「オーケストラ」をテーマに美麗なビジュアルで冒険を描く2Dアクション『Symphonia』を2024年に発売。かつて学生として同名作を手がけたクリエイターが再集結し新たに開発

　パブリッシャーのHeadup Publishingは8月29日、オーケストラがテーマの新作2Dアクションゲーム『Symphonia』を2024年に発売すると発表した。

　対応プラットフォームはPC（Steam）とコンソールとなっている。

　『Symphonia』は謎めいた音楽家・フィレモンとしてオーケストラのメンバーを集め、「世界を動かす音楽の力」の復活を目指す2Dアクションゲームだ。

　本作はフランスはパリにある単科大学・ISART DIGITALの学生たちが2020年にitch.ioにて無料でリリースした同名作品を元にしており、同作を手がけたメンバーがスタジオ・Sunny Peakを立ち上げて開発している。

　オリジナル版は学生が無料で配信した作品とは思えない美麗なアニメーションも大きな見どころとなっていたが、トレーラーを産所すると今作においてはより高精細なビジュアルが採用されている。

　ゲームプレイはアクションプラットフォーマー形式を採用し、バイオリンと弓を駆使したスリングショットのような挙動でステージをピョンピョンと軽快に駆け抜けていく。

　また、itch.ioでリリースされたオリジナル版ではフィレモンがバイオリンを弾くことで起動するギミックが存在したため、今作においても「オーケストラ」というモチーフにちなんだ仕掛けが用意されているだろう。

（画像はSteam：Symphoniaより）

　さらに、本作には作品の為に収録されたオーケストラによる演奏が用意され、弦楽器、金管楽器、木管楽器など、楽器の種類それぞれをテーマとする楽曲を作中で楽しめる。

　実際にプレイヤーが耳にする音楽やゲームシステム、ビジュアルに至るまでテーマを突き詰めた作品として期待できそうだ。

　未だ明かされていない作品の情報も存在するため、興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し発売を待とう。

Steam：Symphoniaはこちら