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大ヒットした宮沢りえさん主演の実写映画『ぼくらの七日間戦争』で、親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開されます。
過去に映画脚本を書いたこともある原作者の宗田理さんはアニメ映画化に対して「わくわくする」と期待を寄せ、その脚本に太鼓判を押しました。その新ストーリーの象徴として、タイトルは漢数字の「七」ではなく、アラビア数字の「7」で、「ぼくらの7日間戦争」とし、昭和の名作実写映画が時を超えて、令和に生きるすべての「ぼくら」ファンに贈るアニメーション映画を劇場公開します。
また映画の主題歌となったTM NETWORKが歌う「SEVEN DAYS WAR」は、ファンの記憶に強く残るメロディーラインでした。その後も30年にわたって40作を超える続編が発表され、「ぼくら」シリーズの世界では、主人公の菊地英治や中山ひとみは中学生から高校生、大学生、そして大人へと成長していく姿が描かれています。
監督を務めるのはテレビアニメ『ブレイブビーツ』で監督デビューし、『ドリフェス!』などの話題作を手がけてきた村野佑太さん。脚本を務めるのは、映画『ブレイブストーリー』やNETFLIXで話題となった『DEVILMAN crybaby』など、数々のアニメ大作を執筆してきた大河内一楼さん。実績のあるアニメストリーテラーと新鋭の監督が率いる制作チームによって“7日間”の冒険が紡がれます。
第1作の刊行から34年、初映像化から31年、日本を代表する青春エンターテインメントの金字塔として愛されてきた原作が、ついに劇場アニメーション作品で生まれ変わります。アニメーション制作は公開に向けて順調に進行しており、少年少女たちを演じる豪華俳優陣は後日、発表予定。是非ともご期待ください。
宗田 理(91) プロフィール
1928年5月8日、東京都生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。1985年刊の『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズは中高生を中心に圧倒的人気を呼び大ベストセラーに。91歳の今なお新作を書き続けており、2019年3月に最新作『ぼくらの宝探し』を刊行。著作に『ぼくらの七日間戦争』『ぼくらの天使ゲーム』『ぼくらの大冒険』(角川文庫、角川つばさ文庫)や「2年A組探偵局」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。映画化作品に「ぼくらの七日間戦争2」(『ぼくらの秘島探検隊』)、『仮面学園殺人事件』、『ほたるの星』『早咲きの花』がある。「大人の持っている常識を踏み越える子どもたちを描いている」と語る。
村野 佑太(34) プロフィール
1984年9月24日生まれ。『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『忍たま乱太郎』などの芝山努総監督を尊敬し、亜細亜堂に入社。2015年『ブレイブビーツ』の監督に抜擢される。その後『ドリフェス!』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』で監督を務める実力派。本作が映画デビューとなる。
◆公式サイト:http://7dayswar.jp/
12月、全国ロードショー
©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
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