numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本記事では、推しの対象についてや推し活の内容、推し活のエピソードなど、“推し活”に関するさまざまなアンケートの調査結果をご紹介します。
※過去半年以内にマンガ作品を購入したブックライブ会員
(総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ)
INDEX
また、回答者それぞれの推しの対象ジャンルを平均すると一人当たり2.45次元(※1)となり、「マンガキャラがイチ推しだが、それとは別に3次元でアイドルの推し活もしている」、「アニメのキャラを推しつつ、推しキャラに声をあてている声優も推す」など、複数ジャンルの“兼ね推し”が主流であることが分かりました。
(※1…マンガやアニメを推している回答者を「2次元」推し、アイドルや俳優など実在する人物を推している回答者を「3次元」推しとして、推し活をしている人々の推しの対象の平均次元を算出)
関連グッズやDVD、ブルーレイなど展開される商品の種類や数は、それぞれの「推し」のジャンルにもよるので一概には言えませんが、「2次元推し」は推しを象徴もしくは体現している「物を持つ」、「3次元推し」は「実際に会う」という活動により、推しと接点を持つことを楽しんでいるようです。
一般的に単話版は単行本よりも早く続きが配信されるため、「少しでも早く続きが読みたい」と思ったときに単話版を購入しますが、その後さらに単話版がいくつかまとまった「単行本」も購入する場合は、「少しでも多く推しの売上に貢献したい」という気持ちが強いのかもしれません。
「“推し”からの供給にどんな気持ちになりますか?」の問いに対し、1位は「活力・勇気」、2位は「癒し」、3位は「胸キュン」となりました。
「その他」の中には、「尊敬・崇拝・信仰」、「感謝」、「生きる希望」、「わが子のような気持ち」といった回答が見られました。
なお、2021年6月にブックライブの「マンガ好き会員」を対象に行ったアンケート調査では、コロナ禍において夏季ボーナスは減少ながらも「推し活」への支出は増加している傾向が分かっています
新型コロナウイルスの影響で推しのイベントが減ったことを受けて、推しを応援する気持ちでグッズ購入に力を入れた方や、もともと推しからもらっていた「日々の活力」や「癒し」といったものがコロナ禍という状況で一層強く求められるようになり、それぞれの支出の増加につながっていったのかもしれません。
★性格や趣味が変わったというエピソード
・休みの日は家に引きこもりってのが、休みの日は観劇! イベント! カフェ! など外に出るようになった。また、SNSや現地で友達も出来た。(イチオシ:舞台『刀剣乱舞』出演俳優)
・キャラクターの好きな物、食べ物等……それまで自分は特に好きでなかった物にまで推しが好きなら、と興味が持てるようになった。(イチオシ:『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍)
★推しが生活の中心というエピソード
・引っ越しをして、部屋の色を四獣神の色でまとめようとした。京急線を眺められるマンションに引っ越した。 (推し:『鬼滅の刃』、四獣神、京急線)
★推しのために自分を磨くというエピソード
・推しの誕生日までに痩せたくてダイエットで7kg痩せた(現在もダイエット中!)(イチオシ:「SnowMan」岩本照くん)
・推しの体格に憧れて筋トレを始めたため、健康な生活を送れるようになった。(イチオシ:『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍)
★交友関係が充実したというエピソード
・ 同じ推しの仲間や友人と出会えて、一緒にイベントに行けるようになったのが嬉しかった。(イチオシ:マンガ家の峰倉かずやさん)
・ 推し活をしていなければ絶対出会わなかった友達たちに出会えた。そして一緒に推し活ができている。 (イチオシ:嵐)
★推しに対する気持ちがあふれ出たというエピソード
・1999年12月31日の解散ミサで閣下の涙を見た。去っていくその御姿に向かって「愛してる!」と叫んだ。誰かに対して「愛している」と言ったのは(その時が)初めてであり、以降も無い。(イチオシ:デーモン閣下)
【書店員えい子コメント】
タイムリープで中学生に戻ってしまい大好きな同人誌を失ったことで、一時は悲観的になっていたはとこ。しかし、忘れかけていた「マンガ家になる」という夢を思い出したことをきっかけに、ポジティブに自分の人生をやり直すことに!いじめられたり、むずかしい授業も推しへの愛や妄想で解決していくエネルギッシュな姿を見ると、大好きなものが日々の原動力になることを実感します。
『君がどこでも恋は恋』(沙嶋カタナ/祥伝社)でも、推しとの出会いをきっかけに一人暮らしやイメチェンに挑戦し、人生を変えていく主人公が描かれます。推しとの出会いが、自分の人生をより良くするための大きな岐路になったという人も多いのではないでしょうか。
【書店員えい子コメント】
仕事で周囲から頼られて、なかなか素を出せない課長。けれど、家に帰れば推しキャラクターのパグ太郎のグッズに囲まれてとろとろに癒され、またキリッと明日の仕事に向かっていく……。気を張ってばかりで好きなものを好きと言い出せない課長だからこそ、パグ太郎への大きすぎる愛情を爆発させられる瞬間はまさに至高の時間。うっとりした表情に注目です。
他にも、『トクサツガガガ』(丹羽庭/小学館)や『ジェンダーレス男子に愛されています。』(祥伝社/ためこう)など、疲労困憊した主人公が推しに癒されて元気になる作品は多く、忙しく隙のない日々を過ごす現代人にこそ、プライベートでは疲れを癒すオアシスのような推しを見つけてほしいものです。
【書店員えい子コメント】
本気で推しに恋してしまう、いわゆる「ガチ恋」。不毛な恋だとわかっていながらも、好きでいられるだけで幸せ……。と思っていたのに、いざ推し俳優が目の前に現れて熱烈にプロポーズされた……!? ときめきが止まらない気持ちと、「推しとファン」という関係性を守りたいというポリシーの間で大いに揺れ動く主人公。推しが与えてくれる胸キュンをゼロ距離で食らってしまう、夢のような体験を味わえます。
『顔だけじゃ好きになりません』(安斎かりん/白泉社)『推しが大家で私のファンで!?』(アメヤゆうり/講談社)など、大好きな推しに急接近してしまう作品は数多くありますが、いずれも「ファン」としての立場から、喜ぶどころかまず戸惑ってしまう様子がリアル。世界で一番好きな人からのファンサ、尊すぎてまさに致死量なのですね……。
また、今回ご紹介した作品以外にも、2021年8月現在、ブックライブでは「推し」を愛で、「推し」に生きる人々を描いた「オタク」タグのついたマンガを400作品以上配信中です。現在「推し」がいる人はより共感できること間違いなし。
推しがいない人も、推し活の様子を楽しめるマンガを通して、疑似推し活を楽しんでみてください。
●総合電子書籍ストア「ブックライブ」 https://booklive.jp/
●公式Twitter https://twitter.com/BookLive_PR
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声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
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