「魔女」を描く絵画を解説する書籍『魔女絵の物語』が8月に発売。魔女の図像と歴史、その変遷を作品解説や背景の紹介で紐解く

　グラフィック社は8月、書籍『魔女絵の物語　魔女をめぐる図像の歴史と変遷』を発売する。

　本書は、ブリューゲル（父）、ゴヤ、ビアズリー、ドラクロワ、国芳、ミロなどが描いた作品を「魔女」を主軸に解説する1冊。魔女の図像と歴史、変遷を辿ることができる。

　また、作品の紹介はもちろん、魔女狩りの地理的分布、魔女のアトリビュート、取り巻きの動物、さらに作者や作品にまつわるエピソードのほか、神話、聖書、文学、歴史などの観点から「魔女」に迫る。

　充実の内容のページサンプルも公開。主題となる作品を大きく配したとなりに作品の紹介、さらにモチーフや魔女についての詳細な解説も記されており、バックグラウンドもふくめて多角的に作品を鑑賞できる。

　『キルケーに扮したティラ・ディリユー』を起用した、妖しげな雰囲気漂う存在感たっぷりな表紙も魅力のひとつだ。

　『魔女絵の物語　魔女をめぐる図像の歴史と変遷』は税込1980円。同シリーズの『悪魔絵の物語』も発売中となっている。

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　リリース全文は以下のとおり。

名画とともに魔女の図像の歴史と変遷を辿る『魔女絵の物語』８月発売

グラフィック社は、書籍『魔女絵の物語　魔女をめぐる図像の歴史と変遷』を、2023年8月に発売いたします。

古代より神話や聖書、文学、芸術はもちろん、社会の中で人々とともに存在してきた魔女。偉大な芸術家たちは魔女をどのように表現してきたのでしょうか？　現代にいたるまでの魔女とその図像の歴史と変遷を紹介します。

・名作の数々を「魔女」を視点に解説

魔女の図像はどのように誕生したのか？　ブリューゲル（父）、ゴヤ、ビアズリー、ドラクロワ、国芳、ミロなど、偉大な芸術家たちが魅せられた魔女とはいったい何者なのか？　魔女を物語る重要作品、魔女を物語る意外な作品の他、魔女狩りの地理的分布、魔女のアトリビュート、取り巻きの動物なども紹介。作者や作品にまつわる逸話も満載。神話、聖書、文学、歴史など、さまざまな背景から解説した一冊です。

美術の中の魔女たち/魔女狩りの地理的分布/魔女のアトリビュート/取り巻きの動物/魔女を物語る重要作品18/魔女を物語る意外な作品19/作品一覧

・著者プロフィール

著者：アリックス・パレ
ルーヴル美術学校卒。17～20世紀西洋絵画の専門家。8年間、ルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿で勤務。美術史のワークショップや講演を行うほか、パリで開催される大規模展覧会に関わる。主な著書に『悪魔絵の物語』（グラフィック社）など。
翻訳・監修：冨田 章（とみた・あきら）
1958年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。成城大学大学院文学研究科修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム［天保山］を経て、現在、東京ステーションギャラリー館長。これまで「ロートレック展 パリ、美しい時代を生きて」「エミール・クラウスとベルギーの印象派」「シャガール―三次元の世界」「メスキータ」などの展覧会に関わる。著書に『ビアズリー 怪奇幻想名品集』『ゴッホ作品集』（いずれも東京美術）、『偽装された自画像―画家はこうして嘘をつく』（祥伝社）、『代表作でわかる印象派BOX』（講談社）、訳書に『ゴーガン』（西村書店）など多数。

・書籍情報

書名：魔女絵の物語　魔女をめぐる図像の歴史と変遷
著者：アリックス・パレ
翻訳・監修：冨田 章
発売日：2023年8月
仕様：B5変形　並製　総108頁
定価：1,980円（10%税込）
ISBN：978-4-7661-3769-9
Amazon　https://www.amazon.co.jp/dp/4766137698
楽天ブックス　https://books.rakuten.co.jp/rb/17570968/

・好評関連書籍

▶️名画とともに悪魔の図像の歴史と変遷を辿る『悪魔絵の物語』プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000084584.html

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