numan編集部
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ツキプロというフィールドの上で、自由に伸び伸びと、ファンの皆さんと楽しい時間を過ごせたら……。
そんな願いを持つ2人がユニット活動とあわせて、ソロCDをリリースすることが決定。発表から話題を呼んでいる本CDの試聴がスタートしました。
「零のヒストリア」(数寄川零)と「Road to my honey!!」(御風呂庵)は、雰囲気が異なる2曲で、キャラクターらしさを感じる魅力的な楽曲になっています。今回ソロ曲試聴開始を記念して、田所陽向さんと千葉瑞己さんのオフィシャルインタビューをご紹介します。
INDEX
田所:難しかったですね(笑)。1番、2番ともに音程が微妙に変わるところがあるので、そこは意識しないとできなかったですし、2番の入りはすごく難しくて何度もやり直しました。レコーディングは全部一気に録るというよりも、部分部分で収録することが多いので、1番の終わりはどうだったかなというのを思い出しながら2番の入りを録り直しましたね。でも、全然うまくいかなかったので、スタッフさんにはご迷惑かけつつ何度もやらせていただきました。
前回のミニアルバムでは3曲、歌わせていただきましたが、結構受け身な部分が多かったんですよ。「みなさんがこれでいいなら」と、自分の意見というよりも周りの人が僕の歌を聴いた意見を尊重してやらせていただいたのですが、今回は僕自身の「こうやりたいです!」という意見をみなさんに出しながらやることができたので、僕としてはよかったなと思います。
――ご自身で意見を出しつつやったということですが、それは今回どうしてですか?
田所:世の中に零の名前を冠して出るものなので、まずは自分が納得していないと駄目だなと思いまして……。ミニアルバムの完成版を聴いて、じゃあ次はこうやろう、と決めていたので、今回は自分の意見を前面に出しました。ミニアルバムでは千葉くんとディスカッションしながら、ということもあったので、やはり自分の意見や考えを伝えて作っていかないとなと思うようになりました。
――零としては初のソロ曲になりますが、キャラクターソングのソロ自体も初ですか?
田所:初めてなんです。なので、緊張しました(笑)。事前の準備もいろいろしたのですが、僕、実は楽譜を全然見ないんですよ。歌詞を見て、あとは仮歌を聴いて覚えるタイプなので。ありがたいことにかなり早い段階から曲をいただけていたので、毎日練習していました。最低でも1日1回は歌おうと決めてましたね。
曲が難しかったので、毎日やらないと駄目だと。僕は歌詞をセリフととらえているので、その情景をできるだけ思い浮かべて、それを踏まえたうえでいつも歌っています。あとは望む音(声)が出るかどうかですね(苦笑)。
田所:なんだ、これ! と思いました。なんだ、このかっこいい曲は! と(笑)。なんとなくですが、零のイメージ的にしっとりしたものがくると思っていたので、壮大な曲に驚きました。歌詞を見て、これは呂庵やinfinit0に対しての歌なのかなと思いました。零は自分のことをあまり口に出して言わないですけど、ふたりでやっていく上での決意とか、内に秘めた自分の気持ちみたいなものが見えてくる内容だったので、いい曲だなと思いました。
――印象に残っている歌詞はありますか?
田所:ラスサビの「新世界を穿て 刻んで往く これが零(ゼロ)のヒストリア」ですかね。絶対に俺たちが新しい歴史作ってやる! みたいな(笑)。infinit0は呂庵のために組んだユニットなのですが、やるからにはとことんやるぞという思いが伝わってくる歌詞だったので、最後は気持ちが特に入りました。落ちサビからの入りもかっこいいところなので、自分の殻を脱ぐという意味でも印象的です。
――6月には初のリリースイベントがありましたが、リリースイベントを経験してみて何か心境の変化はありましたか?
田所:僕たちはまだまだ声優としては名が知られていないのですが、それでも待ってくれている人がこんなにもいるんだと感動しました。だから、その期待を裏切れないなという気持ちは強まりました。うちわを作ってきてくれた方もいたり、海外から来た、地方から来たという方も多くいらっしゃって……本当にありがたいなと思いました。イベント自体は緊張しましたけど(苦笑)。次のライブがあったら、ばっちり歌わせていただきます! その時にちゃんとやれるように練習がんばります。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
田所:初キャラクターソロCDということで、前回に続いて緊張しながらのレコーディングでしたが、今やれることはすべてやりましたので、ぜひ楽しみにしてほしいです。これからもinfinit0をよろしくお願いします!
【収録内容】
1:零のヒストリア 歌:数寄川 零(CV:田所陽向)
2:零のヒストリア -off vocal-
――事前準備はファーストミニアルバムよりもかなりされたんですか?
千葉:どちらも同じくらい準備しましたが、準備の方向性が今回は違ったんですよ。そもそも前回は初めて「キャラクターソング」を収録させていただいたので、呂庵という人物についてすごく考えることに時間をかけました。今回は「アイドルである呂庵だったら、どう歌うんだろう」という部分を考えたんです。最終的には呂庵っぽい曲なので、素直に歌えばいいということに落ち着いたのですが、僕の技術的な問題が(苦笑)。でも一生懸命、どういう風に曲を作っていこうかなと考えるところに時間をかけました。
――呂庵としては初のソロ曲になりますが、キャラクターソングのソロ自体も初ですか?
千葉:初めてです! 『infinit0』では初めて経験することが多いので、本当に毎回緊張します(笑)。
改めて零……相方の(田所)陽向くんが一緒にいる心強さを感じました。呂庵は零に、僕は陽向くんに頼っているというか甘えているというか、そういうところがあるので。僕がちょっとできないな……と思うことでも、零や陽向くんがカバーしてくれたり。リラックスしてできるということがデュエットのときにはあったので。今回は自分だけ、呂庵だけなので、前回よりもプレッシャーが大きかったです。スタッフさんは「OKです!すごくうまいです!!」と褒めてくださるんですけど、そのたびに僕は「本当にいいのかな?」と不安になります(苦笑)。
千葉:仮歌を聴いたときは呂庵の曲がきたな! と思いました。キャッチーでポップで、すごくかわいい曲です。僕はイントロが一番お気に入りですね。メロディラインも、入っている音がキラキラしているので、自分が歌うときにそのニュアンスを出せたらいいなとは思いました。
あと、楽曲制作をしてくださった篠崎あやとさんの仮歌が毎回うまいんです! だから、すごくそれを意識したというか。僕に曲を預けてくださっているので、仮歌でいただいているものよりも、さらにいいものをお客さんに届けたいですし、スタッフさんには「この曲を千葉さんに託してよかったな」と思ってもらえるようにと思いながらでしたね。
――印象に残っている歌詞はありますか?
千葉:全体的に、目の前にある情景を歌っているパートと、呂庵の脳内の妄想が行ったり来たりして、そのたびに呂庵が表情を変えているなと思いました。歌詞としては、サビの「I want you honey,honey,baby my honey!」ですね。何回ハニーっていうんだよ! と(笑)。甘々だなと思いましたね。
かと思えば、ラストのサビでは「神様どうか たったひとつの願いをきいてくれませんか」って、曲調が急に変わるので、より歌詞が引き立ちますし、ここは自分でも意識して歌いました。あと、一番気持ちが入ったところは1番のBメロなんですけど、「並ぶレジの前 僕の番になり かすかな君のほほえみ」の部分、ここは歌のストーリー的に、憧れの人と対面したところなんですよね。これまでは遠くから見ていたのに、はっきりと対面したところになるので、気持ちがグッと入りました。
楽譜には「キラキラファンタジー」って書いたんですけど(笑)、少女漫画みたいに目の前の「君」がすごくキラキラした風に映っているところなんだろうなと思って。男性にも女性にもこういう経験はあるんじゃないかなと思います。ですので、男女どちらにも共感してもらえると思います。妄想成分強めですが(笑)。
――6月には初のリリースイベントがありましたが、リリースイベントを経験してみて何か心境の変化はありましたか?
千葉:僕はイベントでも話したのですが、初めてこのようなキャラクターをお任せいただいて、こんなにキラキラな呂庵を僕がやる、ということにちょっと負い目というか……僕でいいのかな? みたいに思っていたんです。一生懸命、素敵な呂庵を届けたいと思ってがんばってきたんですけど、実際、目の前にたくさんのファンの方がいて、応援の言葉をかけてくださって、そういう姿を見て、「あぁ、やっていてよかったな」と。僕が呂庵をやってよかったんだなと思えたというか、ホッとしました。そういう意味では以前よりも自信を持って、よりのびのびと呂庵らしく呂庵を演じられるようになった気がします。
僕だけではなく陽向くんも同じことを感じているのかなと思っていて。イベントを終えた後のインフィニラジオの収録ではお互いに雰囲気がすごくよかった気がするんです。応援してくださる皆さんのおかげで僕たちが「infinit0」になってきていると思いますので、ファンの方には感謝、そしてこれからもよろしくお願いしますという気持ちです。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
千葉:今回のシングルは前回のミニアルバムの3曲とはまた違う、呂庵らしい呂庵をお届けできる1曲になっていると思います。呂庵ってこんな感じだよね、というのを楽しんでいただきつつ、呂庵には実はこんな一面があったのか、呂庵のこういうところが改めて好きだななどなど、呂庵をたっぷり楽しんでいただけたらうれしいです!
【収録内容】
1:Road to my honey!! 歌:御風 呂庵(CV:千葉瑞己)
2:Road to my honey!! -off vocal-
【連動購入特典あらすじ】
いよいよ明日はinfinit0として初のソロCD発売日。
仕事帰りの呂庵と零は、CDショップを見かけ、思わず足を踏み入れるのだった。
ワクワクとソワソワと…感謝をこめて!
■タイトル:「とある夏の日」
プロモーションの一環で、野外の大型音楽イベントに出演することになったinfinit0。
寮で迎える朝、イベントの昼、イベント後の夜。二人の一日を追いかけます。
ツキノ芸能プロダクション公式サイト
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https://twitter.com/tsukino_pro
(C)TSUKIPRO
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