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ユービーアイソフト、「有害認定したプレイヤー」に『自覚と更生を促す本』を配信へ。『シージ』『フォーオナー』で報告に応じ配信される

メンタルヘルス慈善団体「Safe In Our World」は11月2日、ユービーアイソフトと連携し、「ゲーム内での有害な行為」に対処するガイドブック「Good Game Playbook」を作成したことを発表した。

本ガイドブックは11月2日より『Rainbow Six Siege』と『For Honor』にて、妨害行為を報告したプレイヤー、報告されたプレイヤーへ自動的に送信される。現時点では英語とフランス語で利用可能だが、将来的にはほかの言語にも翻訳される予定だ。

「Good Game Playbook」は他人に妨害といった有害な行為を受けたプレイヤーのメンタルヘルスをサポートし、そして他プレイヤーに危害を加えている可能性のあるプレイヤーに自覚をもたらすことを目指したガイドブックだ。

ユービーアイソフトが自社のゲーム内の有害な行為への対策を実施することで、他の企業も後に続くことをメンタルヘルス慈善団体「Safe In Our World」は願っているという。

上述した目的に基づき、本書には自分でメンタルヘルスを安静にするセルフケアの方法や有害な行為がもたらす危険性などが掲載。一般的に「有害な行為をするプレイヤー」はシステマチックに排除される傾向が強いが、加害者側の更生を意識した試みである点がこの度の施策の特徴となっているだろう。

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本書には成人したプレイヤー6人のうち5人がオンラインゲームでハラスメントを受けたことや、83%の成人したプレイヤーがオンラインプレイ中にハラスメントを受けていることなど、ゲーム内での有害な行為にまつわる統計データも記載されている。

また、怒りへの対処法や、起こることでゲームに生じるデメリットなども紹介しており、ゲームに限らず有用なガイドブックとなっている。ゲーム内の妨害行為に苦しんでいる方や、ついゲーム中に他者を攻撃してしまう癖がある方はぜひ本書を読んでみよう。

「Good Game Playbook」の英語版はこちらSafe In Our World Ubisoft & Safe In Our World Partner to Combat In-Game Toxicityはこちら

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電ファミ編集部

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