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宮崎駿監督によるジブリ作品の中でも、興行収入300億を越え、もっとも知名度が高いと言われる『千と千尋の神隠し』。八百万の神々の世界に足を踏み入れてしまった千尋が、両親と名前を奪われ、「千」として神々が客として集う湯屋「油屋」で働くことになる物語で、2001年に劇場公開されました。
初の舞台化となった本作は、2~3月に帝国劇場で開幕し、大阪、福岡、札幌と全国ツアーを展開したのち、7月の名古屋公演で大千穐楽を迎えました。新型コロナウイルスの影響もあり、なかなか予定しているキャストで公演が出来なかったり、中止になったりと苦難の連続ではありましたが、力を合わせてたどり着いたロングラン公演の大千穐楽は多くの人を感動させています。
またハクを演じたのは、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』日向翔陽役などを務めていた醍醐虎汰朗さんと、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 跡部景吾役などを務めていた三浦宏規さんという、いずれも「2.5次元舞台」でも実績のある2人。さらに、湯婆婆役は原作でも同役の声優を務める夏木マリさんと、『鋼の錬金術師』エドワード役等の少年ボイスでも知られる朴璐美さんと、豪華キャストが集っていました。
今回配信されるのは、帝国劇場公演を17台のカメラで撮影した映像をもとに、ケアード氏と、共同翻訳を担当した今井麻緒子氏が監修を行った新バージョンです。橋本環奈主演帝劇公演は完全な初配信、上白石萌音主演帝劇公演は7月に配信されたバージョンの再編集版の初配信となります。
映像配信にあたり、主演の2人からコメントも届いています。橋本さんは「観に来て下さった方も、観に来る事が叶わなかった方も油屋に足をお運び頂くつもりでご覧頂けたらなと思います。湯屋一同、お客様という八百万の神様方をお迎え致します!」、上白石さんは「舞台の上で、生身の人間が創り出すジブリの世界。是非、何度でも、千尋と一緒に迷い込んでください」と語っており、2人の作品愛がひしひしと伝わってきました。
コメント全文と概要は、下記のプレスリリースより。
***
東宝創立 90 周年の 2022 年、2 月 28 日に帝国劇場にて幕を開け、4 月の大阪・梅田芸術劇場メインホール、5 月福岡・博多座、6 月北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru、6 月・7 月名古屋・御園座と 5大劇場計 102 回でいずれもチケット即日完売を達成し、公演中の 5 月には、上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝くなど、観る者の心に残る舞台として歴史を刻んだ舞台『千と千尋の神隠し』(原作:宮﨑駿 演出:ジョン・ケアード 製作:東宝)。
今回配信されるのは、帝国劇場公演を 17 台のカメラで撮影した映像をもとに、翻案・演出を手掛けたジョン・ケアードと今井麻緒子が監修を行った新バージョンです。橋本環奈主演帝劇公演は完全な初配信、上白石萌音主演帝劇公演は 7 月に配信されたバージョンの再編集版の初配信となります。
宮﨑駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』は、2001 年の封切り以降、爆発的な大ヒットとなり、2003 年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。日本での公開から 18 年が経った 2019 年には中国で初めて公開され大きな話題となるなど、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきました。
U-NEXT では、本作を 2022 年 11 月 16 日(水)より先行レンタル配信いたします。舞台で表現される『千と千尋の神隠し』のキャラクターや名場面の数々を、ぜひ U-NEXT でお楽しみください。
そして主演の千尋は、人気と実力を兼ね備え、今回が初舞台となる橋本環奈と、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石萌音が W キャストで演じます。少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込むところから始まるこの物語。人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が見どころです。今回の配信に際して、千尋を演じた橋本環奈と上白石萌音からコメントが届きました。
INDEX
《上白石萌音コメント》
この舞台と共にあった時間を想うと、未だに愛おしさで胸がいっぱいになります。
私は出演者の身でありながら、お稽古や公演を観るたびに「目が足りない!」と思っていました。
ジョンさんと麻緒子さんによる編集のもと、また新たな視点で作品をお楽しみいただけることが嬉しいです。
舞台の上で、生身の人間が創り出すジブリの世界。
是非、何度でも、千尋と一緒に迷い込んでください。
②舞台「千と千尋の神隠し」(千尋役:上白石萌音)≪帝国劇場公演版≫(再編集版)
出演:上白石萌音 醍醐虎汰朗 菅原小春 咲妃みゆ 田口トモロヲ 朴璐美 他
【配信期間】2022 年 11 月 16 日(水)0:00~12 月 18 日(日)23:59
【配信形態】TVOD(レンタル)
【配信価格】各 5,500 円(税込)/視聴期間:7 日間 ※①②それぞれ共通
▼キャスト
千尋 橋本環奈/上白石萌音
ハク 醍醐虎汰朗/三浦宏規
カオナシ 菅原小春/辻本知彦 ※辻のシンニョウは点 1 つ
リン・千尋の母 咲妃みゆ/妃海 風
釜爺 田口トモロヲ/橋本さとし
湯婆婆・銭婆 夏木マリ/朴 璐美
兄役・千尋の父 大澄賢也
父役 吉村直
青蛙 おばたのお兄さん
阿部真理亜 新井海人 五十嵐結也 桜雪陽子 大重わたる 折井理子 可知寛子
香月彩里 城 俊彦 末冨真由 田川景一 竹廣隼人 知念紗耶 手代木花野 中上綾女
花島 令 松之木天辺 水野栄治 武者真由 保野優奈 八尋雪綺 YAMATO 山野 光
▼スタッフ
原作:宮﨑 駿
翻案:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア :久石 譲
音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク
音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Ableton プログラミング:コナー・キーラン
美術 :ジョン・ボウサー
パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ
振付・ステージング:井手茂太
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:中原幸子
ヘアメイク:宮内宏明
映像:栗山聡之
音楽監督・指揮:深澤恵梨香
舞台監督:北條 孝
演出補佐:今井麻緒子
演出助手:永井 誠/小貫流星
プロデューサー:尾木晴佳
演出:ジョン・ケアード
協力:スタジオジブリ
製作:東宝株式会社
株式会社 U-NEXT https://unext.co.jp/
©東宝演劇部
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