numan編集部
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『銀河英雄伝説』は数々のヒット作を生み出した人気作家・田中芳樹氏によるSF小説。1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部を記録し、1988年からはアニメシリーズが展開されています。
2018年4月からはProduction I.Gが改めて新作アニメーションとして同シリーズを製作しており、この度フォースシーズン「策謀」が2022年9月から全三章にわたり、3か月連続上映となります。
宮野さんはキルヒアイスを喪った後のラインハルトの変化について「不安定な彼の姿は、演じていても非常に印象的でした」と切々と語りました。一方の諏訪部さんが印象的だったのはオーベルシュタインと“犬”の出会い。「周りからは何を考えているか分からない、鉄面皮のような人間と思われていますが、犬に優しい人なので根はイイ人なのだと思います」と分析しました。
イベントの最後には、舞台挨拶の前に別会場で開催されていた原作40周年イベントで原作者の田中芳樹氏と共演していた宮野さんから「いつまでも謙虚な姿勢で面白いものを書き続ける。田中先生がそういう想いで書かれた作品が40年前から続いていて、そこに僕も参加できている。この奇跡を、これからも本当に大事にしたいと思っています」とリスペクトが込もった熱いコメントもありました。
オフィシャルレポート全文は、以下のプレスリリースより。
***
9月30日(金)より上映が開始されます『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第一章。本作の上映を記念し、9月24日(土)に新宿ピカデリーにて、宮野真守、諏訪部順一、多田俊介監督が登壇した舞台挨拶付き第一章完成披露上映が行われました。サードシーズン「激突」上映後の反響やフォースシーズン「策謀」の見どころなど、3名が銀英伝トークを繰り広げました。
また、「策謀」第一章の冒頭に流れるサードシーズン「激突」要塞対要塞ダイジェスト映像も公開いたしました。
『銀河英雄伝説』は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。数々のヒット作を生み出した人気作家、田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いています。1988年からはアニメシリーズが展開され、さらに多くのファンを獲得しました。
そして、2018年4月、Production I.Gが改めて新作アニメーションとして 『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(1話~12話)を制作。そのセカンドシーズンとなる「星乱」(13話~24話)も2019年に映画館にてイベント上映され、新たな声優陣を迎え、最新の技術での艦隊戦など新解釈で描かれた本作は、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となりました。2020年4月にOP、EDを新たに1~24話をNHK Eテレにて放送。2022年3月~6月には、サードシーズン「激突」(25~36話)が映画館にてイベント上映され、フォースシーズン「策謀」は全三章を2022年9月から3か月連続上映します。
INDEX
まず最初に、『激突』上映後の周囲の反響について聞かれた多田監督は、「たぶん、今日いらっしゃっているお客様も一緒の感想だと思うんですけど。なぜ『激突』で要塞対要塞のオチがないのか、と。スタッフからも言われました(笑)」と、「要塞対要塞」の決着が『策謀』へ持ち越されたことについて、周囲に驚かれたことを明かします。
『激突』の中で特に印象的なことという質問に対して宮野さんが語ったのは、キルヒアイスを喪った後のラインハルトの変化。
宮野「ラインハルトは、登場したときからずっと、絶対的な存在感があるように見せてきた部分があったんです。でも、キルヒアイスのことがあって以降、『激突』での彼は、それ(キルヒアイスの死)をずっと胸に抱えている状態。不安定な彼の姿は、演じていても非常に印象的でした」
その後、多田監督のお話も交えながら、キャストのお二人から見た、ラインハルトとオーベルシュタイン、それぞれの魅力などが語られました。終了の時間も近づき、最後に質問されたのは、第一章から始まる『策謀』の見どころです。
宮野「僕は、改めて(アニメで)戦争を扱うってすごいことだなと思いましたし、これが戦争なのかと思ったら、本当に怖くなってしまって……。でも、アニメというエンタメを通して、それを伝えていく側にいるのだから、しっかりとその本質を伝えていけたらとすごく思いましたし、そういうものも感じられる作品になっているはずです」
諏訪部「期せずして、現実社会も世界的にとても不安定な状態になっているので、帝国や同盟が内包している様々な社会不安にリアリティを感じる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。もちろんメインの登場人物たちが物語を動かしているわけですが、世界はやはり多くの民衆、民意によって成り立っているんですよね。そういう部分が垣間見えるのも本作の魅力のひとつだと思っているので、どうぞお見逃しなく」
多田「『策謀』のティザービジュアルで、一番大きく描かれていたのはあの人だというところでも、見どころは分かるかなと思います。視点が銀河帝国と自由惑星同盟の軍隊のぶつかり合いだけじゃないんですよね。政治とか経済とか…何によって、この世界の物事が動いているのか。『策謀』では、二大勢力ではない、もう一つの勢力も時間をつかって描いていますので、そこを楽しみにして欲しいですね」
●キャスト
ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守 ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ユリアン・ミンツ:梶裕貴 パウル・フォン・オーベルシュタイン:諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー:小野大輔 オスカー・フォン・ロイエンタール:中村悠一
レックス・キャゼルヌ:川島得愛
フレデリカ・グリーンヒル:遠藤綾 ワルター・フォン・シェーンコップ:三木眞一郎
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト:坂本真綾 ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:花澤香菜
オリビエ・ポプラン:鈴木達央 ダスティ・アッテンボロー:石川界人
アドリアン・ルビンスキー:手塚秀彰 ドミニク・サン・ピエール:園崎未恵
ルパート・ケッセルリンク:野島健児 ナレーション:下山吉光
●スタッフ
原作:田中芳樹(東京創元社刊)/監督:多田俊介/シリーズ構成:高木登/助監督:森山悠二郎/
キャラクターデザイン:菊地洋子 寺岡巌 津島桂/総作画監督:後藤隆幸 菊地洋子/特技監督:竹内敦志/
メカデザイン:竹内敦志 臼井伸二 常木志伸/オリジナルメカデザイン:加藤直之/
プロップデザイン:太田恵子/プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和/
3D:ランドック・スタジオ I.G3D/3D監督: 磯部兼士/美術:Bamboo/美術監督:竹田悠介/
美術設定:塩澤良憲 曽野由大 金平和茂/美術デザイン:渡部隆/色彩設計:竹田由香/
音響監督:三間雅文/音楽:橋本しん(Sin)井上泰久/音楽制作協力: Sony Music Publishing (Japan)Inc. /
主題歌:「dust」SennaRin(SACRA MUSIC)/テーマソング「melt」SennaRin(SACRA MUSIC)/
撮影監督:荒井栄児 小澤沙樹子/編集:黒澤雅之/制作:Production I.G/監修:らいとすたっふ/
企画協力:ROOFTOP/制作協力:徳間書店/宣伝協力:アールアールジェイ
製作:銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
●公式HP:https://gineiden-anime.com/
●公式Twitter:https://twitter.com/gineidenanime
©田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会
●シリーズあらすじ:
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。
長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』はフォースシーズンにあたり、敵対する両軍が軍事拠点・イゼルローン要塞を巡って繰り広げる壮大な戦闘が、遂に終結。第三勢力であるフェザーン自治領の思惑も絡み、物語が大きくうねり始める。
●策謀あらすじ:
最高権力者ラインハルトの善政による改革が国民からも支持されている銀河帝国と、不敗の魔術師ヤンらの活躍も空しく、政府の腐敗による国力低下が著しい自由惑星同盟。両国間の勢力バランスに大きな変化が生じる中、第三の勢力フェザーンの自治領主ルビンスキーは、自由惑星同盟を見限り、大きな陰謀をめぐらせていた。ラインハルトは、幼い銀河帝国皇帝の誘拐と自由惑星同盟への亡命というその企みを知りながらも、自身の野望のため利用しようと考える。ヤンも同盟に最大の危機が迫りつつあることは予感していたが……。そんな中、正式な軍人になったユリアンをフェザーンの駐在武官に任命する命令が届く。
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