羽賀こはく
横浜市出身。インタビュー記事をメインで執筆。愛猫2匹に邪魔をされながらゲームや漫画を楽しむことが生き甲斐。
8月10日(土)、11日(日)大宮ソニックシティにて開催された「フラガリアメモリーズ 1st LIVE & FAN MEETING ~Wish is …~」のオフィシャル速報レポートが到着。
2023年秋に発表されたサンリオ初の本格ファンタジー『フラガリアメモリーズ』は、ハローキティたちの「この世界を、救って!」という願いに応えて立ち上がった18人の“フラガリアの騎士”たちの物語を描くメディアミックスプロジェクト。
騎士たちは赤・青・黒3つの大陸でハローキティたちそれぞれを主(ロード)として仕え、主とその王国を守る契約を結んだ妖精を「RED BOUQUET」「BLUE BOUQUET」「NOIR BOUQUET」と呼んでいる。発表以来、大きな反響が広がり公式X(旧Twitter)フォロワー数は22万人を超え、多くのファンに愛されてきた。
そして、今回満を持して公演された初のライブ&ファンミーティング「フラガリアメモリーズ 1st LIVE & FAN MEETING ~Wish is …~」。前半には「RED BOUQUET」「BLUE BOUQUET」「NOIR BOUQUET」それぞれによる歌とダンスの3DCGライブ、後半には声優陣による『フラガリアメモリーズ』初の生歌ライブ「Bouquet of Wishes」が披露された。
声優陣は、DAY1に梶原岳人・林勇・日向朔公・仲村宗悟・千葉翔也・武内駿輔、DAY2昼公演に寺島拓篤・土岐隼一・小笠原仁・畠中祐・松岡洋平・町本成史、DAY2夜公演に寺島拓篤・島﨑信長・坂田将吾・三上瑛士・榊原優希・徳留慎乃佑・村瀬歩が登場。
レポート全文および写真は以下、プレスリリースより。
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サンリオが人型キャラクターで贈る新世代の本格ファンタジープロジェクト「フラガリアメモリーズ」が、初のライブ&ファンミーティングイベント「フラガリアメモリーズ 1st LIVE & FAN MEETING ~Wish is …~」を大宮ソニックシティ 大ホールで開催した。3DCGによるフラガリアの騎士たち18名が歌って踊るライブパートと、キャストとして参加している声優が登場するファンミーティングパートが一緒になったイベントで、8月10日(土)、8月11日(日)の2日間・計3公演が行われた。
INDEX
3公演はどれも披露された楽曲は同じながらも、その順番と間に挟まれるMCの内容が異なり、繰り返し見に来たファンも楽しませようという気概が感じられる公演となっていた。
3公演通じてイベントはライブパートから始まった。DAY1(8月10日)はNOIR BOUQUETの6人による『ALL SO BAD』からの力強い開幕だ。軽快かつキレのあるダンスが始まる中で、センターに立つバドバルマの「お前ら 俺についてこい!」という低音の効いた力強い言葉で会場の熱が一気に高まった。まず目を惹いたのはその洗練されたビジュアルだ。歌声と楽曲の魅力は既に公開されているMVなどで感じられていたが、ダンスのキレと6人のコンビネーションが見事なことに圧倒された。フラガリアの騎士たちが目の前に存在し、生き生きと動き、喋り、観客を楽しませてくる。
そうしてNOIR BOUQUET、BLUE BOUQUET、RED BOUQUETとそれぞれのユニットごとのMCが挟まりつつ、トリはRED BOUQUETによる『EVER RED』だ。彼らの騎士としての誓いの言葉から始まったこの日のクライマックス楽曲は、先のパートで披露されたRED BOUQUETによる『四つ葉綴りのラプソディ』の親しみやすさといった側面はなりを潜め、彼らの騎士としての側面が強く感じられた。力強いバスドラムのリズムに軽快にのりながら歌い舞う彼らの姿は、良い意味で“王道”で、それがまた主(ロード)に付き従う“騎士”という存在を強く感じさせるのかという気づきがあったりと、ライブならではの魅力が詰まっているように感じられた。
DAY2(8月11日)昼公演のライブはBLUE BOUQUETによる『青空のメモリー』での開幕。3組の中でも爽やかかつ繊細な騎士たちによる楽曲は、衝撃的ですらあった初日の公演開幕からは打って変わって心に染みわたるような時間。
DAY2昼公演は繊細な流れでまとめるのかと思いきや、今度はトリにDAY1頭のNOIR BOUQUET『ALL SO BAD』を持ってきて、DAY1の王道で締めくくる流れを大きく変え、フラガリアメモリーズの幅の広さを実感させる仕上がりとなっていた。
そうして迎えたDAY2夜公演。今度は開幕にRED BOUQUETが登場して、『EVER RED』を披露。2公演を通してそのクオリティの高さに慣れてきたかと思いきや、やはりRED BOUQUETの王道の力強い安心感は目にするたびにハッとさせられる。そしてこの日のトリを飾ったのはBLUE BOUQUETの『青空のメモリー』だ。DAY2昼公演の頭で感じた騎士たちの繊細な感情があふれ出るようなステージは、色とりどりのステージを見た後だとまた違って感じられた。
ここからはファンミーティングパートについて。DAY1では梶原岳人・林勇・日向朔公・仲村宗悟・千葉翔也・武内駿輔が、DAY2昼公演では寺島拓篤・土岐隼一・小笠原仁・畠中祐・松岡洋平・町本成史が、DAY2夜公演では寺島拓篤・島﨑信長・坂田将吾・三上瑛士・榊原優希・徳留慎乃佑・村瀬歩が登場した。
基本的な流れは3公演とも同様であったが、出演キャストが大きく違うことと、コーナー内のお題がルーレットでランダムだったことからどの公演も全く違った内容となっており、通して観た筆者も毎公演新鮮に楽しめる内容となっていた。
3公演ともに行われたボイスドラマ名場面集での生アフレコは、キャストの力量とキャラクターへの理解度に深く感嘆させられる内容となっており、サプライズで行われたフラガリアメモリーズ初の生歌ライブによる『Bouquet of Wishes』の披露も、キャストが違うことによってその表情を別物へと変え客席を大きく盛り上げた。また、最後の写真撮影パートでは主(ロード)としてDAY1はハローキティ・DAY2昼公演はバッドばつ丸・DAY2夜公演はシナモロールが登場し、サンリオキャラクター好きにとってもたまらない一幕となった。
著作 株式会社サンリオ ©︎ ’24 SANRIO
羽賀こはく
横浜市出身。インタビュー記事をメインで執筆。愛猫2匹に邪魔をされながらゲームや漫画を楽しむことが生き甲斐。
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