電ファミ編集部
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ローグライクカードゲーム『Slay the Spire』を原作とするボードゲーム『Slay the Spire: The Board Game』の日本語ローカライズを担当する株式会社ケンビルは、同作のリリース時期およびクラウドファンディング支援者を対象とした製品の配送を延期することを発表した。
【お詫び】
『Slay the Spire: The Board Game』について、海外出版社より(日本語版のみならず)全世界的な製造・お届け予定の遅延が発表されました。
詳細は活動報告をご確認ください。
当初のスケジュールよりもお待たせすることとなってしまい、大変申し訳ございません。https://t.co/lwDeqQla2F pic.twitter.com/xr9ByCxc3E— ケンビル (@tg_kb) October 16, 2023
一部言語版ファイルの提出の遅れにくわえ、プレイマットやトレイ、フォイルカードといった備品やコンテンツの設計などに時間を要していることが理由として挙げられている。制作に世界的な遅れが生じているとのことだ。
クラウドファンディング支援者への正式な配送は2024年4月以降となることが予定されている。
なお、ケンビルの務める日本語版の納品はスケジュールを遵守していたとのこと。
本作はローグライクカードゲームの金字塔ともいえる『Slay the Spire』の世界観を忠実に再現したアナログゲーム化ということもあり、非常に多くのユーザーから期待ないし支援を受けていた。
日本語版のクラウドファンディングは開始から10分で目標金額の500万円を達成したほか、最終的に6117万もの支援を獲得している。
リリースを心待ちにしていたファンないし支援者にとっては悩ましいニュースだが、本作の海外パブリッシャーは「この遅延によりさらに良い製品になるはず」とのコメントを残している。結果的に良い商品が手元に届くことを期待しながら、完成を心待ちとするといいだろう。
また、ケンビルは制作の進捗の共有を促していくとのことで、クラウドファンディングサイト「kibidango」上では製造中のアイテムの写真が公開されている。通常とは異なるベータ版のイラストがあしらわれたカードやクラファン支援者への特典である「鍵」タイルなどの写真を確認することが可能だ。
『Slay the Spire: The Board Game』は、原作の緊張感や中毒性あふれるシステムを再現しつつ、最大4人までの協力プレイが可能となっている。『Slay the Spire』の白熱するバトルを、実物のカードを用いて複数人で楽しむことができるだろう。
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