NINTENDO64互換機「Analogue 3D」が発売予定。4k解像度での出力およびアメリカ・EU・日本版のカートリッジに対応し、Bluetoothによる無線接続も可能

　レトロゲーム互換機の製作で著名なメーカーAnalogueが、新たにNINTENDO64の互換機を2024年にリリースする。商品名は「Analogue 3D」となっており、17日（火）現在価格やデザインなどの詳細は未定だ。

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1. Analogue Duo is shipping end of 2023.
2. Analogue Pocket Adapters are on target to ship by end of 2023.
3. Analogue OS 2.0 will be released by end of 2023 (with openFPGA display mode support)
4. DAC support with Analogue Dock/Analogue Pocket is coming early next…

— Analogue (@analogue) October 16, 2023

　音声および映像の出力はHDMI接続であり、4k解像度に対応しているとのこと。NINTENDO64実機では叶わなかった高画質でのプレイが可能になることで、見慣れた思い出深いタイトルを新鮮な気持ちで遊ぶことができるかもしれない。

　いっぽう、ブラウン管テレビの映像や64当時の映像出力を再現する機能も搭載されているとのことで、昔の環境に近いスタイルでゲームを楽しむこともできる。洗練された出力によって快適に遊ぶもよし、昔を思い出してノスタルジーに浸るもよしの、新旧を問わず多くの64ファンにとって嬉しい互換機だといえるだろう。

　また、コントローラーはBluetoothによる無線接続が可能だ。本製品に対応するコントローラーも別途発売予定とされている。

　公式サイトにおいて「Analogue 3D」はエミュレーターではないと記載されている。実物の64カートリッジを本体に直接挿入して使用するものとなっており、それによって高い再現性を保っているとのことだ。

　カートリッジはアメリカ・ヨーロッパ・日本版のリージョンに対応することがアナウンスされている。日本国内未発売タイトルを遊びたいユーザーなどにも有力となるだろう。

　テレビやモニターの環境や規格の変化により、昨今はNINTENDO64をはじめとしたレトロゲームを手軽にプレイすることが困難となっている。多数の機能を備えた「Analogue 3D」のような互換機により、当時のプレイヤーだけでなく、幅広い層がそれらのゲームに触れるチャンスが与えられることだろう。

　Analogueは本作のリリースにあたり、「64の再考」というコピーを掲げている。リメイクやアーカイブの機会に恵まれなかったタイトルも少なくない64の名作の数々を、「Analogue 3D」とともに再発見しに行ってみるのもいいだろう。

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