numan編集部
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第1巻に出演する鷲宮慎/姫宮慎役・伊東健人さん、皇澤茂/館林和茂/シゲ役・平川大輔さん、多々良賢吾役・興津和幸さん、花崎桃李役・田丸篤志さん、小菅役・田所陽向さん、梅島役・鳥海浩輔さんのオフィシャルインタビューが到着しましたのでお届けします。
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INDEX
初エッチの際に、慎は痛みに耐えきれず、シゲを拒んでしまって以来、未だに二人の間には体の関係はなく……。
互いに欲情はするのに、慎を大事にしたいからと手を出そうとしないシゲ。
しかしそんな時、 慎のイメージが 180 度変わる出来事が起きるのでした。
――まずは収録を終えての感想をお願いします。
伊東健人(以下、伊東):非常にボリューム感のある収録でした。台本の厚さや収録時間以上にボリュームがあるなと感じられまして。
というのも、慎として地のセリフとモノローグとを行ったり来たりしながらのかけあいで、彼の感情のふり幅もすごくあるストーリーだったので、ボリュームを感じつつ、楽しくやらせて頂きました。
慎は感情が表情にあまり出ないキャラクターですが、二人なりに一歩進めたのがよかったなと思います。
平川大輔(以下、平川):男性だけでなく今回は女性もキャストの中にいらっしゃいまして、収録ブースの中がいっぱいになるくらいに出演者がいたので、とても賑々しい収録でした。
原作と照らし合わせながら台本を読んで収録に臨ませて頂きましたが、絵の表情ひとつ、セリフひとつ、どれをとってもシゲの真意を読み取っていくのは、人間ひとりを作っていく作業ですので、改めて難しいなと思いつつ、求められているものにどれくらい近づけていけているかな? というのを考えながらの収録でした。
演者側としては、それは難しくも楽しいことのひとつですので、ありていの言葉で申し訳ないですが、とても楽しい収録をさせて頂きました。
田丸篤志(以下、田丸):出演しているシーンは、じつはそんなに多くなかったのですが、ポイントになる場面で登場させて頂いたので楽しかったです。でも出演シーンがもう少し多かったらよかったらなぁと(笑)。
原作を読ませて頂いて、とてもいいお話なので、出演シーンが多いのがうらやましかったです。ですので、僕はシゲと慎の関係性にドキドキしながら、聴かせて頂きました(笑)。
田所陽向(以下、田所):僕が演じている小菅はひょうひょうとしつつも優しい人なのかなと思ったのですが、現場に来てみたら「もっとチャラく、もっと軽い感じでやってください」とディレクションを受けて、戸惑いました(苦笑)。
でも僕はこういうタイプのキャラクターを演じる機会も少ないので、新しくチャレンジさせて頂き、とても勉強になる収録でした。参加できてよかったなと思いました。
平川:僕も伊東くんと共演できるということで光栄でしたけど、がんばって若くやらなきゃというのが……(笑)。
だって同い年のキャラクターですからね。この先、二人の関係がどうなっていくのか……2巻に乞うご期待です!
平川:シゲは複雑なキャラクターですね。「皇子様キャラ」として芸能界で今売れている俳優さんという設定で、そういうパブリックイメージが強いので、それを自分だけのためではなく自分とかかわりのある人のためにも守らないといけない。
でも、セリフの中でもありましたけど「みんなの皇子様になりたかったわけではない」。それがずっと彼の中にくすぶっていて……。
慎には売れてほしい。でもみんなには彼の本当の良さを知ってもらいたくないという複雑な思いを抱えながら、慎とは恋人という関係。
どうやってその複雑な感情を表現したらいいのかすごく悩みました。
だから、収録では軌道修正をして頂くことも多々ありまして伊東くんに迷惑をかけてしまったんですが、自分では想像しきれなかった部分、足りなかった部分を今回補足して頂いたり、修正して頂いたりしたので、2巻目ではもう少しスムーズに伊東くんにぶつかっていけるように頑張ります。
興津:多々良さんはなんか感じ悪そうなんですよ(笑)。
今のところはちょっとめんどくさい先輩感がありますけど、2巻目ではどういう部分を見せてくれるのか、そして、メインの二人にどう絡むのか……ご期待ください。
興津:エセ関西弁、すごく流暢でしたよ。感動しちゃったよ(笑)。
田丸:(笑)。今でもあれでよかったのかな? と思いつつ、その部分をぜひ聴いて頂けたらと思います。
田所:小菅はシゲのマネージャーということで、先ほどもお話しましたがチャラく、軽い人物です。
でもマネージャーなので、しっかりしているところはしっかりしていて、見ているところは見ているというのを意識して、演じました。
今回はちょっとしか出ていないのですが、今後どうなっていくのか楽しみにしています。
じつは梅島との関係性が気になっていまして……。可能性のひとつとして、何かありそうな雰囲気があったので、どうなるのか気になります。先のことを考えてもう緊張しています。
興津・田丸:(笑)。
田所:1作品、収録終わったね~みたいな感じじゃなくて、次を見据えて緊張してるというね。
興津:先のことがわからないからこそ緊張するパターンだね。
――多々良と花崎も今後何かあるかもしれません。
興津:そうですね。何かあるのかな……? ひとまずは1巻ですよ、1巻! こちらを楽しんでください。
平川:今回、物語が始まったばかりなので、大きな事件は起きていませんが……いや、大きな事件と言えば大きな事件が起きていますが、この後、もっとすごいのが来そうなので、どうなっちゃうの、この二人!? とドキドキしています(笑)。
1巻目にもちゃんと甘いシーンがあるので楽しんで頂けるとは思いますが、「ここで切るのかーい!」というところで終わっているので……(苦笑)。
伊東:「起承転“終”」みたいな感じですよね。
平川:そうそう。気になるなぁと思いつつ、あと、先ほどスタジオにいるキャストが多いという話をしましたが、出てくるキャラクターがとにかく多いんですよ。
その中には「ネットの声」、「外を歩いている街の人」など、さまざまなキャラクターが登場します。
撮影現場のシーンでは、監督やADさんなど本当にキャラクターひとりひとりが個性豊かで。
「ネットの声」はめっちゃイラッとさせられますし、「外を歩いている街の人たち」に対しては、「そんなに騒がないであげて!」って思いましたし(笑)。
さまざまなキャラクターを一手に引き受けて下さったキャストの方々が、非常に個性豊かに演じて下さっているので、その部分にもぜひ注目して聴いて頂けたら、作品に没頭して頂けると思います。
田丸:喧嘩のシーン、僕たちスタジオの外にいましたけど、声がバーンって外に聴こえましたよね。
興津:圧がすごかったよね。でも言っていることは可愛い。子供か! って思いましたので、あのシーンはぜひ聴いてほしいです。
田丸:僕はシゲのセリフで「ダメだ」っていうセリフがあるんですけど、そこですね。慎がバラエティ番組に出て、笑顔を見せてしまったときの、「あ、これはいろんな人に知られてしまうんだな……」っていう気持ち。
役者として一番応援してあげたい、一番のファンでいたい、でも自分だけのものにしたいという葛藤から出た「ダメだ」という一言が好きで……。
そこをぜひ聴いて頂きたいですね。シゲは見た目からではそういうことを言いそうにもないし、思わなさそうなので、そのギャップも含めて聴いてほしいです。
田所:最後のシーンですね。シゲも慎もお互い自分のことで葛藤しつつも、行きついたのは……。純粋でいい愛だなと思いました。ぜひ最後まで聴き逃さないようにしてほしいです。
伊東:原作からファンという方が非常に多い作品だと思いますし、皆さんの中にもキャラクター像があるかもしれませんが、ドラマCDということで僕たちの声がつきます。
ビジュアルは出てこず、音声だけのCDで、僕自身が役割を全うできているかというのは、聴いてくださる皆さんにお任せするところではありますが、とても綺麗な作品なので、それを損なうことなく、皆さんに届けられていたらいいなと思います。
続きをお楽しみにして頂きつつ、作品を応援してもらえたらうれしいです。
平川:『黒か白か』というタイトルなのですが、すごく秀逸なタイトルだなと思いました。
パッと見た感じだと、僕が演じているシゲが白で、慎が黒という風に見えるかなと思うのですが、じつは……。
シゲの中にも黒はあるし、世間の目も白から黒に変わったり、黒から白に変わったり。
今回の音声化にあたって、そういう部分が少しでも表現できていたらいいなと思いつつ、演じさせて頂いたつもりです。
ぜひ原作を片手に聴いて頂いて、ご自身の目と耳で感じた「黒」と「白」を探したり、感じたりして頂けたら、より作品を楽しめると思います。
興津:最高の1巻ができたと思います。ここから最高の2巻に続きます。応援よろしくお願いします。
田丸:メイン二人の「いい愛」を聴いて頂きつつ、周りにいるキャラクターも魅力的なキャラクターが多いので、ぜひ周囲のキャラクターたちにも注目して頂けたらうれしいです。
花崎は出番少ないですが、原作を読んでいらっしゃる方はわかると思いますけど、登場はしておりますので。
興津:大変なことになるんですよ、花崎。
田丸:え、大変なことになるんですか?
興津:今言えないですけど、大変なことになります……!(笑)
田丸:(笑)。いろんなことに気づく花崎は、客観的に見ている(読んでいる)ファンの方の目線と被る部分があるのかなと思いますので、そんな目線で聴いて頂けたらより楽しめると思います。ぜひ楽しんでください。
田所:この先も小菅はシゲならびに慎を見守る役だと思いますが、小菅自身にも何かが起こりそうなので、僕は緊張しつつ(苦笑)、皆様には今後を楽しみにして頂けるとうれしいです。
まずは1巻、シゲと慎の人生の一部のエピソードを楽しんで頂けたらと思います。
――演じられたキャラクターの印象をお願いします。
鳥海:原作を読ませて頂いて、梅島は基本的にはクールでプロマネージャーみたいな、あまり隙のない印象でしたが、現場に来たら「もっとクールに」と言われまして(笑)。僕が思った以上にクールでした。
そのクールさは彼の人間性なのか、仕事に徹しているからなのか、現時点ではわからないところですが、決して冷たいというわけではなく、ちゃんと慎のことも見てますし、ああいうマネージャーがいるといいなと思いました。
――鳥海さんのマネージャーさんはクールな方ですか?
鳥海:僕のマネージャーはそんなにクールな人ではないですね(笑)。
新人の時にお世話になったマネージャーの中には、怖いなと思うような方もいましたけど、当時は右も左もわからない状態でしたし、礼儀作法についても現場で覚えていくことが多かったので、今思えば、僕のことを思って指導してくれていたんだなと思います。
――全体を通しての聴きどころ、おススメポイントを教えてください。
鳥海:先に成功している皇澤さんと、地味だけどこつこつやっている慎が……という形で始まる物語なのですが、追いかけているものが入れ替わってくるところがポイントかなと。
自分が追いかけていると思っていたけれど、じつは逆転していたところや気持ちのすれ違いなど、ハラハラするような危うい感じの二人の関係性が見えてくるところは聴きどころですね。
皇澤さんが自分を冷静に見ていられる人だったので、自分が好きな人が売れていってしまうことへの焦りやお互いの距離感など、機微が出ていていいシーンだなと思いますね。すごく丁寧に描かれています。
――発売を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
鳥海:皇澤さんと慎の関係性や彼らの周りにいる、彼らと関係してくるほかのキャラクターたちがどう動くのか。
原作を読んでいる方はもちろん楽しめるでしょうし、まだ読んでいない方も、ストーリーが丁寧に作られているのでわかりやすいと思います。
聴きごたえもあると思うので、ぜひ楽しみにして頂ければと思います。
発売日:2019年8月30日(金)発売予定
価格:3,000円+税
仕様:CD1枚組
品番:MOBL-1038
JANコード:4549743238081
原作:さちも(KADOKAWA刊行)
発売元・販売元:ムービック
コピーライト:(C) さちも/KADOKAWA
◆出演
鷲宮慎:伊東健人、皇澤茂(シゲ):平川大輔、梅島:鳥海浩輔、小菅:田所陽向、多々良賢吾:興津和幸、花崎桃李:田丸篤志 ほか
◆店舗別特典
アニメイトオリジナル特典:おしゃべりCD(伊東健人&平川大輔)
連動購入特典:ミニドラマCD「薄い本のCD」(出演:鷲宮慎:伊東健人、皇澤茂(シゲ):平川大輔、小菅:田所陽向 ほか)
BLCDコレクション『黒か白か2』
発売日:2019年10月25日(金)発売予定
価格:3,000円+税
仕様:CD1枚組
収録時間:未定
品番:MOBL-1039
JANコード:4549743238098
原作:さちも(KADOKAWA刊行)
発売元・販売元:ムービック
コピーライト:(C) さちも/KADOKAWA
◆出演
鷲宮慎:伊東健人、皇澤茂(シゲ):平川大輔、梅島:鳥海浩輔、小菅:田所陽向、多々良賢吾:興津和幸、花崎桃李:田丸篤志 ほか
◆店舗別特典
アニメイトオリジナル特典:おしゃべりCD(出演:興津和幸&田丸篤志)
連動購入特典:ミニドラマCD「薄い本のCD」(出演:鷲宮慎:伊東健人、皇澤茂(シゲ):平川大輔、小菅:田所陽向 ほか)
※8月30日発売のBLCDコレクション『黒か白か1』と10月25日発売のBLCDコレクション『黒か白か2』を連動購入したお客様への特典は【ミニドラマCD】となります。
ミニドラマCDの内容は、原作コミックス2巻アニメイト限定セット「薄い本」を音声化したもの。総帥×大佐ファンは必聴の1枚です。
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2024.11.1