大人気街づくりシミュレーターの続編『Cities: Skylines II』発売初日から同時接続10万人突破と極めて高い注目を集める。ただし「動作が重すぎ」て賛否両論に

 スウェーデン・ストックホルムに拠点を置くパラドックスインタラクティブは10月25日(水)、新作ゲーム『Cities: Skylines II』を発売した。対応プラットフォームはPC(SteamWindows)、PC Game Pass

 また本作の発売にあわせて、ゲームの内容や各種媒体からのレビュー点数などを紹介する新規映像も公開された。

 『Cities: Skylines』はフィンランドのゲーム会社コロッサル・オーダーが開発し2015年に発売された都市開発シミュレーションゲームである。作中でプレイヤーは地形を変化させたり、道路や建物を配置したりして望みの都市を形成し、シミュレーションされた住人たちの生活を見守る。

 自由度の高い街づくりを楽しめる点が高く評価され、2022年には世界での累計販売本数が1200万本を突破した。

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(画像はCities: Skylines | Celebrating 12M Copies Sold | YouTubeより)

 今回発売された『Cities: Skylines II』は前作と比べプレイ可能なエリアが約5倍となり、自身の開発した都市を撮影するカメラ機能も強化されるなど、さまざまな点での進化・発展が売りとなっている。

 一方で、先の2022年12月には本作を始めパラドックスが販売するタイトルの価格を日本円で約30%値上げすることが発表され、ゲーム発売の直前である10月16日(月)にはゲームの最適化が「目標とするベンチマークに到達していない」ことを明らかにするなど、リリース以前から話題を集めてきた。

 Steam上のさまざまなデータを収集・公開している外部サイト「SteamDB」によると、本作は発売直後から同時接続者数が10万人を突破する大盛況となっているものの、リリース前からの発表に違わず相当のマシンスペックを要求する様子で、Steam上では「メニュー画面で18fpsだった」「とても重い」などのユーザーレビューが寄せられ、記事執筆時点でレビューの総合評価は“賛否両論”となっている。

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(画像はCities: Skylines II Steam Charts – SteamDBより)

 なお、Steamストアページに掲載されたニュースでは、グラフィック設定を変更し解像度を1920×1080(FHD)に設定、被写界深度モードを無効化するなどの対応をおこなうことが推奨されている。

 ユーザーレビューでも、FHD画質でのプレイならば極端な重さを感じない旨の書き込みが見られた。進化した街づくりに興味のある方は、自身のパソコンのスペックと相談しながら、本作の購入を検討してみてもいいかもしれない。

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(画像はTips: Our Guide to Optimize Performance | 『Cities: Skylines II』Steamストアページより)

『Cities: Skylines II』Steamストアページはこちら『Cities: Skylines II』Microsoftストアページはこちら

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電ファミ編集部

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