numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
オフィシャルレポートをご紹介します。
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さらに、「MARCOさんに写真を撮っていただくことによって、こういう表情も取り入れることが出来るなというのが生まれたので、中身に関しては想像以上です」と満足気に語り、「自分がイメージしていたものよりも、世界観が色濃くはっきりと、深みのあるショットを見つけられました。おおまかな作りのビジョンは予想通りに、中身の濃さはより深いものが出来上がったんじゃないかなと思います」と自信を見せました。
「基本的に、写真を撮る時に要求されるのはカメラ目線じゃないですか。今まで芸能生活を送ってきて、写真集でもやっぱり、決めカットを撮ることが多くなるイメージがあったんですけれど、MARCOさんは『撮り始めます』『こういうショットをください』という前の状態で、先にシャッターを切り始める方なんです」と撮影を振り返りながら、「いつのまにか撮られていて、『こっちを向いてください』と言われてカメラ目線になったり、言われる前にシャッター音に気が付いてポーズを始めたり。そういうことが多々あったので、表情にゆとりを持つことができて、ナチュラルな部分から決めに入るショットまで、いろいろな写真を選ぶことができました」と微笑んだ。
「衣装を借りてきてくださったり、買い付けてきてくださっても、その瞬間に僕は立ち会っていないので、どうしてもフィッティングをしていない分、サイジングの違和感って微妙に出てくるんです。自分が着て綺麗かどうか、自分の体のラインの生かし方やごまかし方、すべてを理解して自分に合う服を選ぶことができるのが、自分でスタイリングすることによる利点だと思います」と、服へのこだわりも明かしました。
「『History』というタイトルからは、物語や歴史をイメージすると思うんですけれど、フォトブックでは時の流れを表現して、1日の流れを1つの作品にまとめたかったんです」と、プロジェクト名と同じタイトルがつけられたフォトブックのコンセプトを述べ、「写真やイラストといった2Dでの表現にテーマを置きながら、朝から夜にかけての時間軸を意識しました」と語りました。
そんなスペシャルなコラボレーションに荒木さんは、「普通にデッサンされたらどうしようという恐怖はあったんですけれど、作品のタッチをそのまま生かして僕を描いてくださって、思いを汲み取って描いていただけたのかなと、すごく嬉しかったです。2.5次元作品に出たという意味に繋がるイラストを届けてくださいました」と喜びながらも、「同時に、今後2.5次元作品をやらしていただく上での課題も見つけられました」と真剣な眼差しに。
「僕を描いてくれていても、イラストだったらこういうふうに表現して、こんなシルエットや体のポージングになるんだ、と。原作のキャラクターに、0.5次元を足す表現をするには、この骨格を作らないとこういうふうにはならないんだ、3次元と2次元の間ではこれだけ差があるんだ、と思いました。今の僕には足りないものをイラストから感じて、今後に生かせる題材になりました」と、作品へのストイックな姿勢を見せました。
さらに、「嬉しいことに、写真集を買うほどではないかなという方や、対談相手のファンの方に、僕のファンの方が『ぜひ読んでいただきたいのでよかったら受け取ってくれませんか』って、渡しているらしいんですよ。『荒木さんのファンから頂いたんですが、すごく読み応えがありました。感動しました』って対談ページの感想を松岡さんに届けてくれている方もいらっしゃるみたいです」と、ファンの熱量を感じさせるエピソードも。
「ファンの方の活動によってたくさんの方に見ていただけているんだと、ここ数日すごく感じています。僕のファンは、昔ながらの“親衛隊”という言葉が似合うような、僕を支えてくださっている方ばかりです」とファンへの感謝を述べました。
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