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9月29日、国内のインディーゲーム制作サークルであるアサノハ製作所は、ノベルゲーム『廃遊園地のメメントメモリア』のSteam版をリリースした。
日本国内での価格は850円。
本作のジャンルは「記憶」を巡るポストアポカリプス・ボーイミーツガール・ノベルアドベンチャーとなっている。
戦場を駆ける少年少女たちの感情を描く「泣きゲーの王道」を往きつつも、「新しいノベルゲーム」に挑戦するコンセプトで制作されたという。
boothで配信されている体験版では、大人が中心に構築されている「軍」に雇われている傭兵の少年「カイ」の視点で物語が進む。
本作の舞台となるのは、第三次世界大戦が勃発し崩壊した世界。
主人公カイは、疎開を余儀なくされた子どもたちだけで自給自足している廃遊園地「ラグーン」を拠点としている傭兵の一人だ。
物語の序盤で、カイは少年たちを率いた傭兵の隊長であるヨシユキのもと、咽せかえるような砂塵と銃弾が無情に飛び交う戦場を駆け抜けていた。
この戦闘で「軍」から支払われる報酬は日当で「1000円」しかないという。
第三次世界大戦の後、物価や流通がどのように変動しているかはこの時点で確かめようがないが、「二人分の生活費にしたら、せいぜい1週間というところだ。……低い」というカイの発言から、「ラグーン」の子どもたちへの待遇の低さと、戦争で経済が疲弊している様子が伺える。
カイは「軍」との共同作戦中に青髪の少女「ミオ」に出会う。
ミオは少女とは思えないほどに精密な射撃を得意とし、連射性の高いマシンガンの一発一発で正確に敵を撃ち抜くという人間離れした荒業を戦場で見せ、主人公のカイを驚愕させた。
人並外れた戦闘能力を持つミオだが、その後一人で包帯を巻くことすらできないポンコツっぷりも披露。
半裸で包帯に巻かれたミオに適切な治療を施すところから、カイとの出会いがはじまる。
任務が終わり、足を負傷しながらも「軍」についていこうとした結果、高熱を出して置き去りにされたミオの姿にこころをうたれ、カイはミオを連れて自らの拠点「ラグーン」へと向かう。
『廃遊園地のメメントメモリア』は9月29日より、PC(Steam)にて配信中。価格は850円。
また、本作の序盤を無料でプレイできる体験版はboothで配信中だ。
日当「1000円」で戦う絶望の傭兵カイと、謎の青髪の少女ミオの行く末が気になった方は、ぜひダウンロードしてチェックしてみてほしい。
『廃遊園地のメメントメモリア』の体験版はこちら(booth)『廃遊園地のメメントメモリア』Steamストアページはこちら『廃遊園地のメメントメモリア』公式サイトはこちら「アサノハ製作所」の公式Xアカウントはこちら
以下、プレスリリース全文。
INDEX
国内のインディーゲーム制作サークル・アサノハ製作所は9月29日、ノベルゲーム『廃遊園地のメメントメモリア』のSteam版(https://store.steampowered.com/app/2505800/_/?l=japanese)をリリースしました。
日本国内での価格は850円となります。
『廃遊園地のメメントメモリア』は、「記憶」をめぐるポストアポカリプス・ボーイミーツガール・ノベルアドベンチャーです。
コンセプトは新時代の「泣きゲーの王道」で、王道を往きつつも新しいノベルゲームを目指しました。
舞台となるのは崩壊した世界、子どもたちが自給自足している廃遊園地《ラグーン》です。
傭兵として働く少年・カイが、大人中心の軍閥《軍》に所属していた一人の少女・ミオと出会うことから物語は始まります。
本作のイラストを手がけるのは、新進気鋭のイラストレーター・壱珂(@ichika_oekaki87)です。
Twitterのフォロワーは6万人を超え、そのユニークな雰囲気を持つ作品は国内外から注目を集めています。
「崩壊した世界で、子どもだけが暮らす廃遊園地」という独特な世界観が、淡く美麗なイラストで彩られます。
体験版ですでに公開した範囲も、背景の差し替えや立ち絵の差し替えを大幅に行っています。統一した世界観が見所です。
本作のコンセプトは「泣きゲーの新しい王道」。切ないボーイミーツガールの物語が紡がれます。
新しい時代のベンチマークとなるようなゲームを、という意味を込めて「新しい」王道を目指しました。
同作の無料体験版は、booth上で配信されています。
(https://long-hair.booth.pm/items/4720640)
また、同作のパッケージ版も同様にboothで販売されています。
(https://long-hair.booth.pm/items/5011021)
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