メンダコやクジラなど多彩な海の生き物を操作するゲーム『Whale Fall』のストアページが公開。時には魚の群れそのものを操りながら、神秘的で恐ろしい海の世界を心ゆくまで探索しよう

東京芸術大学大学院に通う山根風馬氏は7月12日(水)、自身の公式Twitterアカウント(@Fuma_Yamane)を通して、新作ゲーム『Whale Fall』のストアページ公開を発表した。対応プラットフォームはPC(SteamEpic Gamesストア)。

『Whale Fall』のなかでプレイヤーは深海に暮らす小型のタコ「メンダコ」や菱形の体と角のような“頭鰭(とうき)”が特徴的な「マンタ」、巨大な哺乳類「クジラ」など多彩な海洋生物を操作しながら、壮大な海の世界を探索する。本作においてプレイヤーが操作可能な対象は個体に留まらず、時には大量の魚で構成された魚群そのものを動かすこともある。

本作については2023年4月にゲームの内容を紹介するトレーラー映像が公開されており、東京芸術大学の学生らと制作したサウンドと融合するアーティスティックな印象を中心に話題を呼んだ。

本作の特徴として、あえてゲームのプレイ画面へUIを表示しない点が挙げられる。Steamストアページの記載によると、ゲーム中のシーンもほとんどがワンカットで構成されており、ゲームであることを忘れ映画を見ているかのような没入感を感じられるとのこと。

また、山根氏のTwitter上での発言によれば、本作はWindows PC向けに開発が進められているものの、「もし可能であれば」本作のPC版発売後、PlayStationやMacを対象とした開発にも着手するという。

小さな深海生物から大きなクジラ、時には魚群そのものを操作しながら神秘的な海を心ゆくまで探索するゲーム『Whale Fall』はPC(Steam、Epic Gamesストア)向けに9月ごろの発売を予定している。

うきゅう

小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。 Twitter:@reUQest

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