日本の風景を3Dでリアルに再現した“まるで実写”な鉄道運転シミュレーター『走る列車』が開発中。鉄の匂いまで感じとれそうな鉄道の空気をアンリアルエンジン5で忠実に表現する

個人ゲーム開発者のリズ氏は、日本の風景をリアルに再現した鉄道運転シミュレーター『走る列車』(RUNNING TRAIN)を開発中だ。 対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store)で、発売時期は2024年第2四半期頃を予定している。

『走る列車』は、日本の風景を3Dでリアルに再現した鉄道運転シミュレーターだ。

本作の最大の特徴は、その実写さながらのグラフィックだろう。これまでの鉄道運転シミュレーターでは、運転席からのリアルな風景を再現する方法といえば実写の映像を使うのが主流だったが、本作は最新のゲームエンジンであるアンリアルエンジン5で開発を行うことで3DCGによるフォトリアルな空間を再現しており、実際の運転席にいるかのような迫力ある体験ができるようになっている。

YouTubeで公開中の映像では、運行中に遭遇することになる遮断器などのリアルな音響や、天候が変化して雨が運転席のフロントガラスを打つ様子などが確認でき、本作の雰囲気たっぷりの運転の様子を見ることができる。

日本の風景を3Dでリアルに再現した“まるで実写”な列車運転シミュレーター『走る列車』が開発中_001
(画像はYouTube|[UE5] Japanese Train Simulator「走る列車」鉄道シミュレーター | Early Gameplay and NVIDIA DLSS Testより)
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(画像はYouTube|[UE5] 走る列車カメラテスト RunningTrain-sim camera testより)
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(画像はYouTube|[UE5] Japanese Train Simulator「走る列車」鉄道シミュレーター | Early Gameplay and NVIDIA DLSS Testより)

また運転席から周囲を見回したり、列車の周囲を観察しているカメラテストの様子も公開されている。なお列車については現実に存在する列車をモチーフにしつつも、権利関係に配慮し架空のカラーリングなどを採用していく予定のようだ。

なお製作者であるリズ氏のXによると、本作はリズ氏がたったひとりで開発を進めており、列車などのモデリングはBlenderを用いて自身で行っているようだ。

またリズ氏はPatreonで支援者を募集しており、月5ドル以上の支援者に対しては本作の先行体験ができるデモ版の配布も行っている。デモ版については、執筆時点でゲームパッド操作への対応も行われているとのことだ。

『走る列車』(RUNNING TRAIN) はPC(Steam、Epic Games Store)に向けて現在開発中だ。発売時期は2024年第2四半期頃を予定している。

本作のストアページについてはまだ公開されていないため、気になった方は製作者のリズ氏のXをフォローするなどして、続報を追われるとよいだろう。

『走る列車』製作者のリズ氏のXはこちら『走る列車』製作者のリズ氏のYouTubeチャンネルはこちら

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電ファミ編集部

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