッションと一緒にやるなんてめっちゃ貴重なんで、耳の中がしあわせになる。最高でしたよ」とご機嫌な様子を見せると、続いて直田が番組内でも披露した「時をかける少女」の「ガーネット」を披露。その透明で澄み渡った歌声には「上質だった!」「めっちゃいい!」と絶賛の声が次々と寄せられた。そして最後は視聴者からの「また見たい」というリクエストも非常に多かったという、中島ヨシキの「金色のガッシュベル!!」の「カサブタ」を披露。アカペラからのイントロダクションから、中島の伸びのある歌声が会場全体に響き渡り、皆が「気持ちがいい!」と充実感に満ちた表情となった。
そしてその後は、事前アンケートで聞いたそれぞれの想い出の楽器や、やってみたかった楽器などを持ち寄り「きらきら星」を演奏する「童謡セッション」のコーナーを実施。「学校の放課後を思い出す」という声も飛び出しつつも、演奏のうまい下手を超越した味のある演奏、中でも唯一吹けるドの音だけをひたすら吹き続けた田所のホルンの音にはキャスト陣も涙を流すほどの大爆笑。だが当の田所は「学生時代はずっと吹きまねをしてたんでうれしい」と語るなど、和やかな雰囲気が会場を包み込んだ。
そして最後は「イベントで歌ってほしいアニソンは?」という視聴者アンケートで選ばれた楽曲「めざせポケモンマスター」を会場みんなで歌うことに。「ポケモンゲットだぜ!」というかけ声とともに楽曲がスタートしたが、途中のブレイクでそれぞれのキャスト陣の好きなポケモンのモノマネを織り込んだり、「いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど」という歌詞の合間に登場するオーキド博士の「そりゃそうじゃ」のくだりでいったん曲をストップさせ、演者たちがひとりひとりオーキド博士のモノマネを披露。そして最後に観客全員で「そりゃそうじゃ」の大合唱となってから曲を再開という趣向も織り交ぜられるなど、会場のボルテージは一気に上がった。
そんなイベントもいよいよクライマックス。しかしここでも、即興のジングルに合わせて、ひとりひとりが終わりのあいさつを行ってください、というムチャぶりが。そんな中、まずは中島が「なかなかギターを弾いて歌うところを皆さんに見ていただく機会もないので。こうやって皆さんに聞いていただけて、みんなと仲良く楽しくいろいろな演奏ができて楽しかったです」と語ると、直田が「今日はありがとうございました。わたしも歌ったり、後ろで皆さんとパーカッションを演奏したりとたくさんのアニソンを歌って、すごく楽しい時間でした。またできたらうれしいなと思います」とコメント。
さらに小林が「アニソンを歌いに来たと思いきや楽器もいっぱい弾いて。楽屋で発声練習してる人がいなくて、全員楽器の練習してて。これ何の会なんだろうと思いましたけど。弾きたかった楽器も弾けましたし、いろんなセッションをしながら歌えたことはめちゃくちゃ楽しかった。またこのアットホームな場所に戻ってこれたらうれしいので。また来たときにはぜひ迎え入れてください」と続けると、白井も「僕はあまり楽器は得意ではなくて、普段もあまり触れないんですけれども、そんな楽器初心者でもこうやってみんなで一緒に楽しめるすてきな空間だなと思いました。あと実は僕は骨折してるんですけど、骨折を忘れるぐらい楽しく、没頭しちゃって、ぜひまた本編なりイベントがあったらお呼ばれしたいなと思いました」。
続いて田所が「今日は念願のホルンでの演奏ができて本当に夢のようでした。皆さん優しくしてくれてありがとうございます。そしてアニソン同好会にまたぜひ来たいので呼んでください」と呼びかけると、伊藤も「トランペットを吹かなくなって10年ぐらい。もう一生吹かないんだろうなと思ったんですけど、本当にすてきな機会をいただいて。再び吹くきっかけができて本当によかったな、やっぱ楽器って楽しいなっていうことを改めて思いましたし、アニソンをみんなで歌うのってやっぱりいいなと。みんなが知ってる曲を、オーキド博士も含めやるのって最高だなと思いました」
そして仲村が「本日は皆さま本当に本当にありがとうございます。皆さんが来てくれたからこのイベントがあります。そしてゲストの皆さんも本当にこんなむちゃな要望を受け入れてくれて本当にありがとう。すてきな皆さまです。本当にありがとうございます。この番組がまだまだ続いたらいいなという僕の願望を持っております。オーイシさんからもらえるものが非常に多いですね。声優としてやらせてもらってますけど、アーティストの側面もありますので、そんな中でやっぱりオーイシさんの背中を見れるってね、他の人から見たらズルですよ。そんなズルをまだまだ続けていきたいと思いますので、皆さんまだまだご視聴よろしくお願いいたします」とあいさつ。
そして最後にオーイシが「いやあ……今日はトラウマになったね。あの即興劇はもう2度とやりたくないと思ったんですけども、逆に普段、第一線で活躍されてる皆さまの最前線の厳しさというか、空気感を知った気がしました。こうやって僕も音楽をやってますけども、皆さんは芝居という戦場でずっと戦い続けてるんだということを学び取ることができて。こんな素晴らしい音楽祭をまたやってみたいなと思ってますんで第1回、第2回ときて。2度あることは3度あるといいますし、また次回開催の際は皆さんで集まってばか騒ぎしましょう」と締めくくり、大盛り上がりの中、大団円を迎えた。
ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
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