『ちいかわ』島編の展開がホラーゲーム『SIREN』すぎるとSNSで話題に。「八百比丘尼」を思わせる、“人魚の肉を食べると永遠のいのちが手に入る”という衝撃の展開

イラストレーター・ナガノ氏による漫画『ちいかわ』において、連載中の「島編」がホラーゲーム『SIREN』と重なることが話題になっている。

『ちいかわ』はイラストレーター・ナガノ氏はX(旧Twitter)にて連載している漫画。「なんかちいさくてかわいいやつ」ことちいかわと、その友だちのハチワレ、ウサギのかわいらしくもどこかシビア、稀に不穏な日常を描く人気作だ。

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(画像は『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(1) (モーニングコミックス) Kindle版』より)

対して、『SIREN』は2003年1月にPlayStation 2向けに発売されたアクションホラーゲームで「どうあがいても、絶望。」というキャッチコピーを持つ作品。山中に位置する羽生蛇村を舞台に、屍人と呼ばれる不死の存在と村での儀式を描く。

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(画像はプレイステーション公式X(旧Twitter)より)

11月現在、島編の真相に迫る回想が連載されており、その中で人魚の「煮付け」を食らい永遠の命を手にする場面が登場。これがホラーゲーム『SIREN』のモチーフとなっている「八百比丘尼」を彷彿させると話題になった。

『ちいかわ』では2023年3月より島編と呼ばれるエピソードがスタートしている。ウサギが持ってきた“島でのカンタンな討伐で100倍の報酬”がもらえるチラシをきっかけに、ちいかわ一行は秘密が眠る島へと向かうこととなる。

島についた直後ちいかわたちは歌で歓迎されるも「たこやき」、「すきやき」、「ケバブ」、「てりてりソースの焼きそば」と歌詞の頭文字をとると「たすけて」になっていたり、何やら事情ありげな醸し出すモブ二人組が登場するなど、不穏なムードが漂い始めた。

住民によると、ちいかわたちが島で討伐を目指すのは圧倒的なフィジカルで何度も島を襲う「セイレーン」。その後、セイレーンは自身が従える人魚の肉を食らった島民を探すために島を襲っていたことが判明する。

何度かの交戦を経てセイレーンをなんとか追い払うことに成功するも、モブ二人組のうちのひとりが倒れてしまい、セイレーンと島民にまつわる過去が徐々に明かされていく──というのが11月現在までの展開だ。

癒し系ともいえる『ちいかわ』とホラーゲームである『SIREN』という真逆の作品の類似性についてSNSでは大きな話題となっており、漫画家の平野耕太氏やVtuberの白上フブキさんなど著名人が言及している。

永遠の命を手に入れたふたりはこれからどうなるのか、セイレーンと和解は可能なのか。絶望が漂い始める『ちいかわ』のハードすぎる展開に、目が離せない。

『ちいかわ』公式X(旧Twitter)

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電ファミ編集部

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