猫と灯台守を使い分けて美しくも謎めいた島を探索するゲーム『Jasper’s Island』2024年に発売へ。古風な手描きアニメーションで描かれる動物たちの動きに注目。浜辺や洞窟、難破船を巡って島の秘密を解き明かそう

ニュージーランド・ウェリントンに拠点を置くLunchtime Bike Rideは11月1日（水）、同チームが開発中のゲーム『Jasper’s Island』を2024年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。

また今回の発表にあわせて、ゲームの内容を紹介する新規映像も公開された。

『Jasper’s Island』のなかでプレイヤーは灯台守と彼の飼い猫を操作し、謎めいた島を探索して島内に眠る秘密を解き明かしていく。ジャンプなどのアクションを用いて足場を乗り継ぎつつ先に進む、いわゆる「プラットフォーム」とよばれるゲームジャンルの一作。

本作の特徴として、灯台守と猫がそれぞれ障害物を取り除くための異なる能力を持っているため、プレイ中はそれらのキャラクターを使い分けながらステージを進んでいく点が挙げられる。

今回発表された映像を見る限り、灯台守は背中に背負ったジョウロのようなもので水を散布することができるようだ。猫は道中に落ちていた魚を食べていたが、これが猫の持つ能力かどうかは記事執筆時点では明らかになっていない。

また本作の公式ホームページに記載された情報によると、開発チームは人間ひとりと猫一匹によって構成されており、人間のカート・アダム氏はアート／ゲームデザイン／プログラムを担当し、猫のジャスパー氏は気を紛らわせたり抱っこされたりする担当とのこと。

猫のジャスパー氏とゲーム内に登場する猫は体毛の模様や片耳が欠けている点などの類似点があり、ゲームタイトルにも氏の名前が採用されていることから、チーム内でジャスパー氏が大いに愛されている点が窺える。

ちなみに、カート氏はゲームの3Dアーティストとしての側面も持っており、現在『ロード・オブ・ザ・リング』を題材としたゲーム『テイルズ・オブ・ザ・シャイア』の開発に携わっているそうなので、興味のある方はこちらのタイトルもチェックしてみてはいかがだろうか。

『Jasper's Island』Steamストアページはこちら