AIが考案したコーラの新フレーバー「Coca-Cola Y3000」が海外向けに発売。味とパッケージのほか、QRコードもAIによって考案。日本での発売は未定

　米コカコーラ社は現地時間の12日、西暦3000年をイメージしてAIと共同開発した「Coca-Cola Y3000」を、「The Coca-Cola Company」にて発表した。日本での発売は未定。

　シュガーフリーとオリジナルの2種類が用意されるようで、シュガーフリーはアメリカ、カナダ、中国、ヨーロッパ、アフリカなど、オリジナルはアメリカ、カナダ、メキシコなどで発売予定とのこと。西暦3000年の味を日本でも楽しめるように、日本でも発売してほしいところだ。

　本商品は、世界中のコカコーラファンの視点とAIから収集された洞察からインスピレーションを受けたという味だ。リリース内には味に関してのコメントが一切ないので、味は飲んでからのお楽しみ。また、味のほかに、デザイン面でもAIを活用しているようで、AIが生成した画像を使用して、パッケージデザインのインスピレーションとなるムードボードを作成しているとのこと。

　パッケージ内のQRコードもAIによってデザインされており、アクセスすると、AIによって画像生成ができるStable Diffusionによる写真フィルタリングが楽しめる「Coca-Cola Creations Hub」に接続することができる。

　グローバル戦略担当シニアディレクターOana Vlad氏のコメントなどの詳しい内容は「The Coca-Cola Company」にて公開されているリリース内に全編英語で記載されているので、気になる方はチェックしよう。

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