電ファミ編集部
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Wildbus Studioによる新作アドベンチャーゲーム『フリークの森(Freak Crossing)』が9月28日(木)にNintendo Switch向けに600円で配信されたほか、Steam版が2023年にリリース予定となっている。Steamストアページではデモ版が公開中だ。
※映像はNintendo Switch版のものになります。
本作はマルチエンディング方式のライフシミュレーターゲームとなっている。
過疎地域にある無法者や変人のひしめく小さな村を舞台とし、プレイヤーは村長となって3Dマップを自由に移動しながら住人たちと会話を交わしながら事件や問題を解決していくこととなる。
ピクセルアートで描かれたカートゥーン調の愛嬌あるキャラクターやビジュアルとは裏腹に下品なジョークやブラックユーモアがふんだんに盛り込まれたテキストが大きな特徴となっている。下ネタやスラング、暴言の飛び交う赤裸々なセリフ群を楽しめるだろう。
本作には住人が行っているゴミの不法投棄を諌めたり、詐欺行為の全貌を暴いたり、不法に営業されている売春宿を摘発したりといった、社会の暗部を題材にしたアングラでほの暗いテイストのイベントが多数用意されている。独特のユーモアやペーソスに満ちた、ダークで独特な世界観を体験できそうだ。
マップの移動や選択肢を選ぶことによる会話だけでなく、アクション要素のあるミニゲームも数種類用意されている。シナリオはミニゲームの結果によって大きく変化していくようだ。
また、マルチエンディングの形式を取りつつも、意図的にセーブスロットを1つに絞り、任意のタイミングでのセーブ&ロードが行えない仕様となっている。それによってプレイヤーの選択によるシナリオの変化が強調されており、登場人物たちとの「一期一会」な出会いや別れを味わえるとのことだ。
「フリーク(奇人)」たちのひしめく村を訪れ、一筋縄ではいかない歪な生活を体験してみよう。
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