『カウンターストライク2』いきなり正式リリース。名作FPSシリーズの最新作が『CS:GO』から無料アップグレードされる形でついに開幕

　Valveは日本時間の9月28日（木）、『カウンターストライク2』を正式リリースした。

　本作は1999年から続くFPS『カウンターストライク』シリーズの最新作だ。2012年に配信を開始した『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』（以下、CS:GO）から無料でアップグレードされる形でリリース。『CS:GO』にあるすべてのアイテムの移行にも対応しているそうだ。
　
　ゲーム中は「Source 2エンジン」をベースに構築されており、リアルな物理ベースのレンダリングや最先端のネットワークシステムを備える。基本プレイ無料の作品だが、「プライムステータスアップグレード」を購入することで、他のプライムステータスのプレイヤーと対戦し、限定の記念品アイテムや武器ケースを受け取ることができるようになる。

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— CS2 (@CounterStrike) September 27, 2023

　『カウンターストライク2』の大きな特徴のひとつが、刷新された「スモークグレネード」のシステムだ。今作のスモークグレネードによって展開された煙は弾丸やHEグレネードによって吹き飛ばすことができ、一時的に視界を確保したり、逆に妨害範囲を拡大するといった新たな戦略が生まれているという。

　また、既存のマップについてもアップグレードと徹底的な見直しが行われ、一部は新たなツールとレンダリング機能によって一から完全に再構築。さらにユーザーインターフェースからゲームプレイまですべての視覚効果もアップデートされており、銃弾が当たった後の「血痕」などがマップを移動する際の情報としてさらに役立つようになっている。