何度も繰り返す7日間の世界を「漁師」が冒険するゲーム『Dead Flamingo』開発中。波打つ海の表現ときらびやかなビジュアル＆音楽がすごい

　Twenty Ninety Creativeは、アクションアドベンチャーゲーム『Dead Flamingo』を開発中だ。

　現時点では海外メディアGematsuが同誌にて情報と映像を掲載したほか、Steamにストアページが開設されているだけで、情報がかなり少ない本作。しかし映像やストアでの記述からは注目のビジュアルやゲーム内容が確認できる。

　『Dead Flamingo』は、7日ごとに終焉を迎える世界を冒険していく、ファンタジー要素の強いアクションアドベンチャーゲームだ。主人公は希望に向かい突き進む若き漁師（原文：Fisherman）で、日曜日の夜になると突如終焉を迎える世界のサイクルを止めるため海原を進んでいく。

　ゲーム中では船を使って移動するシーンがメインとなるが、海上だけでなく空中や海中も進むことになる模様。また島を探索するパートも存在し、環境を利用したパズル要素が存在するようだ。主人公の漁師以外にも人間が存在し交流することになるほか、H.P.ラヴクラフト風のモンスターと戦闘する要素もあるという。

　特筆すべきなのはやはり海面のゴージャスなアニメーションやきらびやかなビジュアルだ。白い星屑や飛沫を残しながら世界を移動する船と、自然の雄大さを感じさせる魚や海藻の群れ。公開された映像はファンタジーな造形の世界描写や音楽と相まって、心をしたたかに打つ内容となっている。

　現時点でリリース時期や開発の状況などは見当たらないが、Steamに登録されているとのことでPCでの発売は決定している模様だ。『Dead Flamingo』の続報に期待したい。

Steam | 『Dead Flamingo』 ストアページはこちら