電ファミ編集部
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バンダイナムコフィルムワークスは10月31日(火)、『攻殻機動隊』公式グローバルサイトを公開し、原作者・士郎正宗氏が『攻殻機動隊』の制作について語る初のロングインタビューを掲載した。
『攻殻機動隊』は士郎氏が執筆し、1989年より雑誌「ヤングマガジン海賊版」にて掲載されたマンガ作品、および同作に端を発する作品群の総称である。作中では、核戦争を含む二度の大戦によって荒廃した2029年を舞台に、犯罪の芽を摘む“攻性”の組織「攻殻機動隊」と、組織に所属する謎の女性型義体(サイボーグ)「草薙素子」の活躍を描く。
人間の脳とデバイスを接続する技術「電脳」や人体の一部またはほとんどを機械の体に置き換える義体といったサイバーパンク的な要素に哲学的なテーマ、人間とテクノロジーの融合や個人のアイデンティティに対する深い考察など様々な点で評価された。
また、本作はアニメ演出家・映画監督の押井守氏が手がけ1995年に公開された劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(以下、『GitS』と表記)や同じくアニメ監督・神山健治氏によるテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(以下、『SAC』と表記)など数多くのメディアミックスでも知られている。
今回の発表によると、『攻殻機動隊』公式グローバルサイトでは原作マンガはもちろん、『GitS』や『SAC』、2017年に公開された実写映画版『ゴースト・イン・ザ・シェル』に2020年よりNetflixにて配信中の3DCGアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』をふくめた、すべての情報をまとめたサイトとのことで、日本語と英語の両言語によってコンテンツを世界に発信するという。トップページを飾るのは士郎氏描きおろしの草薙素子だ。
公式グローバルサイトにスペシャルコンテンツとして掲載されたロングインタビューは、士郎氏が『攻殻機動隊』の制作について初めて語るファン必見の内容となっている。
さらに、ヤングマガジンが運営するWebサイト「ヤンマガWeb」ではマンガ『攻殻機動隊』シリーズの無料公開を実施する。期間は10月31日から12月13日(水)まで。
無料公開されるマンガタイトルと対象エピソードは以下のとおり。
『攻殻機動隊』
1〜6エピソード無料(01 PROLOGUE〜06 ROBOT RONDOまで)『攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM』(現在第5巻まで発売中)
1巻無料(第1話〜第7_2話まで)『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(全5巻)
1巻無料(#001 緊急召集~#011 真相解明まで)『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 〜The Laughing Man』全4巻)
1巻無料(第1話~第10話まで)『攻殻機動隊ARISE ~眠らない眼の男Sleepless Eye~』(全7巻)
1〜2巻無料(第1話〜夏の終わりに 中編まで)『攻殻機動隊S.A.C. タチコマなヒビ』(全8巻)
1〜2巻無料(第1話 戦車を思考する(1)~第24話 ベルクマンの法則を思考する)『攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル コミックトリビュート』
全話待つと無料
くわえて、「攻殻機動隊M.M.A. – Messed Mesh Ambitions」と題したメディアプロジェクトでは数々の『攻殻機動隊』シリーズが提示してきた「問い」を積極的に継承しつつ、現代社会が抱える様々な主題に対して多様なゲストとともに議論していく見込みなので、興味のある方は今後も公式グローバルサイトをチェックし、情報をチェックしてみてはいかがだろうか。
プレスリリース全文は以下のとおり。
INDEX
平素よりお世話になっております。
1989年に「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」(講談社)で漫画家・士郎正宗が連載を開始したSF作品『攻殻機動隊』。押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーショ
ン、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、日本が誇るサイバーパンク作品として世界中に驚きと刺激を与えてきました。
このたび、拡大しつづける作品群をひとつにまとめた『攻殻機動隊』公式グローバルサイトを2023年10月31日(火)にローンチいたします。原作漫画はもちろん、押井監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から最新のフル3DCGアニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』まですべての情報をまとめたサイトで、日本語・英語の両言語によりコンテンツを世界に展開いたします。
サイトのトップページに埋め込まれている『攻殻機動隊』の主人公・草薙素子は、漫画家・士郎正宗の描きおろしになります。さらには、『攻殻機動隊』の制作について語るのは初めてとなるロングインタビューもサイトのスペシャルコンテンツとして掲載しております。
また公式サイトのローンチに先駆け8月22日(火)より『攻殻機動隊』の公式X(旧名Twitter)とInstagramもオープンしております。こちらもあわせてご覧ください。
『攻殻機動隊』公式グローバルサイトでは、各シリーズのあらすじ・キャラクター紹介などの作品概要、書籍やパッケージ、関連グッズの紹介、さらにはスペシャルコンテンツとして、このサイトでしか読めない関係者インタビューなどを掲載いたします。
また、「攻殻機動隊 M.M.A – Messed Mesh Ambitions」と題したメディアプロジェクトも始動。
一連の『攻殻機動隊』シリーズが提示してきた数多くの先駆的な「問い」を積極的に継承しながら、現代社会が抱える様々な主題に対する議論を多様なゲストの方々とともに展開していきます。
◀『攻殻機動隊』公式グローバルサイトのトップ画面
(イラストレーション:士郎正宗)
▲『攻殻機動隊』公式グローバルサイトのメインビジュアル
(イラストレーション:士郎正宗)
『攻殻機動隊』公式グローバルサイト
theghostintheshell.jp
『攻殻機動隊』公式X(旧名Twitter)
ユーザーネーム: @thegitsofficial
アカウント: theghostintheshellofficial
『攻殻機動隊』公式Instagram
ユーザーネーム: @theghostintheshellofficial
アカウント: The Ghost In The Shell Official
『攻殻機動隊』とは
1989年に漫画家・士郎正宗が、青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級「少佐」の彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語である。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えた。
その後1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めた劇場アニメーション『攻殻機動隊ARISE』、2017年にハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』が発表された。
『攻殻機動隊』は劇場アニメーション、テレビアニメーション、ゲームなど様々な広がりを見せるが、それぞれ漫画とは違った独自の物語、解釈や表現で展開されている。
サイト制作:maxillaプロフィール
■maxilla(マキシラ)
maxillaは、映像・音楽・ゲーム・漫画などコンテンツIPに特化した事業創出を行う株式会社Helixesのクリエイティブエージェンシー / ビジュアルプロダクション。
ブランドに新たなストーリーを紡ぐため、固定の手法に拘らず、既存の範疇にとどまらない新しいクリエイティブの開発を常に行う。
過去には米津玄師やyamaなど有名アーティストのMVにはじまり、ドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』のED映像、PARCO MUSEUM TOKYOで開催された『攻殻機動隊 SAC_2045』展示、TOMMY HILFIGER SS2023キャンペーンなど数多くの企画制作を手がけている。
https://maxilla.jp/
公式SNS運営 UltraSuperNewプロフィール
■UltraSuperNew(ウルトラスーパーニュー)
原宿生まれのクリエイティブエージェンシー。台湾、シンガポール、スリランカにも拠点を構える。外資系ブランドを中心に、コンセプト開発から企画実施、イベントプロデュース、ウェブ構築やSNSコンテンツの制作など、多岐にわたる広告サービスを展開。
過去には、Uber EatsやRed Bullの日本市場進出におけるコミュニケーションプランニングを担当。最近では、語学アプリDuolingoのキャンペーンとして、ユーモアのある誤訳を集めた「おかしな英語美術館」を手がけ、大きな話題を集めた。
ミレニアル世代とZ世代の声を代表し、アジアを牽引するエージェンシーとして、クリエイティブを追求し続けている。
https://ultrasupernew.com/ja/
M.M.A -Massive Mesh Ambitions-制作:川田洋平プロフィール
■川田洋平(かわた ようへい)
編集者。雑誌や書籍、広告、アーティスト等の印刷/制作物に関する編集/クリエイティブディレクションを中心に手がける。2017年から雑誌『STUDIO VOICE』(INFASパブリケーションズ刊)のディレクターを担当(vol.411-415)。2021年より、アジア圏の文化諸相にフォーカスしたプロジェクト「UNLIRICE」を共同主宰。東京・浅草の多目的スタジオ兼パブリッシングレーベル「RABA」共同主宰。
M.M.A -Massive Mesh Ambitions-制作:瀬下翔太プロフィール
■瀬下翔太(せしも しょうた)
1991年、埼玉県生まれ。編集者、ディレクター。NPO法人bootopia代表理事。ゲームとエッセイを制作するenchant chant gaming所属。2012年より批評とメディアのプロジェクト「Rhetorica」の企画・編集を行う。2015年に島根県鹿足郡津和野町に居を移し、2021年春まで高校生向け下宿を運営。主な著作に『新世代エディターズファイル 越境する編集──デジタルからコミュニティ、行政まで』(共編著、ビー・エヌ・エヌ、2021年)、『ライティングの哲学──書けない悩みのための執筆論』(共著、星海社、2021年)。
「ヤングマガジン」が運営するWebサイト「ヤンマガWeb」で、漫画『攻殻機動隊』シリーズの無料施策を行います。
▼展開媒体
ヤンマガWeb
▼フェア期間
10月31日(火)〜12月13日(水)
▼フェア内容
『攻殻機動隊』
1〜6エピソード無料(01 PROLOGUE〜06 ROBOT RONDOまで)
『攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM』(現在第5巻まで発売中)
1巻無料(第1話〜第7_2話まで)
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(全5巻)
1巻無料(#001 緊急召集~#011 真相解明まで)
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 〜The Laughing Man』全4巻)
1巻無料(第1話~第10話まで)
『攻殻機動隊ARISE ~眠らない眼の男Sleepless Eye~』(全7巻)
1〜2巻無料(第1話〜夏の終わりに 中編まで)
『攻殻機動隊S.A.C. タチコマなヒビ』(全8巻)
1〜2巻無料(第1話 戦車を思考する(1)~第24話 ベルクマンの法則を思考する)
『攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル コミックトリビュート』
全話待つと無料
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