『トリコ』作者・島袋光年氏の読み切り作品『ヤバイ』がジャンプ+にて公開。死刑になったバンド「ザ・ヤバイ」が誰も予想できない結末へとノンストップで突き進む“しまぶー節”全開の作品

 集英社が運営するコミックサイト・少年ジャンプ+にて、『トリコ』作者の島袋光年氏の読み切り作品『ヤバイ』が公開された。

 島袋光年氏は「しまぶー」の愛称で親しまれる漫画家。週刊少年ジャンプにて1997年より『世紀末リーダー伝たけし!』、2007年より『トリコ』を連載していた。

 「ヤバイ」バンド・「ザ・ヤバイ」が最後の曲である『ヤバイ』を演奏する迫真のシーンから始まり、ファンクラブ会員は20億人、SNSフォロワーは50億人を超える彼らが影響力を持ちすぎたことを理由に死刑になるところから物語が展開。

 ファンの熱狂と彼らのパフォーマンスによる熱気を帯びたシーンが断片的に挟まれつつ、彼らの過去やファンとの触れ合いなどを振り返りつつ、誰も予想できない結末へとノンストップで突き進む。

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画像は『ヤバイ』より

 公開後すぐに話題となった本作は、即日100万閲覧を突破。SNSやコメント欄では勢いのある展開や心あたたまるセリフ選びなどの「しまぶー節」にファンも喜びの声をあげているほか、作品名にちなんだ「ヤバイ」という感想も多く見られた。また、壮大なスケールで描かれる結末にはさまざまな反応が寄せられており、示唆的にも思える結末への考察のほか、諸星大二郎氏の作品を想起する読者も。

 死刑を言い渡された彼らとファンの運命は、ぜひその目で確かめてほしい。『ヤバイ』はジャンプ+にて無料公開中だ。

ジャンプ+『ヤバイ』はこちら

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電ファミ編集部

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