配信者などで流行中の『スイカゲーム』に酷似したアプリに公式が注意喚起。ブームに乗っかった偽物に気を付けよう

 最近話題のパズルゲーム『スイカゲーム』に酷似したスマートフォン向けアプリについて、開発元のAlladin X(アラジン エックス)が注意喚起を行った。

 『スイカゲーム』はもともと、プロジェクターなどを販売するpopInの製品である「popIn Aladdin」に内蔵されていたゲームで、株式会社エスカドラによって2021年12月9日にNintendo Switchに移植されたタイトルだ。『テトリス』のような落ちものパズルとマージ系システムを組み合わせたゲームとなっている。

 ランダムで来るフルーツをケースの中に落とし、同じフルーツを合わせて大きい別のフルーツにして、一番スコアを獲得できるスイカを作ることを目指す。フルーツがケースから溢れてしまうとゲームオーバーとなってしまうので、落とす位置や勢いなどを計算してスコアを高めなければならない。

『スイカゲーム』に酷似したアプリに公式が注意喚起_001
(画像はストアページより)

 配信開始から時が経ち、バーチャルYouTuberやゲーム実況者などの影響によって2023年9月に人気になり、Nintendo Switchのダウンロードソフトランキングで1位になった。突然の大流行により、公式Xアカウントでは『スイカゲーム』をプレイした配信者に感謝の言葉を伝えたり、デコポンの次はオレンジなのかみかんなのかの論争に「柿」という回答を行って終止符を打ったりと、楽しそうに流行に乗っかっている。

 そんなブームに乗っかって『スイカゲーム』に酷似したゲームが勝手にスマートフォン向けに配信されているようだ。公式発表によると『スイカゲーム』から製品画像・説明文面等を流用したiOS用アプリケーションを確認しているが、『スイカゲーム』はスマートフォン向けに開発されておらず、こちらはアラジン エックスとは一切関係がないアプリケーションであるとのこと。

 公式は、「弊社開発の「スイカゲーム」に似たアプリケーションをダウンロードする場合は、十分ご注意いただきますよう、よろしくお願いいたします。」と注意喚起のコメントを残している。

アラジン エックス公式Xアカウントはこちら『スイカゲーム』My Nintendo Storeはこちら

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電ファミ編集部

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