ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
株式会社左右社より現役オタク歌人・榊原紘氏の著書による書籍『推し短歌入門』が、10月19日より発売される。
推しへのあふれる熱い気持ちや推し自身を自分の言葉で表現したいのに、推しを前にすると途端に語彙力を喪失してしまう悲しい生き物・オタク。
今回そんな語彙力喪失オタクに向けて、短歌で丁寧に推しを表現できる入門書『推し短歌入門』が発売されることとなった。
現役オタク歌人としてSNSで話題を呼んでいる榊原紘氏による本書は、推しの目についてひたすら考えたり、推しの生態についてまとめたりする「推しと短歌を繋げるためのワークシート」で、実際に体験しながら楽しく短歌を学べる作りになっている。
難易度別に分かれているため初心者でも安心して学べるほか、これから推し短歌を作る人へのメッセージなど胸が熱くなるコラムや、宝塚・アイドル・アニメオタクが一堂に会した推し短歌会記事なども収録されおり、読み応えたっぷりだ。
推しをもっと自由に丁寧に表現したいオタクは、ぜひ本書を手に取ってみてはいかがだろうか。
以下、プレスリリースより。
***
⼀字のことで騒げる能⼒、対象への熱い思い、オタクは短歌に向いている!
「脚が5メートルある!」「顔がルーブル美術館(=美術品のように美しい)」などなど、推し活においてはミームや誇張表現に頼ってしまい、語彙喪失状態になってしまいがち……それでも、好きなものをもっと丁寧に、自分だけの言葉にしたい! そんな真摯な想いに応える、現役オタク歌人・榊原紘による親切短歌入門が誕生!
全国書店では10月19日より順次発売、Amazonでは10月26日より発売を予定しております。本書のご紹介、著者への取材などぜひご検討ください。
●劇団雌猫推薦!
無限大の萌えを受け止める小宇宙。手軽で奥深い令和の推し方!
●推し短歌ってどんなもの? 作品の一部をご紹介!
・祝福を 花野にいるということは去るときすらも花を踏むこと
・ほの暗い眼窩に月を嵌め込んでゆるされずともこの道を往け
(推し『ゴールデンカムイ』の尾形百之助)
・木兎光太郎
君の眼が初めて熾す火のようでビブスの裾をかたく絞った
(推し『ハイキュー』の木兎光太郎)
●短歌入門にも最適! 難易度別で短歌をじっくり学べます!
●体験型で楽しく挑戦できるワークシート付き!
●コラムや特別巻末付録も読み応えたっぷり!
・「推す」ことにいかに向き合うか、「作った歌が他の人が過去に作った歌によく似ていた、どうすべき!?」、 これから推し短歌を作る人へのメッセージなど胸が熱くなるコラムつき!
・劇団雌猫(もぐもぐ&ひらりさ)、睦月都(歌人)が参加した推し短歌会記事を収録。宝塚オタク、アイドルオタク、アニメ・漫画オタクが一堂に会した、和気藹々の歌会!
■書籍概要
『推し短歌入門』
著者:榊原紘
定価:1,800円+税
ISBN:978-4-86528-400-3
装幀:川谷デザイン
装画:田沼朝
発行・販売:株式会社左右社
▼商品詳細ページ
左右社HP:https://sayusha.com/books/-/isbn9784865284003
Amazon:https://amzn.asia/d/gkee1Jm
■著者プロフィール
榊原紘(さかきばら・ひろ)
1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞、第31回歌壇賞次席。2020年に第一歌集『悪友』(書肆侃侃房)、2023年に第二歌集『koro』(書肆侃侃房)を刊行。過去に京大短歌、奈良女短歌、短歌結社「未來」の「陸から海へ」欄、同人「遠泳」に所属。現在は短詩集団「砕氷船」の一員。
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