ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
10月15日にTOHOシネマズ新宿にて開催されたオリジナル長編アニメーション『ふれる。』公開御礼舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着した。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の青春三部作を手掛けた超平和バスターズの長井龍雪氏、岡田麿里氏、田中将賀氏によるオリジナル長編アニメーション『ふれる。』。
10月4日に公開となった本作では、不思議な生き物「ふれる」と暮らす3人の友情物語が描かれている。今回の公開御礼舞台挨拶では小野田秋役の永瀬廉さん、祖父江諒役の坂東龍汰さん、井ノ原優太役の前田拳太郎さん、長井龍雪監督が登壇。トークだけでなくメインキャスト3人による生アフレコも実施した。
フリップトークのコーナーでは、「本作の主人公、小野田秋の秋にかけまして、〇〇の秋と言えば!」というお題に対し永瀬さんが「焼き肉の秋」と回答。「舞台挨拶の後にみんなで1回焼き肉に行きました」と明かし、作品チームの仲の良さがうかがえた。
「一番お気に入りの“ふれる”のシーンを絵で描いてください」というお題では、各々個性のあふれる絵を披露し会場を沸かせた。3人の絵を見た長井監督も「個性が素晴らしい。家に飾ります」とコメントした。
レポート全文および写真は以下、プレスリリースより。
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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(’11、‘13)、『心が叫びたがってるんだ。』(‘15)、『空の青さを知る人よ』(’19)
“心揺さぶる”青春三部作を手がけた、監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀の3人が贈る、オリジナル長編アニメーション最新作、映画『ふれる。』が、絶賛公開中!
同じ島で育った幼馴染、秋と諒と優太。東京・高田馬場で共同生活を始めた三人は20歳になった現在でも親友同士。それは島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」が持つテレパシーにも似た力で趣味も性格も違う彼らを結び付けていたからだ。お互いの身体に触れ合えば心の声が聴こえてくる-それは誰にも知られていない三人だけの秘密。
しかし、ある事件がきっかけとなり、「ふれる」に隠されたもう一つの力が徐々に明らかになるにつれ、三人の友情は大きく揺れ動いていく-
監督を務めるのは『ハチミツとクローバーⅡ』(’06)で監督デビューを果たし、『とある科学の超電磁砲』(’09)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(’15)などを手掛けた長井龍雪。脚本には、『さよならの朝に約束の花をかざろう』(’18)、昨年は『アリスとテレスのまぼろし工場』(’23)で脚本・監督も務めた岡田麿里。キャラクターデザイン・総作画監督を務めるのは田中将賀。『すずめの戸締まり』(’22)のキャラクターデザインや、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(’21)の作画監督といったメガヒット作品を手掛けた。
キャストには、物語の主人公、言葉でのコミュニケーションが苦手な少年、小野田秋役に永瀬廉。「King & Prince」のメンバーとして活動する一方、実写映画初主演作となった『うちの執事が言うことには』(‘19)をはじめ、ドラマ『東京タワー』(’24)等数々の映画・ドラマで活躍。『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(23)では声優初挑戦ながらも好評を博した。
秋が不思議な力を持つ生き物「ふれる」と出会うことで、心がつながった幼なじみ、祖父江諒役には坂東龍汰。主演映画『若武者』(‘24)が公開中の他、ドラマ、舞台と活躍の場を広げ、25年正月公開予定の映画『君の忘れ方』にも主演が決定している。
同じく幼馴染の井ノ原優太役を前田拳太郎。元々アニメーションが大好きだという前田は、ドラマ『仮面ライダーリバイス』(‘21)シリーズにて主演を務め、『劇場版 美しい彼〜eternal〜』(’23)の他、様々な映像作品に出演中。オーディションで選ばれた全員が、アニメーション映画初主演となり、人気と実力、そして勢いを兼ね備えた豪華俳優陣の共演が実現!
ほか、鴨沢樹里役に白石晴香、浅川奈南役を石見舞菜香、脇田役を皆川猿時、島田公平役に津田健次郎と、声優や俳優として今大活躍のキャストたちが脇を固める。
さらに、主題歌を担当するのは、今年デビュー5周年を迎えるYOASOBI。本作のために書き下ろした、自身初のアニメーション映画タイアップ楽曲『モノトーン』が、「ふれる」の力で互いの心の声が聴こえる青年3人の友情と痛みを優しく包み込む。
INDEX
映画『ふれる。』公開御礼舞台挨拶 実施概要
【実施日】10月15日(火)
【実施劇場】TOHOシネマズ新宿
【登壇者】長井龍雪(監督)、永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(’11、‘13)、『心が叫びたがってるんだ。』(‘15)、『空の青さを知る人よ』(’19)200万人を感動の涙で包み込んだ“青春三部作”の長井龍雪(監督)、岡田麿里(脚本)、田中将賀(キャラクターデザイン・総作画監督)が新たに挑む、オリジナル長編アニメーション最新作『ふれる。』。
この度、10月15日(火)<公開御礼舞台挨拶>を実施!会場には、監督を務めた長井龍雪、メインキャラクターを演じた永瀬廉(小野田 秋 役)、坂東龍汰(祖父江 諒 役)、前田拳太郎(井ノ原 優太 役)が再集結した。
満席の会場に、長井監督とメインキャスト3人が舞台に登場!映画鑑賞後の感動冷めやらぬ会場にあたたかい拍手と大歓声が響いた。長井監督の「本日はよろしくお願いいたします。」という挨拶から、永瀬は「今日は足を運んでいただきありがとうございます。短い間ではございますが、よろしくお願いいたします。」と言い、坂東の「本日は楽しんでいきましょう!」という声掛け、前田の「『ふれる。』が始まって、またこうして皆さんとお会いできる機会ができてとても嬉しいです。」と、会場に集まった観客に向けてお礼と共に挨拶の言葉を話した。
10月4日の公開から“この秋一番の感動作”との呼び声も高い本作。身近な人からの反響について永瀬は「友達からすごく連絡が来ました。現場や普段お世話になっているスタッフ(メイク・スタイリストさん)たちがみんなで見に行ってくださったという話も聞いて。「面白かった」そうですよ!ありがたい声を本当にたくさんいただいています。」と明かし、大勢の人たちのこころに届いている嬉しさをにじませた。
続いて、メインキャスト3人の絆に“ふれる”フリップトークを実施!長井監督から本作にまつわる質問を3人に投げかけることに。1つ目のお題は「本作の主人公、小野田秋の秋にかけまして、〇〇の秋と言えば!」。永瀬は「焼き肉の秋」、坂東は「運動の秋」、前田は「プレゼントの秋」と回答し、永瀬は「舞台挨拶の後にみんなで1回焼き肉に行きました。」と、作品チームの仲の良さが垣間見えるエピソードを明かした。坂東は本作のPRで西武ライオンズのセレモニアルピッチに登板した際に宣言通り(本作の公開日にちなみ10月4日=104km)104kmを出したエピソードから運動の秋をチョイス。前田は自身の誕生日が9月ということから、贈り物をいただくことが多い「秋」と答えた。
2つ目のお題は「これまでのプロモーション期間中で一番記憶に残っていることは?」。永瀬は「ナマケモノ」、坂東は「『ふれる』の鼻」に・・・、前田は「初日アフレコ」と回答。坂東は本作の舞台・高田馬場で行った生配信中に起きた出来事を挙げ、「(永瀬が)かき氷機の油の部分に『ふれる』の頭を突っ込んで、後々犯人発覚しました(笑)」と、本作のファンや来場の観客たちにも話題になっていた生配信での思い出を話した。最後のお題は「一番お気に入りの“ふれる”のシーンを絵で描いてください」。前田は、バケツに入った「ふれる」と幼い頃の3人が一緒に歩くシーンを描き、可愛らしい「ふれる」の絵に会場から拍手が。坂東は、物語の後半「ふれる」と秋と諒がファンタジックな世界へ入り込むシーンを描き、登壇者も観客も驚きの絵の上手さを披露!最後は、「今日はめっちゃうまく描けた」と自信満々の永瀬から「ふれる」&奈南・樹里らの5人が夜の高田馬場の運動場で遊ぶシーンを披露!会場からは永瀬らしい絵の出来栄えに笑い声が上がり、「キャストが勢ぞろいのシーンなんです!!」と作品への愛を込めて選んだシーンだと説明。3人の絵を見て長井監督は「個性が素晴らしい。家に飾ります。」とコメントし、アフレコから様々な宣伝活動を共にしてきた3人の絆(!?)を確かめた。
さらに、本作の余韻にもう一度浸ることができる、メインキャスト3人による<生アフレコ>を実施!!物語後半、主人公3人が育った島で海を見つめながら友情を確かめ合うシーン。3人の想いがこみ上がり、クライマックスに差し掛かるシーンの生アフレコに、本編を見たばかりの観客たちからは「え~~~!!」と喜びの声が。長井監督は「オーディションにもこのシーンが含まれていて、本当に皆さん素晴らしかったので、ここが(3人を選んだ)決め手にもなりました。」とこのシーンを選んだ理由を話した。3人が準備に入ると、会場はまるでアフレコスタジオのような緊張に満ちた空気に一変。オーディションで選ばれた3人だけあって本番さながらの生アフレコを披露し、会場から盛大な拍手が送られた!
満員の観客たちの前で3人の生アフレコ姿を見守った長井監督は「素晴らしいです。本当にアフレコ当時を思い出しました。」とコメント。永瀬は「最後の笑い合うところが1番緊張しました。やっぱり見てくださった方たちの前でアフレコするのは新鮮ですね。でもみんな全然噛まずにできたので、100点のものを披露できたんじゃないかなと思います。」と話し、坂東は「1カ所撮り直してもいいですか?ちょっと声がスムーズに出なくて…」と言うと、長井監督から「本番の時より全然良かったですよ。」と本人も思わずびっくりのコメントが。前田は「めちゃくちゃ緊張しましたし、優太が降りてくるかな?と思ったんですけど、ちゃんと降りてきてくれました(笑)」と、3人とも初挑戦の生アフレコを終え安堵の表情を見せ、長井監督から改めて「僕達が選んだ3人は間違いなかったなと思いました。」と褒め称えた。
最後、登壇者を代表して長井監督は「本当に素晴らしいキャストとスタッフに恵まれて、とても幸せな作品だと思います。公開から2週間弱経ちましたが、 もっと『ふれる。』の輪が広がるよう、皆様よろしくお願いします。」とコメントし、キャスト陣を代表して永瀬は「本当にたくさんの方々のおかげで無事、皆様にこの作品を届けることができています。たくさんの方々にこの作品に触れていただいて、その感動を我々も感じさせてもらっていますが、日本中のもっとたくさんの方々に届けばいいなと思っています。まだまだこの作品を大切な人に広めていただき、たくさん感動を共有していただけたらなと思います。」と語り、本作への愛が詰まったメッセージと共に舞台挨拶を締めくくった。
日本のアニメーション界を支えている最高のアニメクリエイター、人気と実力、そして勢いを兼ね備えた豪華キャスト、魅力的かつ心に“ふれる”主題歌。この新たな出会いが大きな感動を呼ぶオリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』は絶賛公開中!
永瀬 廉 坂東龍汰 前田拳太郎
白石晴香 石見舞菜香
皆川猿時 津田健次郎
監督:長井龍雪 脚本:岡田麿里 キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀 音楽:横山 克
TeddyLoid 監督助手:森山博幸 プロップデザイン:髙田 晃 美術設定:塩澤良憲 榊枝利行(アートチーム・コンボイ)美術監督:小柏弥生 色彩設計:中島和子 撮影監督:佐久間悠也 CGディレクター:渡邉啓太(サブリメイション)編集:西山 茂 音響監督:明田川仁 制作:CloverWorks
YOASOBI「モノトーン」
(Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.)
配給:東宝 アニプレックス
製作幹事:アニプレックス STORY inc.
製作:「ふれる。」製作委員会
©2024 FURERU PROJECT #映画ふれる
公式ホームページ:fureru-movie.com
公式X:https://x.com/fureru_movie
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【CDリリース情報】
2024年10月2日(水)リリース
YOASOBI「モノトーン」
形態:完全生産限定盤
品番:XSCL-98
仕様:CD 1枚 + 絵本型ブックレット[歌詞+「モノトーン」原作小説『ふれる。の、前夜。』 (岡田麿里 著)収録]
価格:\2,273+税 (税込 ¥2,500)
購入URL:https://yoasobi.lnk.to/RWVZi7
[収録曲]
1. モノトーン
2. Monotone
3. モノトーン - Movie Edit –
4. モノトーン - Instrumental –
絶賛公開中
ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
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