電ファミ編集部
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わくわくゲームズは9月29日、話題を呼んだアドベンチャーゲーム『ファミレスを享受せよ』を制作したサークル月刊湿地帯が手掛ける新作ゲーム『METRO PENGUIN EUTOPIA』のSteamストアページを公開した。
本作は2024年の発売を予定しており、価格は未だ明かされていない。
— おいし水 (@oississui) July 24, 2023
『METRO PENGUIN EUTOPIA』は永遠にやまない吹雪によって外界から閉ざされ、人々が地下空間で生活を営むようになった都市・サポロシティを舞台に、殺人ペンギンを狩り「ペンギン頭」の異名を持つ主人公・バームとして戦うローグライク要素のあるRPGだ。
サポロシティのアッパーレイヤーと呼ばれるエリアにはさまざまな考え方の市民が住まい、またそれぞれ目的を持った3大結社も存在する。ゲームはマルチエンディングとなっており、3大結社との関係性によって物語の結末は変化するという。
ゲームプレイはアドベンチャー要素と戦闘で構成され、戦闘は1対多数のターン性バトルとなっている。バームは後述する「傾向パラメータ」に応じたスキルを獲得できるため、的確な行動の選択と独自のビルドで多数の殺人ペンギンを迎え撃とう。
また、主人公・バームの考え方の傾向を示す「秩序」「探求」「暴力」と3つのパラメータが用意され、これらの「傾向パラメータ」はレベルとスキルポイントを兼ねた値となっている。
パラメータを消費することでスキルが獲得できるほか、主人公の行動を決定する際には各パラメータの最大値が参照される。このシステムも、バームの未来を決定する要素となりそうだ。
本作を手掛けるゲーム制作サークル「月刊湿地帯」は、2022年にンディーゲーム販売プラットフォームの「itch.io」にてアドベンチャーゲーム「ファミレスを享受せよ」をリリースしている。
同作はジリジリとピクセルがほころぶ低解像度の質感を駆使したアートワーク、そしてた「荒唐無稽な設定」と「リアルな情緒」が同居したユニークなシナリオがX(旧Twitter)上で話題を呼び、5月にはNintendo Switch版も発売された人気作となっている。
このたびSteamストアページが公開された『METRO PENGUIN EUTOPIA』においても、『ファミレスを享受せよ』で描かれた「アートワーク」と「ユニークな世界設定」のみならず「ペンギン殺して英雄気取り、マジで最高の仕事だね」というアンニュイな情緒を感じさせるキャッチフレーズも確認できる。
未だ明かされていない情報も多いため、興味がある読者は本作を手掛けるおいし水氏やわくわくゲームズの公式Xをチェックして続報を待とう。
おいし水氏のX(旧Twitter)はこちらわくわくゲームズの公式X(旧Twitter)はこちら
プレスリリースの全文は以下のとおり。
INDEX
– 地下空間に広がるサポロシティを舞台にしたローグライクゲーム- 『ファミレスを享受せよ』を制作した月刊湿地帯最新作- ゲーム本編は2024年発売予定、PC/ゲーム機を予定
わくわくゲームズ合同会社(代表:大柳竜児)は、ゲームサークル「月刊湿地帯」が制作をすすめているローグライクゲーム『METRO PENGUIN EUTOPIA(メトロペンギンユートピア)』の Steam商品ページを本日(9月29日)17時より公開いたします。
Steam商品ページのURLは下記の通りです:
https://store.steampowered.com/app/2364190/
『METRO PENGUIN EUTOPIA』は永遠にやまない吹雪によって外界から閉ざされ、人々が地下空間で生活を営むようになった都市・サポロシティを舞台に、いつからか現れるようになった殺人ペンギンたちを狩る『ペンギン頭』こと主人公バームが、ペンギンとサポロシティを巡る暴力の螺旋に否応なしに巻き込まれていくことを描くゲームです。
作者の『月刊湿地帯』(おいし水氏)は、今年8月に弊社よりSteam版を発売しているアドベンチャーゲーム『ファミレスを享受せよ』で、世界観、ビジュアル、そして音楽と、ゲームを構成する各要素が、プレイヤーから高い評価を受けているインディゲーム作家です。『METRO PENGUIN EUTOPIA』では、舞台設定はよりハードに、ゲームジャンルはコア向けに設定したことで『月刊湿地帯』が創作する魅力あふれる世界を、新しい視点で体験できる作品として、制作を進めています。
『METRO PENGUIN EUTOPIA』は2024年完成予定です。発売に向けてゲームにかかわる情報をSteam商品ページ上で順次お知らせして参りますので、本作にご興味のある方はぜひウィッシュリストへのご登録をお願いいたします。
ペンギンよ!ペンギンよ!偽りの楽園に、真なる光を!
かつて「ペンギン彗星」によって引き起こされた永遠にやまない吹雪によって、不毛の地と化した北海道。地下に築かれたことで危難を逃れた都市・サポロシティは外部との接触がほとんどできない閉鎖的な世界として独自の文化を築いていました。
サポロシティの広大な地下空間は、市民が暮らすアッパーレイヤー(上層)と、工事の末に放棄されたロウワーレイヤー(下層)にわかれており、いつの頃からかロウワーレイヤーには市民を襲う凶暴な殺人ペンギンがあらわれ、巣くうようになっていました。
主人公・バームはふとしたきっかけで、『ペンギン頭』と呼ばれるペンギンを模した被り物をつけた戦士となります。相棒のレナーデと共に市民の安全のため、日夜恐ろしい殺人ペンギンたちを相手に戦い続けています。
サポロシティで活動し、それぞれ異なる思想を持つ三大結社と関わりつつ、ペンギンとシティの謎をめぐる暴力の螺旋にバームたちは巻き込まれていきます。『ファミレスを享受せよ』の月間湿地帯がおくる、新しいローグライクゲームの登場です。
タイトル名:METRO PENGUIN EUTOPIA
ジャンルローグライク対応プラットフォーム: Steam(PC) / ゲーム機
リリース日:2024年予定
ゲーム本編価格:未定
対応言語:日本語 / 英語 / 中国語(簡体字・繁体字)を予定
【Steam商品ページ】https://store.steampowered.com/app/2364190/
コピーライト:
Ⓒ月刊湿地帯 / oississui.Published by Waku Waku Games.
素材用に公開しているゲーム画面などは開発中のものです。
【わくわくゲームズについて】わくわくゲームズは、日本の同人・インディタイトルに焦点をあてた小規模なゲームパブリッシャーです。「ゲームは世に出てからがスタートライン」を標榜し、魅力的な作品を制作するクリエイターの皆さまを支援し、ゲームファンの皆さまへお届けするために2021年9月より活動開始、 2022年8月より法人として活動を加速中です。
【連絡先】わくわくゲームズ合同会社(en: Waku Waku Games G.K.)ウェブサイト: https://www.wakuwakugames.com/
Twitter: @waku2games
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